不倫したい!~優子サイドストーリー~大学編3
「〇〇も正確悪いよね~」
「よくこんな長い時間かけてやるよね」
「俺は、例えゲームでも手を抜かないの」
「明日で終わりなの?ほんと最悪だよね」
「結婚に夢見ている女の子の夢をぶち壊すなんて本当最悪」
「おまえらだって、面白がってたじゃないか、同じ穴の狢だろ」
「勉強もできて、性格もいいとか、どこのおとぎ話だよ」
「だから、ちょっとムカついてたけど、やっぱり酷い話よね」
優子は、息を殺して聞き耳を立てていた
彼は、今日インターン先の人と飲み会じゃ、、、?
なんの話をしているんだろう
でもさっきから心臓の音がうるさくて
冷静でいられない
「でも、まさか結婚までプラトニックでいくとはね」
「結婚するまで、セックスしないとか、マジで化石かよ!どの時代に生まれたらそうなるんだよ」
「ここまでさせられたから、最後まで夢は見せてやろうと思うじゃん」
「明日、ヤッたら捨てるの?マジ、クズじゃん」
「本当はすぐに、ヤって別れるはずだったのに、ここまで引っ張られるなんて思ってもみなかったんだから、俺すごくね?」
「なんで、意地になってんだよ、そこは優しさ見せて早く別れてやれよ」
「嫌だね!大学で100人切り目指してて、アイツで最後だ。ここまで、待ったから最後までヤリたいねw」
「お前、本当にクズだな、そろそろ友達関係考えるわ~」
「まぁまぁ、お嬢様に世間の厳しさを教えてあげる俺優しいと思わないかね」
「思うかー! あはははは」
廊下に笑い声が響き渡り
優子は、静かに玄関を閉めた
頬に、涙を流しながら、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます