第19話 アナタダレデスカァ!!

「母さんどゆこと!?なんでマリアさんいるの!?」


「えっとね~…アクセス的に考えたら私達の家にホームステイした方がいいじゃない?いるのは数日だしね。だから会った時にアクセス面を考えて私の家に来ないか?って言ったの」


「なるほど。…ツッコミたいところだけど…

了解。」


「助かるわ~!マリアちゃんは客室2を使ってもらって?」


「え なんで?」


「客室1に行けば分かるわよー」


(プツッ)


電話が切れてしまった…客室1を見ろ…

だっけ?誰かいんの?


(ガチャッ)


「さっちゃんはやく帰ってこない

かっ…な………あ」


「あ」


「あ~……お帰り?さっちゃん?」


「なんであなたがここにいるんですか……

くるみ先輩」


「社長さんにここに数日間泊まって~って

言われまして!!」


「これも母さんかよ……」


「取り敢えずおかえりなさい!マイショタ!」


なに言ってるんだこの人…というかマイショタってなんだよマイショタって……


「もう考えるのやめますね~あ。夜ご飯は

1時間後ですので」


「あっちょっちょっと~……ん?」


「¡Satsuki-chan! ¡Esta habitación tiene una gran cama! ! ¡Es el mejor! ……¿defecto? quien es esa mujer」

(皐ちゃん!このお部屋すごくいいベットね!!最高だわ!……あら?そこの女性は誰かしら)


「っ…っ…」


なにピクピクしてるんだこの先輩


「どうしました?くるみ先輩」


「アナタァ…アナダァダレデュェスカァ!!」


なんか壊れた?この先輩。


「Te llamas Kurumi-senpai, ¿verdad? Me pregunto qué idioma era popular en Japón en ese momento... ¿era Ondure? Es como decir un nombre así, ¿no? ¿Eres una chica divertida?」

(くるみ先輩って言うのね……あら…?

その言い方は一時期日本で流行った何語だったかしら……オンデュレ語だったかしら?

そんな名前の言い方に似ているわね?面白い

女の子だわ?)


「No creo que sea un asunto tan trivial...」

(そういう呑気な問題じゃないと思うけど…)


まぁ……いいか




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る