finish once
episode.14
「さて、本日のお話はここまでですよ」
神父は優しい声で子供達に微笑む。
「えー、もっと聞きたい!」
何人かが駄々をこね始めるがもう夜は遅い。
「悪い子には夜に悪魔が来て虫歯になっちゃいますからね。お部屋に戻ってお眠りなさい」
子供達の頬を指で弾き子供達を寝室へ移動させる。
「おやすみなさい」
ドアを閉めると彼は大きく息を吐く。
「■と■■の■お話しは……」
「終わらせるにはまだピースが足りませんからね」
そこにいるのは人か死徒か。
「それとも……神でしょうか」
月に照らされた神父の目はだけが紅く浮かんでいる。
end once
カルトとブーム Cults & Booms Hunting Demons なめがたしをみ @sanatorium1014
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます