【短い話】ドレミのかいだん②~ シーソーゲームの生きづらさを感じられたら ~
第12話 学校の先生も、生きづらさの原因。「スマホを使うのは禁止ですが、いつでも、学校にアクセスできるようにしておいてください」…はあ?
第12話 学校の先生も、生きづらさの原因。「スマホを使うのは禁止ですが、いつでも、学校にアクセスできるようにしておいてください」…はあ?
「こら、小学生!そういう生き方は、ダメです!」
へえ、そうなんですか?
そういう生き方をしてきたのは、大人でしょ?
こういう矛盾があるから、世代間の言い争いも、終わらない。
新しい社会を生きる子どもたちって、どうして、こんなにも、ディスられちゃうんだろうね?
「私たちが子どものころとは、大違い。まったく、今どきの子は…」
大人は、いつだって、子どもたちを、いじめたがる。
大人って、何?ホント、わかっていないよ。
「ダメです!スマホなんか、学校に、いらないでしょう?」
大人のその怒り、今の社会に、合っていません。
「大切なのは、スマホを、どう使うのか?学校にいらないっていうのなら、学校の連絡をメールでおこなう学校の先生とか、アタオカすぎ」
今の社会では、学校に、スマホも携帯電話も持ち込めないと、苦しい。生きづらさの感覚は、どこまでいけば、気が済むんだろう?
リアルに、学校に入学したときに、電子申請書とかを、渡されたりすることもある。
「あなたのメルアドを、教えてください」
「登録を、お願いいたします」
「登録できないと、学校からの連絡が、受け取れません」
困ったもんだ。
「スマホなどを持つのか持たないのかを決めるのは、児童生徒です。ただし、少なくとも、児童生徒のスマホを、学校にアクセスしておいてください」
学校は、そういう意味わからないことを、サクッと、言わないでおくれ。
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