第67話 新しい服を着てみよう

 冒険者ギルドを出て噴水広場に戻ってみれば、既にシンシア以外の子供達は"囁き鳥の止まり木亭"の前に集合していたみたいだ。

 此方にはまだ気づいていないようなので、私から声を掛けるとしよう。


 「こんにちは。今日はよろしく頼むよ。」

 「あっ、竜人ドラグナムのお姉さん!こんにちは!」

 「姉ちゃん、今日はウマイもの教えてやるからな!」

 「ア、アナタッ、またそんな格好してっ!もっと肌を隠しなさいよっ!」

 「こんにちは、お姉さん、あのっ、街の案内ですが、もう少し待ってもらう事は出来ますか?」

 「後ちょっとしたら、シンが来るんだぜっ!」

 「うん、今日の事を話したら、シンシアも一緒に案内をするって言ってたからね、あの娘が来るまでの間、少し話でもして待っていようか。」


 シンシアはまだ手伝いが終わっていないようだ。

 体感的に、十一回目の鐘が鳴るまで後20分ほど時間がある。その間に、この子達と話をして時間を潰す事にしよう。

 それに、この子達には自己紹介が済んでいなかったからな。


 「姉ちゃん、コッチー、立ったまま話しすると疲れるから、座って話そうぜー。」

 「あっコラッ!勝手に決めないでよっ!全く、いっつもこうなんだから!」

 「シンとはもう結構お話ししたんですか?羨ましいなぁ。」


 シンシアも随分と周囲を見ずに突っ走るタイプだが、マイクも同類のようだ。彼を追っていくクミィとトミーをよそに、出会った当初から私に質問を続けている少年が訊ねてきた。

 そういえば、この子だけはまだ尻尾で持ち上げていなかったな。マイク達に付いて行くついでに、この子を持ち上げて行こう。


 「わぁっ!す、凄いっ!軽々持ち上げられちゃった!?」

 「昨日は君だけ持ち上げていなかったからね。あの子達のいる場所に着くまでの短い間だが、大人の目線の高さを楽しむと良いよ。」

 「ありがとうございます!うわぁ、大人ってこんな風に街が見えてるんだぁ・・・!」


 一人だけ持ち上げられなかった事に対して、特に気にした様子を見せていなかったから興味がないかもと思ったが、そんな事は無かった。少年は楽し気にはしゃいでいる。喜んでくれたようでなによりだ。


 マイク達の元に追いつくと、彼等は噴水の縁に腰かけていた。

 では、少年を降ろして自己紹介でもするとしようか。改めて、この子達の名前を、この子達の口から聞きたいしな。


 「さて、シンシアを待っている間に自己紹介でも済ませておこうか。私はノア。見ての通りの竜人だよ。今までは森の奥に住んでいて、人と関わった事が無かったんだ。昨日、冒険者として登録してきたよ。」

 「俺、マイク!そっか、姉ちゃん、冒険者になったかぁ!ま、姉ちゃんの尻尾なら、ゴブリンだってイチコロだもんな!」

 「やっぱり、"一等星トップスター"を目指すの?あっ、ボク、トミー!」

 「クミィよ!そんな格好じゃ冒険者のヤツ等にやらしい目で見られちゃうわ!まずはちゃんとした服を探しましょ!」

 「お姉さんはとっても強いかもしれないですけど、装備は整えなくていいんですか?あ、すみません、ボクはテッドって言います。」

 「服よりも先に装備だろ!?やっぱ冒険者なんだから武器屋で剣を買わないとだろ!?」

 「剣なんて後で良いでしょっ!?アンタだって今尻尾でゴブリンをイチコロだって言ってたじゃない!?」


 街の案内を提案してきた少年は、テッドという名前らしい。

 子供達の中では、一番落ち着いているとも言えるし、他の子達の反応に対に構う事なく質問をしていた事から、一番マイペースな少年でもありそうだ。


 早速、何処から案内するかでもめているようだ。私としては武器や防具は必要ないからどちらかというと、服を扱っている店を紹介してもらいたいところだな。


 「いいじゃんかよっ!今の服でも似合ってるだろ!?剣を持ったら絶対カッコイイって!」

 「似合ってるかどうかじゃないのよっ!」

 「私がギルドに登録したのは身分証が欲しかったからだからね。冒険者としては欲しい物を買えるぐらいの稼ぎが出来ればそれでいいんだ。だから今の所、"一等星"を目指すつもりは無いよ。」

 「ノアお姉さん、案内してほしい所とかありますか?」

 「そっかー。目指さないのか―。」


 マイクとクミィが互いの意見を言い合っている中、テッドが意に介さぬように私の要望を訪ねてきている。

 トミーやマイクは冒険者という職業に対して、何処か憧れのような感情を抱いているように思える。ランクの低い冒険者は良い目で見られないと聞いてはいたが、ランクの高い冒険者ならば子供が憧れるような存在となるのか。


