§4 It is -- 名詞節or関係詞節or疑問詞節 形式主語と強調構文
今日は前回の続きからやっていくよ。
It is a happy moment, indeed, when you are surrounded by flowers or trees and feel as if you have become one with them.
It is believed that the ancient Greek philosopher Pythagoras, who believed in the harmonious and orderly nature of the universe, used the word cosmos to denote the universe. Incidentally, one antonym of cosmos is chaos.
It appears that humans have created chaos, not cosmos, for Mother Nature.
The Anthropocene, an expression we have begun hearing often, sums up the process of nature’s drastic makeover by humans.
Plastics that do not degrade naturally are destroying the ecosystem while greenhouse gases raise sea levels.
It was French philosopher Blaise Pascal (1623-1662) who wrote, “Man is a reed, the weakest of nature, but he is a thinking reed.”
But as long as man continues the violent act of environmental destruction, calling himself a reed may constitute a form of identity fraud.
What of the “thinking” part? We humans have overstepped nature’s bounds, so to speak, but we cannot merely stop being human.
Our only alternative is to keep thinking how to be in harmony with nature and what each of us can do.
--The Asahi Shimbun, Sept. 27
It is a happy moment, indeed, when you are surrounded by flowers or trees and feel as if you have become one with them.
It is a happy momentと来てから、カンマで挟まれindeedが挿入されている。『それは幸せな瞬間だ(実に)』と訳して、満足していると後ろにwhen S’V’ and V'と続いて慌てることになる。このwhen節はどう解釈しようか。
安:接続詞whenによって、時を表す副詞節が導かれています。
なるほど。じゃあ質問だ。whenには時の副詞節を導く接続詞としての働きのほかに、何があるかな?
安:……関係詞と、疑問詞です。
そうだね。間接疑問文ではないから疑問詞は考えにくいとして、接続詞か関係詞かってなるんだけど、実を言うとこれはクリアカットに判別できない。そもそも関係詞は接続詞としての役割も持っているからだ。判別には形態からではなく、意味から考える必要がある。
安:じゃあ関係詞だった場合、先行詞はどうなるんですか?
そこが気になるよね。ここからは細かい話になるんだけど、関係副詞whenは時を表す名詞を先行詞に持つけど、先行詞の存在は必須ではない。
つまりwhenの中に、the timeやthe dayといった先行詞の意味が含まれて、when単独で関係詞節を導けるんだ。このときのwhen節は名詞節となる。
e.g.
The best moment was when he scored the winning goal.
---https://www.ldoceonline.com/jp/dictionary/when
名詞節を導けるということは主語にもなるし(あまり好まれないけど)、形式主語で置き換えることもできる、ということになる。形式主語Itはthat節以外の名詞節でも、受けることが出来るからね。
e.g.
when節を受けるIt
It was a joyous moment when we learned that legal immigrant children would be covered. ---- "The New York Times, https://www.nytimes.com/"
It was a happy time when nearly everything Murphy did was the funniest thing ever. ------"The Guardian, https://www.theguardian.com/"
疑問詞節を受けるIt
It is obvious why you have a stomach-ache.
ここでまた前回の復習になるんだけど、itのような指示語は必ず該当箇所を見つけることが重要だ(→§3)(it's sunny.やIt's 7 o'clock.のように天気や時間を言うときは別)。機械的にitをそれと訳してしまうと文章の理解度が落ちてしまう。今回はwhen節が副詞節を導くというより、Itに中身を与えていると考えるとスムーズだ。要するにItは形式主語で、真の主語がwhen節であるということ。
だから接続詞、関係詞の判別にこだわる必要はなくて、頭から文章を見た時に、「それは幸せな瞬間だ」と来て「それ」ってなんだよって、突っ込めるようになればいいだけの話。ちなみにa happy momentを先行詞にしても、やっぱりItが何だよって話になるので、先行詞は省略されていると考えるのが自然だね。省略されている先行詞はthe momentになるだろう。
次にwhen節の中を見ていくけど、接続詞orとandがあるね。等位接続詞についてポイントがあったけど覚えてる?
橘:接続詞の前後に来るのは文法的に同等なものです。
うん。だからorが結ぶのは、名詞flowersとtrees。andがむすぶのは動詞are sorroundedとfeelだね。
ここでfeelのあとにas if と来るけど何か知ってる?
花:あたかも~と訳します。
Good! as if は副詞的従属節を導く従位接続詞だね。より正確に言うとas SVで「SVと同様に」という接続詞、if SVで「もしSVなら」という接続詞だ。この文はもともと
"you ~~ feel as you feel if you have become one with them." であったと考えられ、 「もしあなたが彼らの一つになった時に感じるのと同様に感じる」をすっきりと略して「あたかもあなたが彼らの一つになったと感じる」となる。as if 節内は現在完了形にして、コスモスと同化する時間の幅も表現しているね。
回りくどく説明しているように思えるかもだけど、SV as S'V'で「S'がV'するのと同じくらいにSもVする」という構文の基本は、比較の文を考えるときに非常に重要なので、厭わずに理解してほしい。
以上をまとめると、形式主語構文 It is ~~ [〔the moment〕when S V--and V {as if ____}]が見えてくる。
訳としては
『それは実に幸せな瞬間である。→(それとは)あなたが花や木に囲まれて、感じている時→(何を感じているのか)あたかもそれらの一員になったと』
It is believed that the ancient Greek philosopher Pythagoras, who believed in the harmonious and orderly nature of the universe, used the word cosmos to denote the universe. Incidentally, one antonym of cosmos is chaos.
