第182話 サウゾースの事情

 サウレッジから少し離れた場所で、早速2体のワイバーンを解体しよう。血抜きのための魔術を開発できた今、そう時間は掛からない筈だ。


 「血抜きの魔術ですか・・・?聞いた事が無いのですが、どういった現象を起こすのでしょう?」

 「実を言うと、私も実際に使用するのは初めてでね。ワイバーンの血液が私達に掛かってしまわないように、少し離れた場所で、それから結界も張ったうえで使用してみよう。」

 「随分と慎重ですね。ひょっとしなくても、私のためですか?」

 「リビアが危険な目に遭う可能性を、少しでも排除したいんだ。」

 「ふふっ。もぅ、ノア様は過保護すぎます・・・。」


 呆れながらも嬉しそうにオリヴィエが言う。尻尾が大きく揺れている事からも、喜びの感情が良く見て取れる。

 風に当たって尻尾の毛がフワフワとなびいてとても柔らかそうだ。

 撫で回したい衝動に駆られそうになるが、今晩も彼女の尻尾をブラッシングする事を思い、必死に耐えた。


 十分な距離を確保してから『我地也ガジヤ』によって巨大な石の器を作り、その真上に2体のワイバーンを切断した首と共に吊るし上げる。ここまでは前回とそう変わらない。


 解凍したワイバーンに新たに開発した魔術を施せば、一瞬で巨大な深紅の液体がワイバーンの真下に出現し、器に落ちる。これで血抜きは完了だ。後は各部位を解体するだけだ。すぐに終わる。


 「えっ?今、何が起きたのですか?」

 「ワイバーンの体から血液だけを認識させて外へ転移させたんだ。当然だけど、消費魔力量はかなり多いよ。」


 何の事は無い。手っ取り早く血を抜きたいのなら、『転写』や『入れ替えリィプレスム』、『転移』を応用すればいいだけの事だったのだ。これならば死体に血液が一切残る事が無い。しかも、肉にも皮にも余計な傷を与えずに済む。


 「それはまた・・・一般の方には真似できないような魔術ですね・・・。ところでノア様、その魔術って、使いようによっては非常に凶悪な魔術になるのでは?」

 「いや、生物に使用しても効果は無いよ。生物に対してこの魔術の効果を発揮させる場合、より複雑な構築陣と更に大量の魔力が必要になるね。」


 ただの物体だからこそ、今の構築陣でこの魔術を使用できるのだ。

 生物には、例え微弱であろうとも必ず意思を、魂を所持している。その魂の影響で、今の構築陣のままでは魔術の効果が阻害されてしまうのだ。


 この魔術は単純に『血液除去ブラヅェムバル』と名付けた。多分だが、私以外では利用する者はいないと思うし、もっと応用が効く魔術を開発できそうなのだ。

 その魔術が完成するまでの繋ぎで使用するだけだろうな。


 「聞いているだけで途轍もない事をやっている魔術ですね。果たして、ノア様以外に使用できる方はいるのでしょうか・・・?」

 「利用するかどうかはともかく、私の家の周りの皆や魔王辺りは問題無く使用できると思うよ。」

 「あの、ノア様のご家族の方々はともかく、後者の方は・・・。まさか、お知り合いなのですか?」

 「いいや?話が出来る機会が少し前にあったんだけど、避けられてしまってね、まだ話す事も出来ていないから、知り合いと言うわけでは無いね。」


 魔王は私に対してかなり怯えていたからな。多少強引にでも接触しようとしなければ、以前のように全速力で逃げられてしまうと思う。


 追いかければ当然追いつけてしまうが、下手に恐怖を与えて突拍子も無い事をされても困る。

 今度彼女の魔力反応を確認したら、転移で彼女の至近距離まで跳んで、素早く捕まえてしまおう。


 何も魔王を取って食おうというわけでは無いのだ。彼女とはそろそろ、一度しっかりと話をした方が良いと思っているのだ。

 彼女に対して多少文句があるのは事実だが、彼女は国を纏める存在だし、憤怒と憎悪を膨らませたヴィルガレッドの様子を見に来たぐらいには、この世界の事を想っているのは間違いない。


 ルグナツァリオやヴィルガレッドも彼女は悪党ではないと言っていたし、可能ならばケジメを付けた後は仲良くしたいとも思っている。ケジメはつけるが。



 そんな事を考えながら作業をしていたら、いつの間にか解体が終っていたようだ。所要時間は15分も掛かっていない。解体した部位を『収納』に仕舞い、サウゾースに帰る事にした。