 この子達が憧れを抱いているのは、"星付きスター"以上のランクのようだ。どうやら、星の有無が冒険者の評価の境目のようだ。星があれば敬われ、無ければあまりいい目では見られないという事か。


 ならば、やはり当初の予定通り、今はそれなりの頻度で依頼をこなして"星付き"になっておくべきだな。


 「みんなっ!ノア姉チャン!お待たせっ!」

 「あっ、シン来たーっ!」

 「シン、今日はいつもより早かったじゃん!」

 「シン、この人を服屋に案内するわよっ!いつまでもこんな恥ずかしいカッコさせとくわけにはいかないわ!」

 「ええーっ!?先に武器屋だろー!?」

 「マイクには悪いけれど、私には武器は必要ないんだ。シンシアとの約束もあるし、服屋を案内してもらえるかな?」

 「へへへっ、今日はなんだかメチャメチャ調子が良かったんだ!父チャンも母チャンも驚いてたぜ!」


 まだ十一回目の鐘が鳴っていないがシンシアが宿の手伝いを終わらせたらしい。私達を見つけて駆け寄ってきた。今日はいつもよりかなり調子が良かったらしい。


 両親が驚くほど調子が良いとなると、相当な変化じゃないだろうか。少し気になって魔力を目に通した上でシンシアの事を見てみる。


 ・・・私の魔力が二色、少しだけ宿っているな。今朝抱きしめていた時に宿ってしまったのだろうか?

 ともかく、この娘の調子が良かったのはこれが原因と考えて間違いないだろう。全体的な身体能力が上がっているように感じる。


 まぁ、いい。それはそれとして、子供達に私の要望を伝えておく。

 冒険者に憧れ、冒険者に対して格好の良い武器をイメージしているマイクには悪いが、シンシアとクミィは私が露出の高い恰好をしている事が耐え難いようだ。


 「ええっ!?なんで!?どうして武器いらないのっ!?」

 「シンー、ノア姉さんと何約束したのー?」

 「ノア姉チャンってば、こういう服しか持ってないから、服屋を案内するって、今朝話をしてたんだっ!」

 「でかしたわっ!やっぱり最初は服よねっ!アタシがバッチリオシャレさせてあげるんだから!」

 「武器がいらないのは、ちょっと面白い魔術を昨日使えるようになったからだね。見てみるかい?」

 「えっ!?魔術!?ノア姉ちゃん魔術が使えるのかっ!?見たい見たい!」


 マイクに武器を必要としない理由を説明し、魔術を見てみるか尋ねてみれば武器がいらないと言われた時とは打って変わって、とてもはしゃいだ様子で魔術を見せて欲しいと頼まれた。


 他の子達も見てみれば皆、期待のまなざしをこちらに向けている。一般的な子供達からしたら、魔術という物は珍しい代物なのだろう。


 当然だ。どういう形であれ、魔術を使用する場合は魔術言語を学ぶ必要がある。そういった知識を教える施設や環境が無ければ、子供の内から魔術を使用するのは難しいだろう。子供の内は、冒険者ギルドに登録が出来ないらしいからな。


 どれ、この子達の期待に応えるとしようか。


 魔術構築陣を形成し、魔術を発動させる。資料室で習得した魔術の一つ、『成形モーディング』という、魔力に実態を持たせて指定した形を作る魔術だ。

 早い話、私が家を作る時などに使用していた光の剣を作る魔法を、魔術化したような魔術だと思えばいい。

 この魔術は、出力や大きさを指定する事ができるので、もちろん街中で使用するために威力は最小限にする。


 右の掌から小さな光の剣が出現した。


 「ふおおおう!!スゲエエ!!光の剣が出て来たああああっ!!!」

 「か、カッコイイイイッ!!」

 「うおおおおおお!!!カッケエエエエッ!!!」


 マイクとトミーに混ざってシンシアも一緒になって叫んでいる。他の二人も叫ぶほどでは無くとも、素直に魔術という現象に驚いているようだ。

 

 「まぁ、こんな感じに魔術を使用する事で武器を作る事が出来てね。やろうと思えば、盾も作れるから、武器屋に向かう理由が今一つ無いんだ。そういうわけだから、服屋を案内してもらえるかな?」

