第9話 父と娘

日記を読み終えて泣いている私のところに父親がやって来た


父「今の凉子はちょっと先の凉子なんだろう?」


凉子「うん!そうなの知ってたの?」

父は深く頷くうっすら父の目にも涙があった

父「人の寿命は変えることは出来ない父さんも母さんもあそこで死ぬ運命だったそして笹野くんも」


凉子は泣きながら父に問いかけた。

凉子「お父さんもお母さんも幸せ?笹野くんも幸せだったのかな?」


父は、凉子を抱きしめて自分たちは幸せだったと答えた。

父「そして笹野くんも凉子といた時間を大切にしていたと思うそれをこれから確かめれば良いんだ」と言ったのだった。


凉子「わかった明日から笹野くんとの時間を大切にするよ」


自分がなぜここに来たのかをその意味がわかったような気がしたのであった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る