 「それで・・・やっぱりこの体勢で帰るのですね・・・?」

 「他に安定する姿勢はあるかな?」

 「いえ、その、ゆっくりと歩いて帰るというのは・・・。」

 「ごめん。それは無理だよ。早く帰らないと厚切りステーキが売り切れてしまうかもしれないからね。牧場でのびのびと飼育されていたあの子達を見ていたら、尚の事食べたくなってしまったんだ。悪いけど、来た時よりも速く帰らせてもらうよ。ギルドに報告もあるからね。」

 「もう、ノア様ったら。分かりました。優しく運んでくださいね?」


 私のサウズ・ビーフに対する思いに対して苦笑するオリヴィエを横抱きにして、行きよりも更に速度を上げて走った。勿論、オリヴィエに風が当たらないように結界を張りながらだ。



 サウゾースの城門に到着したのは午後5時20分頃。

 私が足早に街から出ていく事を目撃していた門番が、帰ってきた私達を見て驚いていた。彼も事情を知っているので、驚くのも無理はないのか?


 「ノ、ノア様!?ま、まさかもう討伐し終えたのですかっ!?」

 「うん。はい、ギルド証。ちゃんと2体討伐されているだろう?」

 「た、確かに・・・って、2体!?ま、まさか、ワイバーンは番だったと言うのですかっ!?」

 「ん?ああ、そうそう、ギルドに依頼を出した後になって、もう一体ワイバーンを確認したんだってさ。」


 こっちには追加でワイバーンを確認したという情報が伝わっていなかったから、ワイバーンは1体だと思われていたのか。まぁ、私もそうだと思っていたから、無理はないか。


 門番は私の報告に愕然としている。

 理由は分かる。ワイバーンが1体ならともかく、2体。それも番ともなれば例え"星付きスター"冒険者でも被害を抑える事は不可能だ。


 ワイバーンは自分と相性の良い相手とでなければ番にならない。それ故に番のワイバーンは優れた連携を取る事が出来るのだ。その脅威度は単体を相手にする時の比ではない。


 もしも私が間に合わなかった場合、間違いなくサウレッジは壊滅的な被害を受けていただろう。

 その事を理解しているためか、門番が私に対して深く頭を下げ出した。


 「ノア様!この度はサウレッジを、ひいてはこのサウゾースの窮地を救ってくださり、誠にありがとうございましたっ!!」

 「サウレッジはともかく、サウゾースも?」

 「はいっ!サウレッジから送られてくるサウズ・ビーフは、この街の名物でありますから!勿論、それだけでこの街が成り立っているわけではありません!ですが、もしもサウレッジに何かあれば、間違いなくこのサウゾースにも甚大な被害が出た筈なのです!」


 ああ、そうか。サウズ・ビーフは一度この街に送られ、そこからこの国の各地へと出荷されるのか。

 だとしたら、確かにサウゾースにサウズ・ビーフが届かなくなっていたら、この街は経済的に大打撃を受けていたな。


 「そう言う事なら、感謝の気持ちを受け取ろう。どういたしまして。さて、私はそろそろギルドに報告へ向かっても良いかな?今日も夕食の時間になったらまず最初にサウズ・ビーフのステーキを食べたいんだ。」

 「は、ははぁっ!失礼しましたぁっ!どうぞ、お通り下さいっ!!」


 責めるつもりは無かったのだが、門番からしたら、私の行動を阻害していたも同然だったのだろう。激しい勢いで謝罪されてしまった。

 ここで彼に言葉を掛けた場合、更に畏まられてしまう気がするので、そのままギルドへと向かうとしよう。



 ギルドに到着して私達を出迎えたのは、先程訪れた時とそう変わらない視線、ではなく、揃いも揃って驚愕した表情であり、奇異の目だった。一体、どうしたというのだろうか?


 その答えはオリヴィエが知っていたようだ。


 「あ、あの、ノア様・・・?そろそろ、降ろしていただけると嬉しいのですが・・・。」


 顔を真っ赤にさせたオリヴィエが私に願い出ていた。


 なんてこった。そう言えばオリヴィエを抱えたまま移動して、ここに来るまでそのままだった事が頭から抜けていた!

 なるほど。人を横抱きにしたままギルドに入って来てしまえば、そういった目にもなるのか。

 彼女を降ろしつつ、謝罪しておこう。


 「ごめんごめん。まるで重さを感じなかったから、抱えているという事を忘れてしまっていたよ。」

 「ノア様の場合、誰を抱えても同じ事を言いそうですよね・・・。」


 確かにそうかもしれないが、そう冷たい視線を向けないで欲しいかな。恥ずかしい思いをさせた事は謝るとも。


 と、私がオリヴィエに改めて謝罪の言葉を送ろうとしたら、先程依頼の受注手続きを行った受付僮が私の元まで駆け寄ってきた。


 「ノア様っ!此方へ戻って来たという事は、討伐が終わったという事でよろしいでしょうか!?」

 「ああ、終ったよ。それと、後から分かった事なのだけど、ワイバーンは番だったよ。はい、ギルド証。」


 一般的にワイバーンの番と言うのはとてつもない脅威なのだろう。ギルド証を確認した受付僮が顔を青くしている。


 「な、何とっ!?すみません!此方の不手際で!」

 「いいよ。ギルドに報告をした後に分かった事だったみたいだからね。それに、私ならば番のワイバーンだろうと問題が無いからね。村の外で討伐したし、サウレッジの被害は0だよ。」

