第10話 先輩とバディを組むなんて緊張する

玉田は良いことを思いついたように白桜と秋のいる部屋を訪ねた。

玉田は悪い笑みを浮かべて言った。

『明日から君らはバディだ。つまりは一心同体だ。仲良くなるためによろしくな』

白桜は困ったような顔を一瞬見せたが、秋を見て言った。

『気にしないでくれ。団長はいつもああいう感じなんだ』

部屋からドシンドシンと揺れる音がした。

秋は驚くと白桜は笑って言った。

『今、丁度転がって次の日には次のツアー場所についてるから心配するなよ。でも、今外出たら危険だから。玉田団長は魔法が操れるから外行っても大丈夫だけどな。今日はここで寝ろよ』

そう言って次の日になると見たことのない湖の近くに着いていた。

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