第十八章 kid, I like quartet
未完成フェスティバル、東海北陸ブロックの二次予選ライブが開幕した。
主催者からの簡単な挨拶のあと、トップバッターであるSleepwalk Androidへバトンが渡される。
待っていましたと言わんばかりに、ドラム担当の建山さんがオープンハイハットを四発鳴らすと、塊となった音が一気にライブハウス中に放たれた。
敵情視察ということでライブハウスのフロアへ出ていた僕と陽介は、彼らのサウンドの圧倒的物量に押しのけられそうになる。
曲は彼らのライブの人気曲から三つを選びだしたセットリスト。
一組目なのに会場内はもう、このバンドで決まりなんじゃないかという雰囲気に包まれ始めていた。
オンラインでもこのライブが同時配信されているけれども、画面の向こうの人たちですら同じことを思っているかもしれない。実力だけみたら、彼らのほうが格段に上。それだけは認めざるを得ない。
「……やっぱりあいつら、この三曲できたか」
「あの人たちの鉄板のナンバー三つだもんね。本気で獲りに来てるよ」
「まるで会場は焼け野原だな。相当な何か突出したものがないと、この雰囲気をぶち壊すのは大変かもしれない」
「確かにこの後っていうのは演りにくいね。でも……」
僕が言葉を続けようと思ったところ、陽介も同じことを考えていたのか、不敵な笑みをこぼす。
「不思議と負ける気がしないね」「不思議と負ける気がしないな」
語尾以外完璧にシンクロして、思わず苦笑いする。
いっちょやってやろうぜと陽介が僕の背中をポンと叩くと、僕もそれに応えるように「ああ」と一言だけ交わした。
出番が迫ってきた。僕らはステージに上がりセッティングを始める。リハーサルでは時雨だけ音出しができなかったので、そこを念入りにチェックしていた。
「出音、こんな感じでいいかな? 岩本くん、どう思う?」
「良いと思う。けれど、お客さんが多くなると衣服に高い音が吸収されてしまうから、少しだけ高音域を強めに出すと良い」
「わかった。ありがとう」
全体のサウンドを陽介が調整する。時雨も彼の耳には信頼を置いているのか、アンプについている
理沙のベースはいつものドスッとくる感じが出ている。こちらも大丈夫そうだ。僕もセッティングは完璧。陽介も納得がいく音に調整できたようだ。
一周目のときから、サウンドに対する彼への信頼度は高い。僕らがフラフラしていても、必ずその時のベストな音を陽介は導いてくれる。それが彼の強みであり、二周目なってもリスペクトを向けられる理由だ。
みんなのサウンドが出揃うと、陽介が僕に向かって一言告げる。
「融、最後にちょっとだけ音出ししよう」
「オッケー。じゃあ時雨、あれ頼むよ」
「うん」
時雨は首を縦に振ると、自分のギターをゆっくりかき鳴らし始める。
――すうっと空気を吸い込んだ後、時雨が歌い出したのはthe pillowsの『Funny Bunny』だった。
時雨の声に合わせてキーを変えたその曲は、透明な声を乗せて地を踏みしめるように進んでいく。風の強い日、嵐の日でも前を向くような歌詞は、焼け野原になったオーディエンスの中でもブレずに響き渡った。
一度壊されてしまった時雨の
既に勝負ありだという、消化試合のような空気感は、このわずかな時間で変わりつつあった。
「……音出し、バッチリだよ」
確信を持って時雨がそう言う。
「よし、じゃあ演ろうかみんな。色々思うところはあるかもしれないけどさ、全部音に昇華してやろう」
「そうだな」「ああ」
僕は皆と目を合わせる。不思議とこの瞬間は、この四人なら何をやっても上手くいくようなそんな気持ちだった。
炎上した陽介の動画チャンネルに突如現れた四人組のバンド。あのミュージックビデオは評判を呼んだ部分もあれば、さらなる批判を招いたところもある。
でも確かに言えることは、あの一手で間違いなくリスナーの目線は僕らに向いた。この会場のお客さんも、オンライン配信を見ている人たちも、良いか悪いかは別にして皆注目しているのだ。この逆境のなか訪れた、僕らの音楽を知らしめる最大にして最高のチャンス。そして、遠く海の向こうにいる時雨のお父さんへ活躍を見せつけられるまたとない機会なのだ。
高ぶる気持ちを一旦落ち着かせようと、僕は深呼吸する。息を吐ききった後、手を上げてPAさんに合図を送ると、ステージの照明が一旦暗くなった。それに続いてステージ転換のBGMがフェードアウトすると、会場はまるで世界から孤立したかのように静まり返った。
静寂を切り裂く雷鳴のようなギターが鳴る。陽介が小気味よいリズムでリフを刻み、愛機のギブソン・SGスペシャルがうなり始めた。
