不倫したい!~優子サイドストーリー~大学編3


「〇〇も正確悪いよね~」


「よくこんな長い時間かけてやるよね」


「俺は、例えゲームでも手を抜かないの」


「明日で終わりなの?ほんと最悪だよね」


「結婚に夢見ている女の子の夢をぶち壊すなんて本当最悪」


「おまえらだって、面白がってたじゃないか、同じ穴の狢だろ」


「勉強もできて、性格もいいとか、どこのおとぎ話だよ」


「だから、ちょっとムカついてたけど、やっぱり酷い話よね」


優子は、息を殺して聞き耳を立てていた


彼は、今日インターン先の人と飲み会じゃ、、、?

なんの話をしているんだろう




でもさっきから心臓の音がうるさくて

冷静でいられない


「でも、まさか結婚までプラトニックでいくとはね」


「結婚するまで、セックスしないとか、マジで化石かよ!どの時代に生まれたらそうなるんだよ」


「ここまでさせられたから、最後まで夢は見せてやろうと思うじゃん」


「明日、ヤッたら捨てるの?マジ、クズじゃん」


「本当はすぐに、ヤって別れるはずだったのに、ここまで引っ張られるなんて思ってもみなかったんだから、俺すごくね?」


「なんで、意地になってんだよ、そこは優しさ見せて早く別れてやれよ」


「嫌だね!大学で100人切り目指してて、アイツで最後だ。ここまで、待ったから最後までヤリたいねw」


「お前、本当にクズだな、そろそろ友達関係考えるわ~」


「まぁまぁ、お嬢様に世間の厳しさを教えてあげる俺優しいと思わないかね」


「思うかー! あはははは」




廊下に笑い声が響き渡り

優子は、静かに玄関を閉めた




頬に、涙を流しながら、、、


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