様々な事情に翻弄されて生きてきた人々のお話。
読了後に抱いたのは、そんな気持ちでした。
主人公のゼロは、人間関係。
彼を四大精霊銃の指南役に選んだ天使は、昇進。
天使伝手に知った緋亜は、自身の力。
彼女に救われたアオは、出生。
そのすべてを緋亜が温かく包み込む。
聖人なのかな、と思うでしょうが、緋亜はそんな人物ではありません。
自身の力に悩み、受け入れ、また葛藤する。そんな人間味溢れる人物です。
だからこそ、ゼロとアオが惹き付けられたんだと思いました。
あと天使も。
そんな心温まるお話を読んでみませんか?