第179話 音の出る道具

 オリヴィエに案内されてサウゾースの図書館へと向かっている間にファングダムの図書館での注意点やティゼム王国との違いを聞いておく事にした。

 受付で聞いても良いのだろうが、今の内に聞いておけばそれだけスムーズに事が進むからな。


 「なるほど。転写や複製自体は行っても問題無いけど、転写のサービスを行っている図書館は少ないんだ。」

 「ええ。ファングダムは獣人ビースターが多い事もあって、魔術に長けた者が他の国と比べてやや少ないのです。勿論、優れた魔術の使い手はいるにはいるのですが、そういった方はもっと魔術を生かせる役職に就くので・・・。」


 『転写』の魔術は人間からしたら少々難易度が高い魔術のようだからな。転写のためだけに図書館に勤めるのは流石に物好きが過ぎるか。


 「まぁ、複製が出来てしまう私には関係の無い話だね。」

 「はい。それ以外ではティゼム王国と変わりはありませんから。ところでノア様は、この街の図書館でどう言った事をお調べに?」

 「まずは可能な限り新聞を読み漁ろうと思うよ。それと並行して、この国の歴史を主に見ていこうかとも思っているね。」


 やはり3年前後では共通の認識を持つのは難しいようだからな。図書館に保管されている新聞は片っ端から読み漁る事にした。

 流石にこの街の滞在期間で全て読破出来るとは思っていないが、この国の図書館に蔵書されている新聞はどれも同じ内容らしい。

 ならば、無理に新聞ばかり読みふける事も無いだろう。並行して、この国の情報を集めよう。



 案内された図書館は流石にティゼム中央図書館ほどの規模は無かった。

 と言うか、あの図書館は世界有数の図書館らしいので、あそこよりも規模の大きい図書館は世界中を探しても片手で数えるほども無いのだとか。

 少なくとも、この大陸ではあの図書館が最大規模の図書館らしい。だとするならば、まだまだティゼム王国には通い続けて本を読み漁る事になるな。


 それはそれとして、この街の図書館だ。国が違えば蔵書されている本もまた変わって来るだろう。少なくとも、新聞の内容は変わる筈だ。

 新たな知識を、情報を取り入れさせてもらうとしよう。



 図書館に入るなりすぐに受付に私の事を認識され、やはり畏まった対応をされてしまったが、何時までもたじろいでいる私ではない。いい加減、少しは慣れてきた。


 相手が畏まっているからと言って、私が態度を変える必要など無いのだ。

 向こうが勝手にそういう態度をしているだけなのだから、私は今まで通り普通にしていればいいだけなのである。

 まぁ、必要に応じて姫っぽく振る舞う時はあるかもしれないが。



 そんなわけで図書館に蔵書されている新聞を最も古い新聞から5年間分、片っ端から複製しつつ、ファングダムの歴史について書かれた本も片っ端から探し出した。


 うん。目を通すのは複製が終わってからだ。ティゼム中央図書館と違って、歴史書は一日で複製しきれる量のようだしな。

 有り難い事にオリヴィエが新聞も歴史書も私の所まで運んできてくれたおかげで、自分で目的の書物を探す手間が省け、非常に速いペースで複製する事が出来た。


 で、歴史書も複製し終えて時間は午後8時30分。閉館時間まで複製した新聞を読み漁っているところだ。

 この図書館に蔵書されていた新聞で最も古いのはおよそ50年前から。まだ現在の国王であるレオナルドが産まれてすらいない時期の新聞だった。


 そこから5年間の間、特にファングダムに異常は見られていない。黄金は順調に採掘され続けていたようだし、食物の生産も順調だったようだ。

 それと、丁度この時期から例のワールド・ビーフ・コンテストが開催され始めたようだ。

 サウズ・ビーフも、この頃はまだ誕生していなかったようである。尤も、それに近い品種の牛は既に飼育していたようだが。


 新聞は本と違って一つ一つの文字数はそれほど多くない。本のページ数で言うなら20から30ページ程度の文字数だ。

 おかげで、閉館時間までの間に複製した内容の半数近くを読み終える事が出来た。後は部屋に戻って読めば今日中に読み終わるだろう。

 折角滞在期間を延ばしたのだ。図書館で読書をするだけでなく、この街をしっかり見て回らないとな。



 部屋に戻って風呂に入ったは良いのだが、流石に広さはそれほど広くはないので、一人ずつ入る事となった。オリヴィエから頑なに遠慮されてしまったので、先に風呂に入らせてもらう事にした。


 ふと気になった事だが、小説では高位貴族や王族などは一人で風呂はおろか、身の回りの事を全て使用人に任せるため、一人で着替えたり顔を洗ったりできない、という描写があったのだが、オリヴィエは特にそのような事は無いようだ。


