第42話 作戦開始
「二人とも戻って来たぁ~!! 聞いておくれよ~!! 作戦がとんでもなくてさぁぁぁぁ~!!」
「
尋ねれば、
「半妖が核になるのなら、別の半妖をぶつければいーんスよ!」
「いやいや! そんな都合よく半妖なんているわけないでしょー!?」
叫ぶ
「なんだ? 妖魔殺しの儀式が進んだのか……?」
「なんとか入れましたで……って
「やほー! おひさっスね~
名を呼ばれた人物……
「いや、
「……はい?」
状況を分かっていない
――妖魔殺しの儀式の核は、半妖が理に接続し、妖魔という概念を壊すこと。
――故に、別の半妖が接続に介入すれば……時間が稼げる。
「なるほどでございます。では、やりましょうです!」
「いや、アンタそれでいいわけ!? めちゃくちゃだよ!? っていうか、トクタイに半妖いるとか聞いてないんですけどぉぉぉぉ!!」
またしても声を張りあげ叫ぶ
「なにせ、
(凄い信頼関係だな……。そうか……俺達も……)
「タツマ? 大丈夫か?」
「やろう。世界を……救うんだ」
言い切る
「じゃー! やるっスか!」
こうして、今のEチームとかつてのEチームだった二人が動き出した。
作戦開始のために動き出す彼らの背中を、
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