第19話 状況把握
「……それで?
「はい~。名を
「ちょっと待ってくださいよぉ!? え、なに!?
「はい~。弟は
口調とは裏腹に、その表情は暗い。咳払いをすると、
「さて、そろそろ本題に戻りましょうか~。『
「ウチらはそのために来たんです! そのためにも、早速動きましょう!」
「はい~。それでは~暴れておられる水神様の近くまでご案内いたします~」
土砂降りの中、Eチームの四人は
(……こんなひどい雨の中なのに、洪水みたいになっていないのは……なんでだ?)
不思議に思っていると、ライが魔本の中から
【ふむ。どうやらトクタイの者達が、被害を最小限にとどめているのだろう。そんな気配を感じる】
「……なるほど……」
「うひゃあ!? なんだなんだなんだよぉ~!!」
「この音、覚えは?」
「いえ~全く~。ですが~
「あいたたた!? わかったって! 歩くから引っ張るのはやめておくれよぉ~!」
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