 「任せてくれよ、ノア姉チャン!いい店紹介するぜっ!」

 「そういえばシン、あの店って結構いい値段がする物もあったと思うけど、この人、ちゃんとお金は持ってるのよね?」

 「おう!悪いヤツを懲らしめてお金を手に入れたんだって!」

 「ノアお姉さんってやっぱり強いんだぁ。」

 「それなら、早速服屋へ向かいましょう!あのお店は、シンが宿で手伝いをする時の服も扱ってたりするんですよ!」


 ほう。シンシアの仕事着はかなり出来が良かったし、見事な刺繍も施されていた。

 私好みの格好とはならないだろうが、出来自体には期待できそうだ。皆に案内してもらおう。



 皆に案内されて到着した場所は、他の一般的な居住と変わらない広さで、三階建ての建物だった。一階が店舗で、二、三階が居住区なのだそうだ。

 扉を開けて店内に入れば、綺麗に整頓された様々な衣服が部屋中に展示されていた。形状、色合い、質感、どれをとっても様々な種類がある。

 店内を見回していると、店員と思われる女性が声を掛けてきた。年齢はシンシアの母親よりも一回り以上若い、と言ったところか。


 「あらぁ、いらっしゃい。竜人のお客様だなんて、とっても珍しいですねぇ!あらまぁ!クミィちゃんとシンシアちゃんも!このお姉さんを案内してるのかしら?」

 「そうよ!この人こんな服しか持ってないから、アタシたちがちゃんとした服を紹介してあげるのよ!」

 「ノア姉チャン、こんな格好してても全然恥ずかしくないっていうんだぜ?ちょっと不用心すぎるだろ?」

 「そうねぇ、確かに、とっても似合っているとは思うけれど、ちょっと露出が多すぎるわねぇ。ねぇ、貴女?服装に何かこだわりはあるかしら?」

 「いや、特に無いよ。この子達に任せようと思ってる。」

 「予算はどれぐらいかしら?それと、余裕があるなら、私にも選ばせてもらって良いかしら?」

 「予算としては銀貨五枚に収まれば問題ないよ。この子達が良いと言うなら、貴女にも選んでもらおうかな。」


 服屋の店主の質問に対しては特に断る理由も無いので、子供達の要望にすべて任せると伝える。

 男子三人は服装の事に関してはあまり興味が無いらしく、店に入るまでは魔術に関する簡単な質問をいくつかされていたが、先程から随分と大人しくなってしまった。


 「あらあら、銀貨五枚まで?随分とお金持ちなのねぇ。それじゃあ二人とも、三人で一セットずつ選びましょうか?」

 「ええ!それで良いわ!この人の事、一目見た時から着せたい服があったのよ!見てなさい!どこに出しても恥ずかしくない格好にしてあげる!」

 「今のノア姉チャンとは真逆の格好にしてやるぜ!あ、そうだ!ノア姉チャンの尻尾に合った通し穴を開けてくれな!」

 「シンシアちゃんはこう言っているけれど、後から衣服に手を加える場合、追加料金が掛かってしまうのだけれど、大丈夫かしら?」

 「ああ、多少予算がオーバーする程度ならば問題無いさ。皆が満足のいくような仕上がりにしてやって欲しい。」

 「分かったわ。それじゃ、ちょっと時間が掛かるかもしれないけれど、期待して待ってて頂戴ね。」


 そう言って、女性陣は店内各所に散って行ってしまった。三人とも服選びに集中している事だし、話しかけるのはやめておこう。

 ちなみに、予算を銀貨五枚までと言ったのは、この店で上下の衣服を揃えるのに平均的に掛かる資金が銀貨一枚と銅貨50枚だからである。

 つまり、"囁き鳥の止まり木亭"に一週間宿泊できる代金だ。一食の食事代が銅貨三~五枚である事を考えると、なかなかにいい値段なのでは無いだろうか。


 尤も、私の資金ははっきり言って潤沢だと言える。騎士が所持していた銀貨の袋には正確に枚数を数えてはいないが、重さからして300枚近い数が入っているのだ。

 それと、金貨の枚数は50枚ほど。銀貨100枚で金貨一枚分の価値があるので、相当な大金の筈だ。

 潤沢な資金を提供してくれる事になった騎士に感謝するとともに、彼はこの国ではかなり高い地位にいたんじゃないかと今更ながらに思い至る。まぁ、今更か。


 さて、彼女達が服を見ている間、店から出て、私は残された少年組と話でもしているとしよう。




 話し込んでいてどれぐらい時間がたっただろうか。既に午前の鐘が十三回鳴ってからしばらく経ち、そろそろ十四回目の鐘が鳴ろうとしている。

 少年達には質問に答えながら攻撃性能の無い極小規模の魔術を見せながら話をしていたのだが、はしゃぎつかれてしまったのだろう。今ではかなり大人しくしている。

 このまま日向ぼっこでもしていようかと思ったところ、衣装選びが終わったのか、三人が同時に店から出てきた。


 「ノアさん、お待たせしたわね。穴通しと裾と丈合わせ、全部終わったわ。試着してみてくれるかしら?」

 「ああ、分かったよ。それで、服は何処に?」

 「まずはシンシアちゃんの服が試着室に纏めて置いてあるわ。私達が選んだものは後から渡させてもらうわね。」

 「ありがとう。代金はもう支払った方が良いのかな?」

 「今受け取っても問題無いけれど、もしも貴女が着られないような服だったら申し訳ないわ。支払いは後にしましょう。それと、ごめんなさい。私たちが納得するように服を選んでいたら、予算を大きく上回ってしまって、銀貨六枚掛かる事になってしまったのだけれど、一着、減らしましょうか?」