 まぁ、そうでなければ一人暮らしなど出来ないものな。失礼かもしれないが、本人にその事を聞いたら、国によってその辺りは変わって来るらしい。

 ファングダムは自分で出来る事は自分でやる事を美徳としているためか、自分の身の回りの事は例え高位貴族や王族でも自分で行うようにしているらしい。


 さて、風呂から上がったオリヴィエなのだが、体を魔術で乾かした後に自分の尻尾をブラッシングしようとしていたわけで。

 モフモフ好きな私としては、もう居ても立っても居られないわけで。


 「リビア、良かったら尻尾のブラッシングをさせてもらっても良いかな?」

 「ノア様?」


 ついうっかり口に出してしまったようだ。

 正直、やらかしてしまったとしか言いようがない。

 獣人にとって獣の部位というものは非常にデリケートな部位であり、おいそれと他人に触らせるものでは無いそうなのだ。王族ともなれば尚更である。


 これは、今までの信用を一気に失ってしまったか!?

 そんな恐れが私の脳裏を横切ったのだが、私は自分が思っていた以上にオリヴィエから信頼を得ることが出来ていたらしい。


 「分かりました・・・。では、お願いしますね?その代わりと言っては何ですが、ノア様さえ良ければ、後でノア様の御髪に櫛を入れさせていただけますか?」


 何と、ブラッシングの許可を得たばかりか、私の髪を手入れしたいと言ってきてくれたのだ!

 その程度の事で彼女の尻尾に触れる事が出来るのであれば喜んで了承するとも!


 「私の髪で良ければ好きなようにしてくれて構わないよ。」

 「ありがとうございます!ノア様が私に語り掛けてきてくれた時から、ずっとその御髪に触れてみたいと思っていたのです!」


 なるほどぉ、確か私が初めてオリヴィエに声を掛けたのはティゼミアに到着した次の日、つまり風呂に入って洗髪料を使用した後だ。

 髪がツヤツヤのサラサラになった後である。今日に至るまで毎日欠かさず同じ洗髪料を用いて髪を洗っているので、私の髪は常にツヤツヤサラサラの状態を保ち続けている。勿論、少々まぶしいぐらいに光沢を放ちながらだ。


 私が自分で触ってもなかなかに心地いい触り心地だったからな。オリヴィエが触ってみたいと思っても不思議とは思わない。

 彼女が望むのであれば好きなように触らせてあげよう。私は私で、存分に彼女の尻尾の毛並みを堪能させてもらうのだからな!



 狐の尻尾と言うのは、とてもフワッフワなのだな・・・。ウルミラの尻尾もなかなかにボリュームがあるのだが、オリヴィエの尻尾はそれ以上だ。とても大きく膨らんでいて、私の手が全て埋もれてしまった。

 その心地良さたるや、一瞬理性を失いかけるところだったほどだ。

 仮にティゼミアにいた時に彼女の尻尾に触れていたら、彼女の了承を得ないまま尻尾に触れ続けていたのかもしれない。


 家の皆と昨日まで戯れていた状態でコレである。魔性の力を持っていると言っても過言では無い筈だ。

 手に持った櫛を落としかけたが、何とか踏みとどまり、オリヴィエの尻尾に櫛を入れ、丁寧に毛並みを均していった。


 私のブラッシングはオリヴィエにはそこそこ好評だったらしい。櫛を入れられていた時の感触が心地よかったのか、うつらうつらと舟を漕いでいた。

 非常に可愛らしかったので、声を掛けずにそのまま寝かせておく事にした。

 目を覚ました時にとても恥ずかしそうにしていたのがまた可愛らしかったのだが、その時もまた母親のようだと言われてしまった。


 そして今、私はオリヴィエに髪を好きにさせている。それは良いのだが、彼女は私の髪を手に取った直後の反応が・・・。


 「本当に綺麗な髪・・・。それにこの光沢・・・はぁ・・・素敵です・・・。」


 私の髪に触れ、緑と紫に煌めく光沢を眺めてはため息を漏らして恍惚としている。私も自分の髪をそれなり以上に綺麗だとは思うが、流石に自分の髪を見て恍惚としたりはしない。

 今のオリヴィエを見ていると、お土産を渡した時のレイブランとヤタールを思い浮かべてしまうな。それはそれで微笑ましいのだが、彼女は私の髪に櫛を入れたいんじゃなかったのか?


