不倫したい!~夏子story~
哲也からプロポーズされ、トントン拍子に進んだ
夏子は、ベタが好きだったため、夜景の見えるレストランで
プロポーズされ、ジューンブライドに憧れていたので結婚式は6月、もちろん新婚旅行は「ハワイ」!
哲也は、この夏子の夢を叶えるため、コツコツとお金を貯めた
今度は、子供や将来のために頑張らねばと、10歳老けた気分だった
でも、夏子の喜ぶ顔を見たら「まぁ~悪くないか」と仕事に邁進していた。
寿退社をし、いつでも子供を望めるようにした
子供もすぐにできるだろうと
今後の予定をニヤニヤ妄想していた結婚して3か月のころだった
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結婚して半年。妊娠した
夏子は、哲也が帰ってくるのを今か今かと、ご馳走を作って待っていた
哲也:ただいま~、、、あれ?暗い?なっちゃん?
パンッ! ビクッ!
夏子:てっちゃん、おかえり~♪
哲也:うわぁ~びっくりした!なっちゃんイタズラがすぎるよ~
夏子:えへへ~驚かせてごめんね~今日はお祝いだから!
哲也:誰の?誕生日ではないし?
夏子:この子の!
夏子は、自分のお腹を指した
夏子:妊娠しました!5週目だよ♪
哲也:・・・・・・・!
哲也はぎゅっと夏子を抱きしめた
哲也:さっきのよりもっとびっくりした!わぁ~やったー!
夏子は、うれしかった。この人と結婚して良かったと二人で抱きしめ合って、喜びが落ち着いた時
グ~~
夏子/哲也:・・・・・あは
夏子:てっちゃん帰って来たばかりだもん。お腹空いたよね
哲也:お腹空いた~
夏子:今日はごちそうだよ~お母さん直伝餃子に私の好物油淋鶏♪
哲也:さっきから良い匂いだもん、着替えてくる~
夏子:準備しとくね~ビールもキンキンに冷えてますよ~
哲也:なっちゃんさすが!すぐ来る!
穏やかな時間、子供の性別はいつわかるのか?
名前はなんにしようか?いつみんなに言おうか?
楽しい夜は更けていった・・・
それから3か月
「残念ですが、心音が確認できません」
夏子の1回目の苦しみだった
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