お邪魔します!傷ついた国の描写がリアルで痛々しいですね(T ^ T)戦争、というよりも一方的な蹂躙って本当にひどい。欲しいものがあるならそれ相応のものを国も差し出すべきなのに、どうして力ですべて奪ってしまおうなんて思えるんでしょうね……。
国民たちを律して慰めるアリオンは王子らしくてかっこいいですが、両親を急に奪われて孤独になったかなしみは彼も同じように背負っているのにな…と思わずにはいられない読者です。でも国民からしたらまず第一に自分達の家族や生活を助けて欲しくて、王族にはそうする義務があると訴えたいのでしょうね。どちらにも難しい苦しみがあることを感じざるをえないエピソードです。
作者からの返信
文遠ぶん さん
コメントどうもありがとうございます!
おっしゃられる通り、表には出してませんが、一番苦しい思いをしてるのはアリオンですね
noblesse obligeの色を出してみました
王子が無事で喜ぶ民の気持ちも分かるし、縋りたい気持ちも分かる。でもアリオンは彼らに対して弱いところを見せられないんだろうな…って思うと、国のトップに立つ人は大変だなって…。
そんな彼が弱音を吐けるレイアたちは、彼にとっても唯一無二の存在になっている(これからなっていく)んでしょうね。
作者からの返信
月音さん
コメントどうもありがとうございます
どこの業界でも言えることですが、トップっていつも孤独ですよね
アルモリカ族にとってアリオンは希望の光であり、アリオンは彼らを守り続けないといけない立場なので、彼らの前では常に気を張りっぱなしだと思います
レイア達はそんな彼を「為政者」ではなく「一人の人魚」として見てくれる数少ない人間。アリオンにとって得難い「宝」ですね
読み込んで頂きどうもありがとうございます!
レイアさんだけでなく、読者の私も、アリオンさんの王族としての資質を感じました!
作者からの返信
みつなつ さん
コメントどうもありがとうございます
アリオンが作中で一番「王族らしさ」を発揮したエピソードになりました
生まれも育ちも「王族」の彼
noblesse obligeの精神を持ち合わせている筈なので、そんな雰囲気を感じて頂けたなら嬉しいです