第10話 小学生は、学校生活から生きづらい。「スマホは、禁止」って大人に言われても、学校からの連絡は、スマホにくるようになりましたよ!

 わかった?

悩みを打ち明けて、すべてが、スッキリするわけじゃないから。

真面目で、純粋な子どもほど、傷付くこともあるんです。

 さて、さて。

子どもたちのストレスは、どこで、発散できるんだろう?

 学校の職員室とかに、見守りカメラをこっそりと置けたら、面白いのにね?

 「せんせいが、あんなことを、やっているよ?」

 「パン、たべてる!」

 「え?まだ、きゅうしょくのじかんじゃ、ないのに?」

 「おとなは、キショいな」

 「うちらには、ああいっておいてさ」

 「みせて!」

 「わたしにも!」

 「おれにも!」

職員室に、大人用の見守りカメラを置けたら、面白いのになあ?

 「大人の様子を、子どもが、教室で見ています。悪いことをしていないかチェックできて、安心。児童生徒の、新しい、幸せ」

 みたいな。

 大人は、こんなことも言った。

 「子どもも、スマホを、使えるようになりましょう!」

 あれ?

 それなのに、子どもが、本当にスマホをいじっていると、いやな顔をしてくる大人がいるぞ。

 ここにも、生きづらさ。

 「小学生が、スマホを、持つんですか?」

 「問題は、ないんですか?」

 大人の感覚が、痛い。

 「問題は、ないんですか?」

 その声がけは、こういう意味にも、きこえてくるし。

 「問題は、ないんですか?小学生にスマホを持たせて、上手くいくのかどうかの実験の結果は、どんな感じですか?」

 それ聞いたら、子どもは、どう、感じるだろう?


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