第4話 クマールの七年間
チームが解散してクマールはただのクマに戻った、クマールはゼンリの祖父妖力に操られゼンリ達の味方になった。本当だったら殺されてもおかしくなかったが今では立派な妖力使いになっているがもう戦いは当分嫌だと思っていた。
「大事な仲間をなくしてまで戦いたくない」とゼンリに言ったら「俺たちもそうだ、だから七年後会おう」と言われた。七年間い必死に修行をするための解散だった。
ユーコが魔物に殺されたのはクマールを守るためだった、クマールが魔物に食べられそうな所をユーコが身代わりに食べられてしまった。ユーコならあんな魔物を倒せるだろうと思ったが簡単に食べられてしまった。ユーコが食べられたのは自分のせいだと思い込んでいた。もう戦うのは辞めよう、勇者達ともてはやされたこともあったが
勇者なんか辞めてしまえば良い。半年後ゼンリがクマールの所へやってきた、半年前とオーラが全然違った。
「クマールまだ落ち込んるのか」
「当たり前だ」
「じゅんが魔物に食べた人間をもとに戻す方法を見につけた」
「ユーコを食べた魔物を見つけてユーコを奪還するんだ」
「そんな事できるんだな、オラにもなにか出来るかな」とクマールは悩んだ、2日くらい悩んだが悩んでもしょうがないということで仙人の所へ行くことにした。
仙人は「やっと来たか」と微笑んだ「はい。ゼンリの言葉で吹っ切れたので」
「これからの修行はきついぞ」
「わかっています、お願いします」
仙人の特訓内容は食事は一週間に一回、山にいる魔物を一日50匹以上倒すというものだった、お腹がすくと妖力を使いづらくなる、妖力が駄目なら素手で戦うしかない、クマールは素手で戦うのが一番苦手だった、妖力は誰よりも負けると思ったことは無かったが素手だったら小学生にも負けるだろうと思っいたが仙人が素手で戦うコツを教えてもらい素手で戦えるようになった、素手が駄目なら食いちぎれと仙人は言った。
「お前は熊なんだから人間と同じ戦いかたをしても仕方ないし、勝てやしないだからこいつには勝てないと思ったら食いちぎれ、そうすればお前の妖力も上がってい」
仙人はもちろんマイナスな面もあるといった、自分より強い妖力を食べた場合妖力に飲まれてしまい、魔物になる可能性があるから気持ちを強くもてと言われた。
クマールは山に閉じこもり精神統一に入った、精神が弱いものは魔物に負けてしまう。仙人から与えられる食事は2週間に一回となり、お腹が減ったら自分で狩りをして精神統一に入っていった。
突然ゴーグルから通信が入る、とうとう俺たちの出番かと思い精神修行を辞め
そのあたりにいる猪たちを食べてゼンリ達のいる所へ向かった。
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