 「はぅっ!?し、失礼しました!櫛を入れさせていただきますね!?」

 「慌てる必要は無いよ。今後もこの国にいる間はこうしてもらう事だろうし、私も貴女の尻尾をブラッシングしようと思うんだ。私の髪を触れていたいのなら、存分に触れていて構わないよ。」

 「い、いけません!そんな・・・!櫛を入れさせていただくと言った以上は、しっかりと務めを果たさせていただきます!」


 そんなに緊張しなくても良いんだけどな・・・。まぁ、今後もオリヴィエに私の髪を触れさせていれば、そのうち慣れてくれるだろう。


 オリヴィエはギクシャクしながらも私の髪に櫛を入れ、その間私は図書館で複製した新聞を読み漁る事にした。


 髪をとかし終えたら就寝だ。流石に家の皆と同じ感覚で同じベッドで寝るわけにもいかないので、別々のベッドで寝る事にした。



 次の日、私はレイブランとヤタールからの『通話コール』ではなく、とてつもない爆音によって叩き起こされる事になった。


 一体何事だっ!?


 と思っていたら、隣のベッドからオリヴィエの腕が伸び、彼女のベッドの近くに置かれていた置き時計を手に取っていた。


 「あうぅ・・・相変わらずうるさいです・・・。」


 彼女が置き時計に何らかの操作をした後に爆音が鳴りやんだところを見るに、あの置時計が私を目覚めさせた犯人、という事で良いのだろう。


 なるほど。アレが音の出る時計か。アレならば確かに私でも目が覚める、と言うか実際に覚まされた。


 実物を見るまでは魅力を感じていたのだが、実物を見た今、アレを欲しいかと聞かれると、首を縦に動かしかねるな。


 正直、私の目覚めの中で最悪の部類だぞ、アレは。

 確かにアレならばほぼ確実に目覚められるだろうが、ただ起きられれば良いというものでも無いだろう!?誰だ!?あんな魔術具を作ったのはっ!?


 まぁ、実を言うとある程度予想が付いてはいるのだが・・・。


 「リビア・・・その時計、ひょっとしなくてもピリカの作品だったりする?」

 「分かります?マコト様に目覚まし用の魔術具で、何か良い魔術具を取り扱っている店は無いかと尋ねたのですが・・・。」

 「その時に紹介されたのがピリカの店、と言うわけだね?」

 「はい・・・。大変可愛らしくて、そのうえ非常に腕の良い御方なのは間違いないのですが・・・。」


 ピリカが可愛らしいのは認めるが、彼女は貴女よりも年上だよ?そしてマコトめ。何て人物を紹介してしまうんだ。

 ピリカの腕が良いのは間違いないし、マコトも彼女の腕を知っているから紹介したのだろうが、彼女が癖のある人物だと言う事は知っていただろうに。


 正直なところ、彼女の店を訪れた際に、音の撫でる時計を訊ねなくて良かったとホッとしている。アレだったらまだ寝坊してしまった方がましだ。


 爆音に叩き起こされて理解したが、私は不愉快な目覚め、もしくは眠りを妨げるような要因を心底嫌うようだ。


 「リビアも朝起きるのは苦手なんだね・・・。」

 「[も]、という事は、ノア様も・・・?」

 「ああ、白状するけど、私は朝自力で目を覚ました事が無い。私がいつも早朝起床する事が出来ているのは、世話焼きな家の娘達が私に対して『通話』を使ってまで朝を知らせてくれるからなんだ。」

