第12話 学校の先生も、生きづらさの原因。「スマホを使うのは禁止ですが、いつでも、学校にアクセスできるようにしておいてください」…はあ?

 「こら、小学生!そういう生き方は、ダメです!」

 へえ、そうなんですか?

 そういう生き方をしてきたのは、大人でしょ?

 こういう矛盾があるから、世代間の言い争いも、終わらない。

 新しい社会を生きる子どもたちって、どうして、こんなにも、ディスられちゃうんだろうね?

 「私たちが子どものころとは、大違い。まったく、今どきの子は…」

 大人は、いつだって、子どもたちを、いじめたがる。

大人って、何?ホント、わかっていないよ。

 「ダメです!スマホなんか、学校に、いらないでしょう?」

 大人のその怒り、今の社会に、合っていません。

 「大切なのは、スマホを、どう使うのか?学校にいらないっていうのなら、学校の連絡をメールでおこなう学校の先生とか、アタオカすぎ」

 今の社会では、学校に、スマホも携帯電話も持ち込めないと、苦しい。生きづらさの感覚は、どこまでいけば、気が済むんだろう?

 リアルに、学校に入学したときに、電子申請書とかを、渡されたりすることもある。

 「あなたのメルアドを、教えてください」

 「登録を、お願いいたします」

 「登録できないと、学校からの連絡が、受け取れません」

 困ったもんだ。

 「スマホなどを持つのか持たないのかを決めるのは、児童生徒です。ただし、少なくとも、児童生徒のスマホを、学校にアクセスしておいてください」

 学校は、そういう意味わからないことを、サクッと、言わないでおくれ。


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