不倫したい!~優子サイドストーリー~大学編2

大学を卒業したら、すぐに結婚してほしい

そう言われて付き合い始めた、


大学卒業まで、2年


学業も料理も、彼との仲も深めるべく


すごくがんばった!


正直、すごく好みのタイプではなかったが


真っすぐに見て、結婚を申し込まれた姿に


惚れてしまった


努力すれば、夢は叶うのだって


神様、こんな素敵な人とめぐり合わせてくれて


ありがとう、っと心の中でつぶやいた


幸せだった、彼は同じ経済学部


彼の交友関係は、とても幅広く


勉強になることが多かった


苦手な人も多かったが、これも


結婚後のお付き合いのために頑張った


いよいよ、卒業間近のクリスマスイブ


残念ながら、インターン先の会社の人とのお付き合いで


彼は、その日会えないと言われた


次の日、クリスマスに会うと約束をした




いつもは、彼の約束を守るのだが、


結婚も近いし、きっとプロポーズされるだろうと


こっそり、彼の部屋でサプライズして


クリスマスプレゼントをあげようと準備していた


クリスマスイブ当日


バイトを終えて、彼が飲んで帰るなら


何かお腹に優しいものでも作って置こう


スーパーで買い物を済ませて,

彼のマンションに向かった


時刻は、21時10分


合鍵でオートロックを開け、彼の部屋に向かった


カギを開けてそっと、中に入ると


暗いはずの部屋から明かりが少し漏れていた


電気つけっぱなしで、出たのかな?


明かりと一緒に声も聞こえてきた


「あぁ、やっと終わるよ」






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