追いかけるように時雨がフェンダー・ジャズマスターの六本の弦をかき鳴らす。僕のビートが始まると同時に理沙のフェンダー・プレシジョンベースの重低音が皆の背中を押していく。
音がひとつずつ重なる。紛れもなく現時点で世界最高の四重奏がここからスタートする。
――さあひっくり返そう。全部塗り替えてやれ、僕らの最高出力で。
※※※
気がつくと、俺はギターの三弦と四弦でリフを刻んでいた。
拍を取るために融が踏んでいるハイハットのペダルが、小気味よくBPM一九〇をキープしている。
後を追いかけるように奈良原がジャズマスターをかき鳴らす。高まって来たところでブレイクが入り、タイトルコールが爆音をすり抜けるように響き渡る。
「――『Dear My Friend』」
その一言を皮切りに、待っていましたと言わんばかりにリズム隊の二人が援護射撃を仕掛けてきた。
融の軽快なエイトビート、片岡の真っ直ぐ突き刺さるベース。
この曲の原案を出したのは融だった。でもなぜかあいつは、お前ならもっとカッコいい曲に仕上げてくれるからと、この曲を俺に託した。
全く、芝草融というやつは不思議なやつだ。
出会って最初の頃は、俺のほうからバンドに誘ったが断られてしまった。理由は簡単。奈良原時雨が本物のソングライターであり、唯一無二のボーカリストであるからだ。
俺があいつと同じ立場でも、奈良原の才能に間違いなく惚れ込むだろう。悔しいけれど、俺なんかより何百倍、何千倍もすごいのだから、仕方がない話。
それに、あいつとは一度対立もした。なんなら、白黒はっきりつけようとライブで勝負なんてこともした。もちろんあっさり負けた。
でもそれは俺にとって汚点ではなく、むしろ前を向くための原動力になった。不思議とあの三人には嫉妬ではなく、憧れの気持ちが湧いてきたのだ。
あいつらに追いつきたい。俺にとって音楽という不確かなことばかりの航海の中、明確にはっきりと見える灯台のような明かり、それがストレンジ・カメレオンだった。そこにたどり着きたい一心で、もっと音楽と真正面から向き合うことにした。
しかし、その気持ちを逆手に取ろうとしたやつがいた。俺はできる限り自分自身で歩みたいとそいつを拒んだが、どうやらその一手で俺はそいつの逆鱗に触れてしまったらしい。
止まらない嫌がらせ、心を折らせて屈服させた上で自分の配下に取り込もうとする、まるで侵略者。
その程度は耐えればなんとかなる。自分のことよりも、やつの魔の手が
俺は全てを一人で抱え込むことにした。共倒れになるくらいなら、俺一人苦しんでいたほうがいい。でも、融はそうさせなかった。
バカなやつだなと思った。俺を助けるということ、それはつまり、わざわざ茨の道を歩くということだ。そんなの、まともとは思えない。
でも今の俺は、あえてこの道を行く芝草融というやつをとてもカッコいいと思える。
俺なら絶対に諦めてしまうことを、こいつはどこまでもしつこく粘る。自分のことを凡人だと融は言うけれども、それがわかっているからこそ強い。
そうしてこのバンドに入れてもらった。どうしても俺が必要なのだと彼は言う。それが本音なのか口実なのかはわからない。
ただ、このステージに立った以上、俺にできることというのはひとつしかない。
このバンドで、最高のサウンドを鳴らす。仮に、俺が必要だと言ってくれた融の言葉が口実だったとしても、それが本音に塗り替えられてしまうような、そんなサウンドを。
奈良原が透き通る声でサビを歌い上げる。
そのサビの勢いそのまま、俺のギターソロがやって来た。
今出せる全力をぶつけてやる。
足元に置いてあるチューブスクリーマーというエフェクターを踏みつけると、ギターの音は激しさを増す。
正確なタッチとか、テクニカルなフレーズとか、そういうものはもういらない。熱量という熱量、それをぶつけることだけしか頭にない。弾き手である俺のこの感情を、最高効率で音へと変換していく。
――ありがとうみんな。俺がここにいること、絶対に後悔させないから。
※※※
周りがすごすぎて自分だけが置いていかれる。人生で一度大きな失敗をしたからこそ、そうなったときの辛さというのは私自身が一番よくわかっていると思う。
時雨はすごい。融もすごい。もちろん、岩本だってすごい。
どうにかして皆に追いつきたくて、置いていかれたくなくて、私は色々な知識やテクニックに手を出す羽目になった。
よくよく考えたら、根が不器用な私にそんな