 「いや、そのぐらいなら問題ないよ。許容範囲だ。支払わせてもらうよ。」

 「まぁ、嬉しいわ!どれも自信作なのよ!それじゃ、早速試着してみて頂戴!きっと、とても似合うと思うわ!」


 というわけで、まずはシンシアが選んでくれた服だ。私の衣服の真逆の格好をさせると言っていただけあって、上は厚手の長袖と、下はかかとまで届きそうなロングスカートという、肌面積が極めて少ない服装だった。

 右胸より少し上の位置と肘から先の部分、それからロングスカートの左足の付け根の位置の三ヶ所に花柄の模様が入っている。

 落ち着いた色の服に対して、この花の模様はとても鮮やかだ。この模様、服の上から書いたものでは無く、違う色の糸によって編み込まれた物だった。

 ちなみに肌触りは上下どちらも非常に良く、私の"布のようなもの"に迫るほどだ。

 外側も内側も、どちらも滑らかな触り心地だ。とても良い素材を使っているんじゃないだろうか?

 この衣服の製作には、かなりの手間が掛かったんじゃないかと思われる。が、服屋の店主に聞いてみたところ、衣服を作成するのに適した魔術があるらしく、この店の衣服も彼女が魔術で制作した物だったようだ。

 衣服を着た私を見て、とても満足気に頷いていたシンシアの表情が、とても印象的だった。


 続いて服屋の店主が選んでくれた衣装だ。此方も露出が少なく、上半身は長袖のシャツにジャケット、下半身は厚手のタイツの上からひざ丈までのハーフパンツとなっている。

 ジャケットには四つ、ハーフパンツには六つもポケットが付いていた。ハーフパンツにはサスペンダーが付いていて、ポケットに物を入れた際の重みでパンツが下がらないようにしてある。

 何でも、シンシア達から私が冒険者である事を伝えられたらしく、露出が少なくかつ動きやすい服装を選んだとの事だ。ポケットが多いのは、冒険で使用する小道具を入れて置けるようにするためだろう。

 私には『収納』があるから、完全に飾りになってしまっているが。

 だが、確かにこの服装ならば動きを制限される事も無いだろう。全身を包まれてはいるが、着心地もそんなに悪くはない。

 流石は服を扱って生計を立てているだけの事はある。いい仕事だ。


 最後はクミィが選んでくれた衣服だ。

 バッチリとオシャレをさせると言っていただけあって、デザイン性でいえば、彼女が選んでくれた服装が一番凝った作りになっている。

 形は上と下が一体となったワンピースなのだが、スカートの部分にフリルとレースをあしらっていて、とても華やかだ。それに、胸の中心部には大きなリボンが花の形になるように結ばれていて、可愛らしさを強調している。

 この衣服は、私が着るよりも、クミィがもう少し大きくなった時に来た方が似合うんじゃないだろうか?

 と、言うよりも、彼女が大人になった時に来てみたい服を選んでもらったような気がする。

 その証拠に、この服を着た私を見ているクミィの表情は満足感だけでなく、期待とやる気に満ちた表情をしている。

 彼女はきっと、この服が似合う自分を目指していく事だろう。

 いわば、クミィの我儘に付き合わされた形になるかもしれないが、別にその事に関して文句はない。むしろ、私がこの服を着た事で自分の目標の参考になるのならば、喜ばしいぐらいだ。

 彼女達のおかげで、人間達の衣服についても多少知る事が出来たからな。多少の我儘ぐらいどうという事は無い。


 シンシアの要望通り、これら全ての衣服に私の尻尾を通すための孔が開いている。

 店主が選んでくれた物に関しては別に無くても良かった気がするが、まぁ、良しとしよう。


 それよりも、少し困ったな。この衣服、人間達と関わる際には問題無く着る事は可能だが、"楽園"の中では着れそうも無いぞ?それと言うのも、肩甲骨を含めた背中全体を覆ってしまっているのだ。


 これでは、翼を出す事が出来ない。仮に街で緊急事態が起きた際には、この衣服、駄目にしてしまうかもしれないな。

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