 「ほ、本当ですかっ!?ありがとうございます!早速手続きをしてまいりますので、少々お待ちください!」


 サウレッジに被害が全く無いと聞いて受付僮は心底嬉しそうである。


 これは多分だが、報酬が上乗せされるだろうな。オリヴィエに聞いたら、間違いなく上乗せされると答えられた。


 「緊急を要する事態に加え、想定外の脅威だったのです。ノア様も単独と番とでは、脅威度がまるで違う事をご存知でしょう?おそらく、報酬は最低でも金貨15枚は下らないかと。門番の方も口にしていましたが、サウレッジ、ひいてはサウゾースの危機を救ったのです。マコト様ならば金貨18枚を報酬として用意するでしょう。そしてこの街のギルドマスターならば相手がノア様という事もあり、金貨20枚を用意すると思います。」

 「報酬金額が既に"星付き"のそれなんだけど?」

 「実際のところ、今回の依頼は"星付き"相当、いいえ、それ以上の難易度です。依頼の目的は、ただワイバーンを討伐するだけでなく、サウレッジを守る事でもあったのですから。」


 なるほど。ああ、そうか、依頼主はサウレッジの村長では無く、冒険者ギルドだものな。ギルド側で報酬金額を変えられるのか。

 と思っていたら、オリヴィエから追加で説明があった。


 「今回の依頼、実際にはサウレッジからのものだったと思いますよ?ですが、あまりにも緊急を要する事態でしたから、そういった場合はギルドの取り扱いとなり、有力な冒険者に対しての指名依頼に変更して依頼を斡旋するのです。」

 「元の依頼から増額する形で?」

 「です。」


 なるほど。結構臨機応変に対応するんだな。ギルドに勤めた事がある人が近くにいてくれると、そう言った事情が聞けてなかなか面白い。


 「ノア様!お待たせしました!報酬を受け渡しますので、此方のカウンターまで、どうぞお越しください!」


 受付僮も戻ってきたようだな。態々私の所まで来てから自分のカウンターまで案内してきた。


 「此方が今回の依頼の報酬で御座います!この度は急な依頼だというのにも関わらず引き受けて頂いたどころか、最上の結果で解決して下さり、重ね重ね、ありがとうございました!」

 「どういたしまして。私としてもサウズ・ビーフを食べられなくなるのは避けたかったからね。間に合って本当に良かったよ。」


 流石は敏腕受付嬢。オリヴィエの予測は見事的中し、報酬として金貨20枚を受け渡された。

 そして、ワイバーンが番でサウレッジに現れたという事態は、ギルドマスターにとって看過できない事態だったようだ。


 「それで、ノア様には申し訳ないのですが、今回のワイバーンの動きについて、ギルドマスターが話したい事があるそうなのです。お時間に都合は取れますか?」

 「構わないよ。夕食後、午後8時で良いかな?」

 「問題ありません。ノア様の都合に合わせるようにと窺っていますので、ギルドマスターにそう伝えておきます。」


 どうやら、今夜は図書館を利用する事は出来なさそうだな。



 ギルドから出て、"新緑の一文字亭"に戻れば時刻はちょうど午後6時。早速夕食をいただくとしよう。

 そう思って食堂に向かおうとしたところ、今度はジャックから深々と頭を下げられ、感謝を述べられてしまった。


 耳が早い事に驚きを隠せないが、納得は出来る。

 この宿もサウズ・ビーフを取り扱っているのだし、そのサウズ・ビーフが届かなくなれば、宿としても大きな損失になっていただろうからな。

 いち早く情報は仕入れておきたいし、問題を解決した相手には感謝もするだろう。


 サウレッジの村長を始め、多くの人々から会うたびに感謝されて、少しむず痒くなってしまうが、こういった事も今後再び経験する筈だとオリヴィエから指摘されてしまえば、流石にたじろいでなどいられないな。


 感謝の気持ちは素直に受け取り、今日も美味しく厚切りステーキを食べようか!



