第19話 スランプの時

 カクヨムにいる人は、ほんと様々なんだろうけど、今スランプの人もいるかもしれないね。どうも書けない……なんも浮かばない……、みたいに。

 そんな時ってね、いっそ書かなくていいんだと思うよ。むしろ自然にふつふつとまた書きたい! 書かずにはいられない! って気持ちになるぐらいまで、書く事から離れてもいいんだと思う。ゆっくりと本を読んでもいいだろうし、映画や音楽、絵画や彫刻、あるいは自然、なんでもいいから自分の好きなものにすっかり身を委ねてみる。きっと知らずにインスピレーションみたいなものを受け取ってるんだと思うよ。

 もちろん文章って筋トレみたいに休んでしまうと、衰えるって言われるね。だから書く事から離れたくないって人は、無理に自作の小説を書こうとしないで、自分の大好きな作品を模写とかしたらどうだろう。1ページでも2ページでも、じっくりと。そして、後はすっかり書く事から離れる。

 反応だけほしさに、ちょっと浮かんだ事をよく練りもしないで勢いだけで書いて公開しても、読者にも見抜かれちゃって、結果は惨憺たるものになるだろうからね。そんな事を何回も繰り返してると、最後は作者まる事捨てられるってこないだ書いたけど、このエッセイを読んでくれてる人には絶対にそんな事になってほしくないからね。

 休むも仕事。ちょっと頭の片隅に入れてみてね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る