第6層 四人パーティー



 第6層


 第六層からは四人でダンジョンの攻略を進める事になった。


 なぜなら、パーティーの仲間が増えたからだ。


「よろしくね、ステラちゃん。ツェルト君」

「まあ、適当によろしくしといてくれな」


 増えた人間はニオとライドだ。


 最初はニオがステラ達を勧誘していた流れだったが、ステラの腕を見るうちに、ステラのパーティーへ入る流れになった。


 ニオが述べた理由は。


「戦ってるうちに、絶対ステラちゃんがリーダーになる。って流れが見えてたからね。それだったらニオ達がそっちに入った方がいいと思って」


 そんな具合だった。


 パーティーメンバーが四人になった事で、ダンジョン攻略はグンと楽になった。


 特にステラもツェルトも頭脳労働が苦手だったため、それら得意であるニオとライドの加入は大助かりだった。


「このマップずれてるよ。えーなんでこれで、今まで進めて来れたの?」

「二人ともアレだわな。迷路とか力技で壁ぶち抜いてくようなタイプ」


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