登場人物紹介 その1
※だいぶ登場人物も増えてきて、物語の性質上一回こっきりのキャラが多いので、ここら辺で登場人物紹介をしようと思います。どうぞよろしくお願いします!
・本多(人間、40歳前後)
ボサボサ頭で無精髭を生やした垂れ目の男。一応主人公で、医師であり、北陸地方のX市にある本多医院の院長を務める。
バツイチで、スクールカウンセラーも兼任し、牛車腎気丸という名の謎のペットを飼っているらしい。
性格はいいかげんでへらへらしており、しょっちゅう患者の名前を間違えたり、かなりの漫画・アニメオタクでもあるが、診療に関しては腕は確かであり、種族を問わず多くの患者を治療してきた。
レントゲン写真の読影が若干苦手であり、もっと放射線科を勉強しておけば良かったな〜とかいつも思っている。
医学に関する逸話を読むのが趣味で、変な論文を翻訳するのも好きである。
未だに謎の部分が多く、ていうか下の名前すら不明だが、セレネースに関しては何か特別な事情がある模様で、異世界の患者に、彼女に似た姿の人間と会ったことがないかしょっちゅう尋ねている。
最大の弱点は突っ込み役がいないとボケ技能を発揮できないことで、ドワーフのバレリンの診察時は密かにややピンチだった。
名前の由来は加賀ハ家の本多家から。
・セレネース(?)
全てが謎に満ちた赤毛の受付嬢兼看護師。性格は氷のように冷たくどんな場面でも大体は沈着冷静である。
胸は結構大き目。日中は本多医院の女子更衣室のロッカー内にて過ごし、夕方5時以降は業務に就く。
どうやら普通の人間では無さそうであるが、確かなことはまだ定かではない。胸には虹色の護符が貼り付いている。
伝説の魔女ビ・シフロールとなんらかの関係があるらしい……?
その身体能力は本多を軽く凌駕し、処置の腕前もピカ一である。
とにかく巨乳である。
・ミラドール(イーブルエルフ、67歳)
本作の記念すべき患者第1号。狩人が職業でクロスボウを主武器とする。
スィートクローバーが好物なためにうっかり死にかけた割と気の毒な方。
性格は至って真面目でえっちなものを見たり鼻くそをほじったこともない優等生。
正体を最後まで明かせないため種族を地の文で「妖精族」としてあるところに作者の苦労の跡が偲ばれるw
本人はあまり自覚が無いが、ごく一部で巨乳エルフと噂され、その希少価値ゆえ絶大な人気を博している。
現在はエロジジイのマンティコアと命知らずの少年と一緒に愉快な珍道中と思われる。
ちなみに「白猿の爪痕」は「ルーン・シーカー」の壮大な伏線なのでした。
・リリカ・アクリノール・ゾニサミド(バンパイア・ロード、自称17歳)
イーケプラ城の女城主。金髪碧眼の美少女だが、その実態は、非常に怒りっぽい、ユーパン大陸においては洒落にならないクラスの怪物……の筈だが、何故かクソ鳥(リリカ命名)や本多には手玉に取られてしまう、不憫なお方。
凄まじい血塗られた過去の持ち主だが、復讐を果たした後は楽しく生活している、という点では結構前向きなのかもしれない。
腹心の部下のロゼレムとはあんなことやこんなことをしてしまう仲であるが、切れるとすぐに彼をサンドバッグ代わりとするので、不死のバンパイアも意外と大変である。
生前は城の護符師に色々と教えてもらったため、護符造りの能力も有している。
昔流行った小説を読むのが趣味だが、継母に「目が悪くなる」と禁止された苦い過去がある。
よって現在は遺体の前でこれ見よがしに読んで、憂さを晴らしている。
・ロゼレム(バンパイア、年齢不詳)
イーケプラ城に住むバンパイアの一人で、リリカによって血を吸われて吸血鬼と化したため、彼女に絶対の服従を誓っている……が、どうやら生前より彼女に忠誠心を持っていた様子である。
リリカの気分変動に振り回される毎日であるが、主人の扱い方をよく心得ており、やんわりと対処している非常に良くできた人。
時々壁の骸骨のお手入れなどをしている(主人のストレス発散道具のため)。
・バレリン・ニトラス(ドワーフ、54歳)
ヨーデル村出身のエール造りの名人。やや猪突猛進な性格なのが玉に瑕。ガチムチのおっさんで、多分戦ってもそこそこ強いと思われる。
セレネースに悲鳴を上げさせるという他の何者にも出来なかった偉業を成し遂げた。
彼がトンズラしたせいで、ヨーデル村は現在強制断酒会状態という噂もある。
妻と二人の息子がいるが、全てを捨てて現在ルミエール付近をワインを飲み比べながらうろついている。
ちなみにバレリンシロップという薬剤は実在します。
なお、この物語は、現在ほぼザイザル共和国とグルファスト王国の二国を行ったり来たりしているだけです(イーケプラ島はどこの国か所在不明ですが)。
・モロ平野
文中に出没する夏野菜。
※すいませんが三日間お休みさせてください。次回は謎多き符学院が舞台です!
では、また。
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