第14話 最後の日

ここに来て2ヶ月が経っていた。

隼人、あきら、麻子かけがえのない親友たちととても楽しく過ごしていた。


ただ運命はやはりかえられない

ある日の夕暮れ

いつものように4人で遊んでると

あきらだけが体が透けていく、とうとう終わりの時間が来たようだ


あきら「凉子ちゃんと幸せになって待ってるから」


凉子「あきら!あきらーやだよまた会えたのに…やだよぉ」


あきら「俺には明日は来ないだけどお前が俺の明日最後の明日を見つけてくれ」


凉子「やだ!せっかく会えたのにせっかく…」


あきら「凉子俺はお前を…」なにかを言い残してあきらは消えてしまった。

はっと思いつき凉子は家に戻った

勢いよく家のドアを開けると玄関で父と母が消えかかっていた。


思わず3人は抱き合った。


父「凉子幸せになりなさい」

母「ずっと一緒にいてあげられなくてごめんね」

2人は涙目になりながら話していた。

そして消えてしまったのだった。


凉子「お父さんお母さん」

凉子は泣いていた。


そこに麻子と隼人が現れた

だが2人は子供の姿ではなく大人の姿だった


麻子「待ってるから早く起きなさい」

隼人「凉子ずっと俺たちは、そばに居たんだ」


凉子は眩しいほどの光に包まれた。



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