【短い話】ドレミのかいだん②~ シーソーゲームの生きづらさを感じられたら ~
第7話 「コミュニケーション不足」大人は、それ言えば、子どものためになるとか思っていませんか?言われた側の気持ちとか、わかっていますか?
第7話 「コミュニケーション不足」大人は、それ言えば、子どものためになるとか思っていませんか?言われた側の気持ちとか、わかっていますか?
「コミュニケーション不足だから」
そういう言い方で逃げるの、ほぼほぼ、定年退職世代のじいじとか、働かないおじさんおばさんとか、会社の妖精おじさんとかっていわれる人たち。
「コミュニケーション不足だから」
それいえば、すべてが解決するとか、思っていませんか?
若い世代をいじめているようにしか、聞こえない。
どうして、あの人たちは、若い世代をいじめるんだろう?
それはね…。
きっと、こんな理由です。
「自分たちと違う生き方をする人たちを、許せないから」
生きづらいなあ。
「学校に、いったらどう?」
大人は、何かあるたびに、子どもに言う。
「学校が、たくさんの問題を解決してくれるに違いない」
きっと、そう、思っている。
子どもに、見守りカメラでも付けて、学校のリアルな日常を、確認してみたら良いじゃないか。
見守りカメラといえば、近ごろは、こんなニュースがあった。
「ある母親と父親が、パチンコで遊ぶために、外出。2歳の長男と、生後5ヶ月の次男を、自宅に、置き去り」
両親が、帰宅して。
「キャー!」
「おい、救急車を呼べ!」
どういう事件になったのか、想像ができるはず。その夫婦は、スマホで遠隔操作ができるという見守りカメラを、自宅に設置。安心して、パチンコをしに、出かけたという。
この夫婦は、大きな勘違いをしていたようだ。
「遠くからでも、子どもを見守ることができる」
それは、そうなんだけどさ…。
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