2022.12.6
家の近くで今どき珍しいヤンキーファッションのお兄ちゃんを見かけた。一周回ってシャレオツである。とはいえ今日は寒かろうな。
治安の良い新興住宅地を転々とする転勤族だったので、群れを成すヤンキーって漫画の中でしか見たことない。だからもしかしたら現実世界でヤンキーを見てもヤンキーと認識できないかもしれない。
いまどき剃りこみ入れてる男の子なんかいないと思うし、眉毛もオシャレに整えていることでしょう。
令和のヤンキーは湘南乃風を「ああいう芸風なんだな」と思って、なんなら「ピコ太郎とかゴールデンボンバーみたいなやつでしょ」と思って幼少期を過ごしてそうなので、普通に美意識高そう。
病院終わりにクリスピークリームドーナツを買ってきた。バースデークーポン、あと三回は使いたい。年末年始も一緒に過ごそうね、オリジナルグレーズド!
結構早く帰ってきてしまったので、思い切って録画アニメを消化。今日は意外と疲れなかった!
風の噂で近年稀に見る大改編と聞いていた弱ペダ五期。走る浦久保くんが見られなかったのは悲しいが、代わりに熊台にスポットが当たり、最後は思わずうるっとしてしまった。
「大濠くんと山際くんと、吉本くん達もいたっけ? みんなで天草パールライン走ったの楽しかったよね~!」ってあるはずのない記憶が蘇るレベル。
さっき急にタイトルを思い出したので「さよなら子どもたち」のあらすじをググってみた。
流石にラストの「さよなら子どもたち」って台詞だけは覚えてるけど、あとはまったく覚えてない。転校生がわちゃわちゃやるフランス映画と言えば「コーラス」だから、記憶が上書きされちゃったのかもしれないな。
コーラスはボヤ程度で済んだのだったか忘れたけど、戦時中が舞台の寄宿学校とか孤児院とか、最終的に潰されたり瓦解してなくなる映画が多い気がする。学校じゃなくて閉鎖的な田舎町だけど「ぼくは怖くない」もわりとそんな感じか。
我ながら、映画のうろ覚えが酷い。ほぼ覚えてないじゃん!
なんで「さよなら子どもたち」を思い出したかというと「さよなら絵梨」のことを考えていたから。
「ぼくのエリ」は三日寝れないくらいショックを受けた作品だった。だから、自分の愛してやまない映画に対してアンサーソングを捧げるように自分の作品を生み出して公開した藤本タツキ先生のことがとても羨ましい。
私もそんな寝れなくなるほどショック受けるなら、いつかそういう昇華ができたら良いよね。
ショックすぎて二回目以降が未だに観れてないから、アンサーやオマージュ、ラブレター的な作品を自分なりに描くにしても「ぼくのエリ」はまだ二百年くらい先になりそうだな。だから向こう二百年は殴られっぱなしで耐える。
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