不倫したい!~夏子story~6
哲也:一人だからって、あんまり偏った生活するなよ。週末は、帰って来るから
夏子:子供じゃないんだから、大丈夫よ。てっちゃんも浮気しないでよw
夏子を抱きしめた、
哲也:じゃあ行ってくる、まだ体調戻ってないから気をつけてね
哲也は、関西に1年間だけ単身赴任することになった。関西の社員が、産休を取ることになり、一時的に人手不足を解消するためだった。夏子と哲也は、この離れることにお互いホッとしていた
あれから、まだギクシャクしている
頭ではわかっていても、まだ心がついていかない夏子
結婚して1年以上一緒にいるのに、独身時代に戻ったようだった
夏子もこのままではいけないという気持ちと母親になれない悲しさに、中々気持ちを整理できないでいた
哲也が、転勤で行って一か月、週末婚をしはじめて段々と、以前のような関係に戻ってきた
そんな時、哲也のスーツから一枚の名刺を見つけた
『今日は、楽しい夜をありがとうございました♡』
キャバ嬢からの名刺だった
夏子は、心がスッと冷えていくのを感じた
(お互い辛いと思っていたのに、てっちゃんはちゃんと楽しんでいたんだ)
夏子は、キャバ嬢たちの営業トークなど知る由もなく
勝手な誤解が、また二人をこじらせていく
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