第6話 中間テスト
今日も教室が賑わっている。戦士が入ってきたことにも気づかず騒いでいる。もっと野口先生も強くいってもいいんだが、、、。それにしても今日は注意しなさすぎるそう考えていると色々説明していた野口先生はみんなに聞こえるように少し声を大きくして言った。
野口「おっと、そういえば今日から中間テスト一週間前だな」
一斉に教室が静まり返った。
野口「危うく忘れるところだった、じゃあテスト範囲配るぞ」
笑顔でテスト範囲を配る野口先生。下を向き絶望する生徒たちこれが今日の朝一番におきたことである。
小説において地獄のように書かれている中間テスト。頭のいい主人公や馬鹿すぎる主人公たちは何も気にしないように書かれる。ちなみに、俺たちは、、、
酒井「嫌だな中間テスト、、、」
葵「大丈夫だってかなかな、私が勉強教えたげるから」
絶望し机でだらーんとなっている酒井と勉強ができ余裕そうな朝葉だ。
葵「そういえば、信田くんはあんまり絶望してないね?勉強は得意な方なのかな?」
酒井「そうなんですか、暁斗くんそうなの?」
酒井がジトッとした目でこちらを見てきた
信田「そうだな、、、苦手ではない」
酒井「そういう人に限って良い点数取るんだよ」
更にへこんでいく酒井
葵「信田くんも教えてくれるって言ってるからね?」
信田「えっ?」
俺はそんなこと言ってないと言おうとしたが朝葉に足を蹴られ止められた。
酒井「、、、そっか。エヘヘ」
まぁ、俺も酒井と勉強出来る事はうれしいし、なにより酒井も嬉しそうにしている。
葵「よし、二人とも中間テストを乗り越えて先のイベントを楽しく迎えるぞー」
朝葉が右手を振り上げた。それに、
酒井&信田『おーー!』
俺たちものった。今日から(酒井にとって)地獄のテスト勉強が始まった。
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