1ターン目:「旧市街」術・狂

【GM】

■1ターン目

「旧市街」でバーサーカーとキャスターが遭遇しました。

旧市街に《陣地》が作成されました。


【キャスター&マスター】

城下に広がる街並みの中でもより古い歴史を残す旧市街。キャスターらはその旧市街のはずれに位置する屋敷を拠点とし、自らの陣地を作成した。


【キャスター&マスター】

すでにキャスターの領域と化した屋敷内は、キャスターの魔術をより効率的に稼働できるよう魔力が張り巡らされ、彷徨う悪霊やのたうつ魔性が跋扈していた。


【キャスター&マスター】


【バーサーカー】

ではそこの扉をバーサーカーがノックしますね


【バーサーカー】

「ノックノック!」


【マスター(キャスター陣営)】

「・・・どうやらさっそく客人らしい」


キャスター&マスター】

屋敷の扉がひとりでに開く。


【バーサーカー】

「おいおい、こんな大きいお屋敷なのにお出迎えもないのかい」


【バーサーカー】

「あ、それとも自動ドアだった?恥ずかしいことしたな……」


【マスター(キャスター陣営)】

「すまないね。しかし、こちらの警戒ももっともだと思ってほしい・・・まずは来訪の目的を聞こうか?」

物陰からマスターが姿を現す。キャスターの姿は見えないが、霊体化して控えていることは明らかだった。


【バーサーカー】

「近くでご飯食べてたんだけどさ、陰気な気配が流れてきておいしく食べれないんだけど」


【マスター(キャスター陣営)】

「・・・そんな理由で?いや、表立った交戦の意思がないならそれでいい。それはこちらとしても同じだからな」


【マスター(キャスター陣営)】

「お前はユグドラシルのサーヴァントではないんだろう?」


【バーサーカー】

「……あ、そうそう!そちらさんも聖杯戦争参加者?」


【バーサーカー】

「だったらさ、僕のこと知らないかな。困ったことに、僕ってば僕のことすっかり忘れちゃってて」


【マスター(キャスター陣営)】

(なんだ・・・記憶が欠落している・・・・?なんにせよ得体が知れないな)

「悪いが、心当たりはない。今回の聖杯戦争、敵以上にこちら側の情報に乏しくてな」


【バーサーカー】

「んー、こんなに麗しい美青年の顔を見忘れたってことはないもんな」


【バーサーカー】

「じゃあ仕方ない。そんで、ここの人たちも気味悪がってるんで他所行ってほしいんだけど」


【マスター(キャスター陣営)】

「残念だがそれはできない。俺たちの相手はユグドラシルだ。そのためには色々と準備が必要でね」


【マスター(キャスター陣営)】

「こちら側で無用な潰し合いをしようとは思っていない。当然・・・共通の敵が落ちるまでだが」


【バーサーカー】

「んー、じゃああんまり怖がらせないようにその辺のグロい人たちにも言っといてくれたらそれでいいや」


【マスター(キャスター陣営)】

「ああ、もしこのまま去るというのなら、お前にも、市街地にも手出しはしない。神秘の秘匿くらいは弁えてるさ」


【バーサーカー】

「穏健派だね。慎重って言うのかな?」


【バーサーカー】

「そちらのサーヴァントも、不必要な情報は与えたくないって感じだ」


【キャスター】

「気づいているか。まぁ、そうだろうな」

実体化するキャスター。


【キャスター】

「横のこいつが言った通りさ!俺は待つのが得意でね」そう言ってキャスターは薄笑いを浮かべる。


【バーサーカー】

スン、と鼻を鳴らす。


【キャスター】

「用がねぇなら、俺のナワバリからは消えることだ」


【バーサーカー】

「なるほどね。結構混ざってるのか」


【バーサーカー】

「僕も相手を選ばずバチバチってスタンスじゃないけど、町の人たちがあんまり怖がるようならその時はまたお邪魔するからね」


【キャスター】

「いずれ会うこともあるだろうさ・・・どんな形であれな」


【バーサーカー】

「釘は刺したから」


【バーサーカー】

「それじゃあね、ミスター・クラムチャウダー。お邪魔しました~」


【バーサーカー】

という感じで遭遇フェイズを終えようと思います


キャスター&マスター】

こちらも終わりで大丈夫です。


【バーサーカー】

育ちが良いのでちゃんとドアを閉めて帰ります

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