【短い話】ドレミのかいだん②~ シーソーゲームの生きづらさを感じられたら ~
第10話 小学生は、学校生活から生きづらい。「スマホは、禁止」って大人に言われても、学校からの連絡は、スマホにくるようになりましたよ!
第10話 小学生は、学校生活から生きづらい。「スマホは、禁止」って大人に言われても、学校からの連絡は、スマホにくるようになりましたよ!
わかった?
悩みを打ち明けて、すべてが、スッキリするわけじゃないから。
真面目で、純粋な子どもほど、傷付くこともあるんです。
さて、さて。
子どもたちのストレスは、どこで、発散できるんだろう?
学校の職員室とかに、見守りカメラをこっそりと置けたら、面白いのにね?
「せんせいが、あんなことを、やっているよ?」
「パン、たべてる!」
「え?まだ、きゅうしょくのじかんじゃ、ないのに?」
「おとなは、キショいな」
「うちらには、ああいっておいてさ」
「みせて!」
「わたしにも!」
「おれにも!」
職員室に、大人用の見守りカメラを置けたら、面白いのになあ?
「大人の様子を、子どもが、教室で見ています。悪いことをしていないかチェックできて、安心。児童生徒の、新しい、幸せ」
みたいな。
大人は、こんなことも言った。
「子どもも、スマホを、使えるようになりましょう!」
あれ?
それなのに、子どもが、本当にスマホをいじっていると、いやな顔をしてくる大人がいるぞ。
ここにも、生きづらさ。
「小学生が、スマホを、持つんですか?」
「問題は、ないんですか?」
大人の感覚が、痛い。
「問題は、ないんですか?」
その声がけは、こういう意味にも、きこえてくるし。
「問題は、ないんですか?小学生にスマホを持たせて、上手くいくのかどうかの実験の結果は、どんな感じですか?」
それ聞いたら、子どもは、どう、感じるだろう?
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