第7層 立ち止まり必須



 第7層


 ダンジョンでは、四人で行動するようになったステラ達。


 しかし、それでも解決しない問題があった。


 第七層では、次の階層に到達するための入り口が見つからないでいた。


 ステラ達は第七層をあちこちうろうろしているのだが、まるでヒントが分からない。


「普通だったら、次の階層に繋がる階段がどこかにあるはずなんだけど」

「ぜんぜんないよな」

「うーん。どうなってるんだろうねー。ニオさっぱりだよ」

「俺もお手上げ。ちんぷんかんぷんだわ」


 四人ともずっと、頭を悩ませていた。


 他のパーティーも同様のようで、ここから先へ続く攻略者がいないのが現状だった。


 第七層の人口密度がぐんと上がってしまっている。


 頭を切り替えるために、ステラ達はいったんダンジョン攻略をお休みして、休憩をとる事にした。


 まちを巡ったりして、それぞれ久しぶりにのんびりした時間を過ごしていく。


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