 これだけの騒ぎになってしまっているからな。きっと明日の新聞にも載ってしまうのだろうと思いオリヴィエに聞いてみたら、少し呆れた表情をされてしまった。


 「むしろ新聞に載らない筈が無いです。というか、今日の新聞には、昨日ノア様が露店の楽器を楽しまれ、そのまま購入したという記事が載っていましたよ?」

 「そんな事まで記事にするのか・・・。」

 「します。おそらく、世界中の人々がノア様の事ならば何でも知りたいと思っているでしょうから。」


 なんとまぁ、随分と人間達から好感を持たれてしまったものだ。これは、かなり注意した方が良さそうだな。

 世界中に私の事が知れ渡り、好感を持たれたともなれば、その影響力を求めて邪な者達が干渉してこないとも限らないのだ。


 私だけで行動しているならばいざ知らず、今はオリヴィエと共に行動をしているのだから、注意しすぎてもしすぎる事は無い。


 「ノア様、料理が運ばれてきましたよ?」

 「うん。今日も美味しくいただこう。ところで、リビアは良いのかい?何なら、一切れ食べる?」

 「いいえ。遠慮しておきます。一切れでも口にしてしまったら、きっと止まらなくなってしまいますから。」

 「食べたくなったら何時でも言ってね?」

 「ノア様。どうか、そういったお誘いはご遠慮ください。そんな風に言われたら、誘惑に負けてしまいます。」


 オリヴィエはサウズ・ビーフのステーキが嫌いなわけでは無い。

 むしろ食べたくて仕方が無いような印象を受けるのだが、それでも今は口にするのを避けているようだ。


 相変わらずその理由は知られたくないようなので、無理に聞かないようにした。我慢は良くないと思うのだがな。



 今日も最初と最後にサウズ・ビーフのステーキを注文し、舌を満足させて食事を終えた。後はギルドマスターとの会話だな。


 オリヴィエに聞いてみたら、冒険者のギルドマスターと言うのは大半が過去に非常に優秀な冒険者だった経歴があるらしい。

 少なくとも、ファングダムの冒険者ギルドのギルドマスターは、全員が過去に"三ツ星トライスター"以上の経歴を持つとの事だ。


 よくもまぁそんな事を知っているな、と感心していたら、冒険者ギルドに勤めるのであれば可能な限り知っておく必要がある、と判断してティゼム王国へ向かう前に調べ上げたのだとか。


 彼女がティゼム王国に調査へ向かう事が決まってから実際に受付嬢になったのは、時間的にそこまで開きは無い筈だ。


 それはつまり、彼女の情報収集能力が非常に高いという事でもある。

 彼女も私の読書速度に驚いていたが、彼女も私とそう変わらない速さで本を読む事が出来るんじゃないだろうか?


 それはそれとして、これから会うギルドマスターである。

 高位の冒険者だった経験があるのならば、その感性は非常に優れている、と考えられる。つまり、例え変装をしていたとしても、オリヴィエをオリヴィエとして認識できる可能性が高いのだ。


 オリヴィエには出来る事ならば傍にいてもらいたいところだが、今は彼女の正体を誰にも知られたくない。

 例えギルドマスターが信用のおける人物だとしても、彼女の正体を知られた時、いつどこで情報が流出してしまうか分からないのだ。


 ここは、オリヴィエには申し訳ないが彼女から了承を得て今日の所は部屋に待機してもらうとしよう。

 勿論、部屋には『幻実影|ファンタマイマス』による幻も待機させておく。


 他にも可能な限り防衛手段を施そうとも思ったが、あまり気を遣い過ぎていたらまたしても過保護だと言われてしまう。

 後ろ髪が引かれるが、冒険者ギルドへと向かうといよう。

 幻とは何時でも『入れ替え』が出来るのだ。ある程度は気を楽にしよう。


 ちなみに、幻を冒険者ギルドへ向かわせようかとも考えたのだが、やはり止めておく事にした。

 腕利きの冒険者であったのならば、幻だと見抜きそうだったし、ギルドマスターに対して最低限の礼儀は必要だと思ったからだ。


 今のところ、人と会うのに幻を向かわせるのは敵対者や遠慮の必要が無い相手だけで十分だ。それ以外の者にやるのであれば、私の正体を公開した後にしよう。


 はてさて、ギルドマスターとはどういった内容の話をする事になるかな?


 実を言うと、何となく予想は付いている。

 ワイバーンの番はおろか、単体ですら、本来ならばサウレッジの近辺に現れる事は無いのだろう。そうでなければ、ここまで大事にはならない筈だ。

 もしかしたら、ワイバーンの番は、人為的に呼び寄せられた可能性がある。


 あくまでも予測でしかないが、もしもそうだった場合、その人物に対して容赦をしてやれる自信が無いな。

 危うく新たに好物となった料理を食べられなくなるところだったのだ。


 私怨がかなり含まれているが、他の大勢からも恨まれる行為だ。サウゾースもサウレッジの者達も納得してくれるだろう。



 妄想はこの辺りにしておこう。夕方対応してくれた受付僮に、ギルドマスターの元まで案内してもらおう。

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