 「『通話』を・・・。平然と使用できるようですし、やはりノア様のご家族の方々も、尋常ではない実力者のようですね・・・。」


 あっ、しまった。ついうっかり家の周りの情報を口に出してしまった。

 確かに意図して隠していたわけでは無いが、それでもあまり教えたいと思える情報じゃないからな。ポロリと口に出してしまったのは失態だった。


 まぁ、仕方が無いか。オリヴィエが吹聴するような人物だとも思えないし、自分から知ろうともしないだろう。彼女は極力、私に気を遣ってくれているのだ。


 「まぁ、人が住めないような場所に住んでいる子達なのは認めるよ。」

 「教えて下さるのは嬉しいですが、言ってしまってよろしかったのですか?」

 「リビアが私を信頼してくれているように、私も貴女を信じているからね。貴女は不必要に私の事を他者へと吹聴するような人じゃない。」

 「ありがとうございます。その信用を裏切らないように努めます・・・。」

 「うん。それじゃあ、そろそろ準備をして下に降りようか。リビア、着替え終わったら化粧をするよ。」

 「は、はいっ。よ、よろしくお願いします。」


 風呂に入った際にアイラがオリヴィエに施してくれた化粧は落ちてしまっているからな。改めて私が化粧し直すのだ。


 この時のためにアイラがオリヴィエに化粧をするところを見ていたのだ。昨日と変わらぬ姿にしてあげよう。


 「・・・良し、こんなところだね。もう楽にして良いよ。はい、鏡。」

 「わぁ・・・昨日とまるで変わっていません・・・。ノア様、お化粧をするのは初めてなのですよね・・・?」

 「理不尽かもしれないけれど、私は一度見た動きは大体再現できるからね。似たような内容でシャーリィからも驚かれたよ。」

 「それはまた、誰もが羨むような資質を・・・。」


 本当にね。普通は一度見ただけで動きを再現する事など不可能だ。だからこそ、人は何度も練習を重ね、自分の動きを理想の形に近づけていくのだ。

 少しずつ、理想に近づくその過程は、きっととても甘美なものなのだろうな。


 私も、力加減に関しては徐々に成長を実感できてとても達成感があったのだ。

 だとしたら、武術にしろ作法にしろ、動きを伴うものだって成長が実感できればとても心地良いものがある筈だ。


 残念ながら満腹感と同じく、私にはその手の達成感を得る事は出来そうにない。



 気を取り直して朝食を食べに一階へと下りれば、既に朝食の準備が出来上がっていたようで、昨日の夕食と同じく早々に席へと案内されてしまった。


 時刻は6時30分。流石にまだ早朝と言うだけあって、私たち以外に食堂の利用客はいないようだ。

 ちなみに、例の時計が爆音を発生させたのは一時間前の5時30分である。こうまで早くに目覚ましのタイマーをセットしてあったのは、冒険者ギルドの受付としての習慣だったのだろう。

 驚愕すべき事にオリヴィエは今後もあの時計を使うつもりだそうなので、大変申し訳ないが、今後はあの時計を中心にオリヴィエにのみ音が聞こえるように結界を施しておこう。

 私はレイブランとヤタールが起こしてくれるし、あんな風情もへったくれも無い起床は御免なのだ。

 何だったら私が起きた後にオリヴィエを起こしても良かったのだが、彼女は普段の生活リズムを崩したくないらしい。そんなわけで目覚ましの爆音は彼女のみ、耳にしてもらう事にした。勿論、了承は経ている。


 さ、朝食を食べて街を見て回ろう!


 オリヴィエが薦めるだけあって"新緑の一文字亭"は朝食も大変美味だった。

 献立自体はこれまで宿泊した宿と遜色無いものだったし、味もそう変わらないものだった。

 誤解しないように述べておくが、これまで宿泊した宿の料理はどれも絶品である。そんな料理とそん色ないのだから、当然この宿の朝食も称賛に値するのだ。ここで言うそう変わらない味、と言うのは純粋な誉め言葉である。



 さて、朝食を終えたら早速宿を出て、この国の新たな財源になりそうなものを探してみようと思う。

 オリヴィエに案内してもらいながら、サウゾースを見て回ろう。


 で、新しい財源を探すと意気揚々に言ってはみたが、そんなものが簡単に見つかるわけがない。


 食料が豊かなファングダムだから新たな食品や料理でも、とも思ったが、それこそ無謀だ。

 そもそも、この星の料理事情は"何処からともなく来た人"達によって軒並み美味いものが世界中に行き渡ってしまっているのだ。彼等は例にもれず食にうるさい人々だったらしいからな。

 勿論、マコトもその例に漏れていない。でなければ自作であそこまで美味い弁当など作れないだろう。


 だから食事関係方面で新たな財源を見つける事は出来ないと踏んでいる。

 財源になり得るとしたら、容易に普及できて、なおかつファングダムでしか得られないものになる。


 新しい工芸品はどうか、とも考えたが、真似されてしまえばそれまでだ。勿論、真似されないように気を付けはするだろうがな。

 だが、新しい工芸品など直ぐに見つけられるものでは無い。工芸品とは人の手で作り上げられるものだ。つまり、才能が、センスが物を言う世界だ。今このタイミングで都合良くそのような天才が見つかるとも思えない。


 どうしたものかと悩んでいると、道のわきに並んでいる露店の一つに、見た事も無い道具が陳列されていた。

 空洞になっている箱状の物に張り詰めた弦が複数引かれている道具や、細長い管にいくつもの穴が開いている道具が、複数置かれているのである。


 アレ等は一体何なのだろう?見た事が無い物だからだろうか?不思議と興味が引かれる。オリヴィエだったら何か知っているだろうか?


 彼女は歩きながらこの街の情報を色々と説明してくれているのだが、私が気になった道具にはあまり関心を示していないようなのだ。


 「ねぇ、リビア。あそこに並んでいる道具は、一体何なのかな?」

 「え・・・?ああ、アレですか?アレは楽器の一種ですよ?・・・駄目ですね。品質があまり良くありません。おそらくは自作なのでしょう。子供の玩具にはちょうど良いとは思うのですが・・・。」


 楽器とな?


 ふむ。本で文字による単語だけはその存在を確認していたが、アレ等がそうなのか。音を出すための道具だと記憶しているが、どんな音を出すのだろう?


 私の興味は、露店に並んでいる楽器達へと募っていった。

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