でも、そんな負のスパイラルから救ってくれたのは、やっぱり融だった。私の本来のスタイルを貫くこと、得意なことをブレずにやり続けることがこのバンドに必要なのだと身体を張ってまで教えてくれたんだ。
新曲の『Dear My Friend』は、ライブの開幕にもってこいのスピード感あるナンバー。パンクロックが好きな私にとっては、とても弾き心地のいい曲だ。
会場内は建山とかいう先輩のバンドに圧倒されていて、勝負ありという雰囲気になりかけていた。でもそんなのお構いなし。誰よりも前を追い続けた私だからこそ、絶対に追い抜いてやるという強い気持ちがあった。ここで、この四人で、今私たちが出せる全力で、ここにいる誰よりも先へ行く。ベースを刻む私の両腕は、その一心で爆音を鳴らしていた。
体力とか気力とか、後先なんて考えない。このあとぶっ倒れてもいい。私らしく向こう見ずに、アウトロまで最高出力で重低音をぶちかます。
「――愛知県から来ました、私達が、ストレンジ・カメレオンだ。今日はよろしく」
私のこのバンドでの新しい役目。人前で上手に喋れない口下手な時雨の代わりに、こういう挨拶とか曲間のMCとか、そういうことは私の担当になった。生まれてこの方ずっと呪っていたはずの政治家の血がこんなところで活きてくるとは思いもしなかった。でも、それが私にしかできないことであるのならば、喜んで受け入れよう。
一曲目は終わった。その余韻ともいえる
その轟音の中でもはっきり聴こえる透き通った声で、時雨は次の曲をコールする。
「――『トランスペアレント・ブルー』」
まだまだいくぞ。インチキ野郎どもに負けてたまるかってんだ。
※※※
一曲目、『Dear My Friend』を駆け抜けて、ライブハウスの中は色々な音が入り混じっていた。
楽器の音だけでない。おそらく岩本くん、いや、私たちに対する疑念や戸惑いの声なんかも含まれているはず。全部が全部、好意というわけではない。
でも融は言った。皆の興味を引いているこの瞬間が一番のチャンスなんだと。こういう逆境のときこそ、私たちは真価を発揮してきたじゃないかと。
画面の向こう、オンライン配信では海の向こうに住むお父さんがきっと見てくれている。絶対に全国大会に出て、ステージに立つ私の姿を今度こそお父さんに見せてあげたい。そう決意するかのように、私は次の曲のタイトルコールをする。
「――『トランスペアレント・ブルー』」
直後、大きな音の壁を突き刺すように融がドラムスティックでカウントを入れる。カウントの四つ目の音が放たれると同時に、ステージ前方にいる私と理沙と岩本くんの三人は各々の楽器へと腕を振り下ろした。
メロディーや歌詞がたくさん浮かんでくるのは私の得意なところだと思う。けれども、感覚頼みなやり方すぎて、今まではそのアイデアのかけらを上手くつなぐことができず、曲作りに行き詰まってしまっていた。
助けてくれたのは、やっぱり融だった。
彼が動いてくれなかったら、私はずっと一人で悩んだまま、また自己嫌悪に陥っていたかもしれない。改めて、やっぱり融がそばにいてくれることが私にとってなによりの幸せなのだなと思った。
そんな融が渦中の岩本くんを助けるべきかどうか、珍しく頭を抱えていた。あまり見たくない、融の浮かない表情だった。
私は直感で、融がここで何もしなかったら絶対に後悔するだろうと思った。それこそあまりにも感覚的すぎるだろうって、融に笑われるかもしれない。それでもきっと、岩本くんは誰かに助けてもらいたがっているはずだし、救えるのは融しかいないと思った。だから融の力で彼を救ってほしいと私は願った。
それは多分、私は誰かのために一生懸命になれる融の姿が好きだから。
壊されてしまった私のギターを直そうと融が奔走してくれたとき、ようやくその気持ちを私なりに理解できてきた。
少し身勝手な気持ちかもしれない。融がどこかに行ってしまったら嫌だなんて一丁前にワガママな感情も湧くようになってきた。でも、灰色で何もなかったた私の日常に、こんな波打つような感情とドキドキをくれたのは他の誰でもない融だ。
この曲は、融に対するそんな想いが溢れそうになったときに書いた、等身大の曲。こんな形でしか私は表現できないけれど、精一杯歌う。それが皆の救いになるならば、この身体全てを共鳴させるように、全力で。
このバンドが、私と融を繋いでいる。もちろん、理沙も、岩本くんも、応援してくれる美緒ちゃんや野口くん、実松さん、他のみんなも、全部繋いでいる。ここに立つとみんなが見えるから、私はひとりじゃないって思える。
曲は終盤に差し掛かる。ラストのサビ前の間奏八小節。私はその時間を丸々、融に捧げることにした。
