第10話 本来居るべき場所
俺は岡村翔太、最近入った会社の先輩の柳井凉子さん
仕事は出来るし美人だしあんな人を彼女に出来たらと身の程を知らない俺
でもそんな先輩がもう1週間も無断欠勤をしているらしい
そして俺は今、先輩の家の前に居る
なぜか田中先輩と清水先輩も一緒だ
清水先輩は、凉子先輩の部屋の番号をなぜか知っている
暗証番号を押せばドアが開くタイプらしい
恐る恐るドアを開けると凉子先輩が玄関で倒れていた。
心臓の音が大きく鳴った
早く大きくなるその音はとても耳障りだった
田中「救急車呼んでくる!」
清水「凉子!起きて!」
俺はどうしたらいいんだ?
凉子先輩は救急搬送されたが
命に別状ないらしいだか昏睡状態だという
病院でも原因がわからず
田中「岡村はそのまま"凉子"についてってやって」
清水「"また眠ったまま"なんて」
先輩たちはどうやら凉子先輩とは親しいらしい
岡村「わかりました。」
凉子先輩と2人だけになった
俺は凉子先輩に向かってたくさん話しかけた。
毎日毎日
今日あったこと、仕事で失敗してしまったこと
それからいつもそんな時に俺を気にしてくれる先輩の優しい所に救われていること
たくさん話しかけた
それでも凉子先輩に反応はなかった
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