第1話 僕のプロフィール
ある程度、運び終えたので最後に何かないかと思い探してみると古びた懐中時計を発見した。黒色で何か西洋を感じさせるような彫刻みたいなものを施された懐中時計。
パカって開いてみると年代物のせいかやはり時計は止まっている。まぁそれもそうだろう。でも年代物なら巻けばまた動き出すよね。そう思い巻いてみると、また動き始める。
「でも、時計の針が動いている方向が逆じゃない?」
僕はボソッと言うと針の動きが段々と早くなっていくのが分かる。
「え?えー?!これってどうすれば?!」
すると僕は怪しく何か黒く紫色混じりの光に包まれてしまい、その場から消え去ってしまった。
コレから始まる異世界転移の物語が僕の中で始まり、そこで僕は何かに立ち向かい戦わなければならなくなる。
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