ふんわかJKトーク①サトウキビ先生?ハイスペックTikTok部を作りたいんです!~ツイッター部には負けられない~
第8話 JKたちは、心配です。「サトウキビ先生と、ホタルイカ先生は、どうなっちゃうんだろう?ハイスペックTikTok部は、どうなっちゃうんだろう?」
第8話 JKたちは、心配です。「サトウキビ先生と、ホタルイカ先生は、どうなっちゃうんだろう?ハイスペックTikTok部は、どうなっちゃうんだろう?」
「また、先生の家にいってみようよ?」
「チカは、肉食系だな」
「その言い方は、どうかと」
さすがに、いつメン皆で押しかけるのも邪魔なので、ナオと、チカ、ナナ、シズクが、サトウキビ先生の家にいった。
「先生?お元気ですか?」
「皆?ありがとう」
はじめは、旦那がホタルイカだっていうことが気に入らなかった皆も、許せるようになってきていた。
ただ、何人かは、心配になった。
「サトウキビ先生と、ホタルイカ先生が、結婚して…。先生の名前が、ホタルイカサトウキビさんって、長く、なっちゃうんじゃないか?」
「婚姻届けの記入、大変そう」
ふわあ…。
先生の子、元気な赤ちゃん が、大きなあくびをはじめた。
「サトウキビ先生?愛は、時間を超えるかもしれないんですね?」
チカが、妙なことを言い出した。
「先生?すぐにでも、学校に、戻ってきてくださいね?」
ナオが、フォローを入れると、サトウキビ先生の顔が、赤くなった。
「…でも、そのうちにまた、学校を休んじゃうかもよ?」
「…先生?あ!」
ハイスペックJKに転職していたチカが、見逃すはずなかった。
実は、このとき、チカには、 3年後の未来が見えていたのだ。先生のおなかの中には、 2人目の赤ちゃんの映像が…。
「どした、チカ?また、時間を超えるようなメッセージを受けとったのか?」
「なんて、SFなやつだ」
「レベルアップしたのか?それとも、生まれ変わったのか?」
「私、まだ、死んでいません」
何を言われても、どうしようもなさそうだったし。
もう、なりすましでも、何でも良いや。
「サトウキビ先生、おめでとう!」
翌日は、JK集団皆で、やってきた。
「密になるから、ダメだよ!」
「良いじゃないか」
「そうそ」
にぎやかな集団だな。
「ふわあ…」
赤ちゃんに、また、笑われた気がした。
「皆さんに、お知らせです!」
「ど、どした!」
「どした、チカ?」
「皆さん?本日で、ハイスペックTikTok部は、解散とします。一票の悩みが、こんな愛を生むんだとわかって、満足です!」
「何、言ってるの?」
「私、チカは、魔法が使えるようになったのかもしれません」
「あれ?魔法が使えるようになったのは、あんただっけ?」
「あ、間違えた。それ、ナオだった」
「ふわあ…」
JK集団VS 赤ちゃんの戦い、どうなる?
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