「――ドラムス、芝草融!」
理沙がマイクに向かって叫ぶと、融が何度も何度も繰り返し練習していたフレーズを一音一音丁寧に叩き始めた。
自分は大したことのない凡人だと彼は言う。けれどもこの瞬間の融は世界の誰よりもかっこいい。私はこの世で一番最初の融のファン。そう言い切れる。
曲の最後をきらびやかなコードで締めくくると、自分でも不思議なくらい笑みがこぼれていた。
楽しい気持ち、嬉しい気持ち、大好きだよと伝えたい気持ち。そんな感情で心の中があふれそうになる。次で最後の曲だというのが惜しいくらい、永遠にこの時間が続けばいいなと私は思っていた。
※※※
二曲目を終え、僕はテンポをぐっと落としたリムショットで、その灯火を絶やさないよう音を繋ぐ。
「ありがとう。次で最後の曲だ」
メインMCの理沙がマイクに向かってそう言うと、さらに言葉を続ける。
「……まあ、盗作だとか炎上だとか、あることないこと言われまくっているやつがうちにはいるけどさ、でもこのバンドで一緒に演奏するようになってわかったよ。真似できるもんならやってみろってね」
理沙らしい言葉使いに、思わず僕と時雨は笑ってしまった。陽介は恥ずかしいのか笑いたいのかわからないけど、必死で表情を変えまいと我慢している。あのクールな陽介が動揺するなんて、珍しいこともある。
「ここにいるみんなも画面の向こうのやつも、しかと目と耳に焼き付けておいてほしい。この四人が今しか出せない音がある。嫌がらせされようが妨害にあおうが関係ない。『本物』の音楽だけ、聴いていってくれ」
まるで演劇の役者のように堂々と理沙が言う。カッコいいことを言わせたら、彼女の右に出るものはいない。
陽介が『焼け野原』だと表現していた会場は、だんだんと風向きが変わってきた。わずかながら、僕らへの追い風になっている。そんな気がした。
実力は建山さんたちほうが僕らより何枚も
ここまでの二曲は申し分ない。僕らに足りなかったものは少しばかり補えてきたように思える。
理沙のMCの間にチューニングを終え、ギターにカポタストをつけた時雨がすうっと息を吸い込む。
ラストナンバーのタイトルコールが、会場内に響き渡った。
「――『our song』」
ゆっくりと始まるその曲は、優しい雨のよう。
勢いで突っ切る曲でもないし、キラキラした曲でもない。
でも不思議なことにこの曲には、人を惹き付ける魅力みたいなものがある。
当たり前だ。1周目ではミリオンセラーを記録する曲だったんだ。
そんな曲が今、僕らのバンドの中心となる曲になっていることがまだ信じられないぐらいだ。
メロディは同じだけど、歌詞は全然違う。アレンジも演奏もプロの仕事とは程遠い、高校生四人が悩みに悩み抜いたもの。
でも、この曲があったからこそ、僕ら四人が繋がることができた。『our song』という曲名は、もう嘘でも作り話でもなんでもない、『本物』なのだ。
後半に向かって徐々にボルテージを上げていく。
丁寧に鳴らしていた僕のスネアドラムからは、だんだんと熱を帯びたビートが奏でられていく。
時雨の声がよく聴こえる。彼女の声はどれだけ大きな音で演奏していても不思議と耳に届く。
こんなに近くで時雨の歌をずっと聴いていられるなら、それだけで僕は幸せだ。
時雨がそこにいてさえくれればそれでいい。僕ではなく他の誰かのために歌い続けたとしても、それでいい。ただ純粋に、君の歌をずっと聴いていたいなと、そう思った。
そこに重なるように時雨のジャズマスターが鳴る。理沙からもベースの追撃が来る。僕はゾーンに入ったようにただひたすらエイトビートを叩き始めた。
好きとか嫌いとか、怒りとか喜びとか、今日ここまでの気持ちが集まっている。僕だけじゃなく、四人分の感情。
このまま全部、音へと昇華してしまえ。聴いてくれよみんな。これが、僕らの歌だ。
アウトロですべてを吐き出して、残響だけが鳴るライブハウス。その中心で時雨はほんのりと笑っていた。
いつか瞼の裏に刻んでおいた君の顔を、こいつで
気がつくと、予選ライブは全組の演奏が終わっていて、決勝大会へ進むメンバーの結果発表が行われていた。
夢心地であまり記憶に残っていなかったけれど、涙を流しながら抱き合う時雨と理沙、両手を振り上げたあと、僕とかたい握手を交わした陽介の姿だけはしっかり覚えている。
※サブタイトルはUNISON SQUARE GARDEN『kid, I like quartet』
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