またIt isからはじまる文が来た。それは信じられている、と読んで、それってなんだよって思うのは上と一緒。今回は名詞節を導くthat節が後に続く。that節のSVは分かる?
安:the ancient Greek philosopher PythagorasがSでwho節が修飾しています。その後のuseがthat節内のVです。
そうだね。
関係詞whoの先行詞はその前にあるPythagorasという人物。前回出てきたようにカンマ後の関係詞が導く節は非制限用法といって、先行詞の補足情報を与える。
believed inで「を信じる」。the harmonious and orderly natureときて、andという接続詞がharmoniousとorderlyという形容詞同士を結んでいることと、それぞれがnatureを修飾していることを理解する。ではnature of the universeとはどういう意味だろうか。
花:……宇宙の自然。
「宇宙の自然」と訳すのは誤りではないけど、より理解しやすい言葉で書くならば、「宇宙の本質」と書いてあった方が多くの人には分かりやすい。日常生活で「自然」を「本質」という意味で使うことはそう多くないからね。少なくともテストの回答をするときにおいては、意味を分かっていることをアピールするためにも、「本質」とした方が無難かな。
used the word cosmos to denote the universeのto denoteはto不定詞の副詞的用法でused the word cosmosを修飾している。ここまでがthat節でまとめられている。
つまりPythagorasがused the word cosmos to denote the universeしたことが信じられている、というので、この長すぎる真の主語の代わりに、Itが主語の役目をしている。これは形式主語の文になるね。
これがたとえ、
That the ancient Greek philosopher Pythagoras, who believed in the harmonious and orderly nature of the universe, used the word cosmos to denote the universe is believed.
とあっても、That ~~ to denote the universeという長いthat節が主語で、is believedが述語動詞であると見抜く必要がある。まあ、読みにくいからこそ、ここでは形式主語が使われているんだけどね。
Incidentally は副詞で「ちなみに」。以下でコスモスの対義語chaosを紹介している。
訳としては
『それが信じられている。→(それというのは)古代ギリシャの哲学者、ピタゴラスが→(どういう人かというと)信じていた→(何をかと言えば)宇宙の調和のとれ、秩序だった本質を→(そのピタゴラスが)コスモスという言葉を使った。→宇宙というものを表すために。ちなみにコスモスの対義語のひとつがchaosである』
It appears that humans have created chaos, not cosmos, for Mother Nature.
またもやIt V thatだよ。今日は盛りだくさんだね。このIt appears that ~~は重要な構文だ。意味は「~ように見える」。似たような用法・意味でIt seems that~~ があるけど、appearのほうが、若干客観的で、seemのほうが若干主観的な意味合いを持つ。
いずれにせよItがthat節の内容を受ける、形式主語構文だ。
「そのように見える」ときいて「そのようにってどのようにだよ」って突っ込む意識を持ち、真の主語の内容を掴むのが重要。that節のSVはどうかな?
橘:Sはhumans、Vはhave createdです。
Good! have Vppの目的語がchaosでhave Vpp したのがcosmosではないことをnot cosmosで言い含んでいる。「ではない」「ではなく」というのはディスコースマーカーの中でも頻出かつ重要なものだ。日常生活ではともかく、中高生が読解問題をするときは意識して読むようにしよう。これは日本語の文章でもそうだよ!
安:座長! ディスコースマーカーってなんですか?
ああ。論理展開を示す目印のことだよ。他にはbecauseやOf course、However、In other wordsなどがあるね。文章というのは当然、書き手が読み手に何かを伝えたいから書いている。例えば評論であれば筆者の伝えたい主張があるよね。
一般的に、まず主張が書かれ、それに対する反論や譲歩が書かれ、またそれを反論し、主張を補強する理由や具体例、そして何度も繰り返し言い換えをして、最後にまとめて締めくくる。みたいな流れを取ることが多い。今書いているのが、筆者の主張なのか、それとも反対意見なのか、それとも具体例なのか、っていうのを読者にはわかって欲しいわけだから、それを明示するためにディスコースマーカーで目印をつけているんだ。もっと詳しく知りたい人は国語の参考書や英語長文の参考書で勉強してね。
本文に戻ると、「cosmosではなく、chaosを作った」ときて、どこに作ったのかを for Mother Natureで説明している。
構文と訳は以下の通り。
『そのように見える。→(そのようにとは)人類は作ってしまっている→秩序ではなく混沌を→母なる自然に対し』
The Anthropocene, an expression we have begun hearing often, sums up the process of nature’s drastic makeover by humans.
Sは文頭のthe Anthropocene。「人新世」という地質学の言葉だ。多分普通の高校生はこんな言葉知らないと思うけど、下で説明されてるから安心して。カンマ以後のan expression~~と主語でもない名詞が出てくるけど、これはおなじみの同格表現だね。we have begunとSVっぽいのがいきなり出てくるけど、名詞+SVは関係詞の省略と考えてan expressionの説明がされていると予想する。we have begun hearing often, とカンマまでで主語のthe Anthropoceneが最近よく使われ始めた言葉であることが示されている。ここまで読んでsums upとようやく主節の述語が出てひとまず安心する。sums upは「要約する、まとめる」。人新世という言葉が人間活動による自然への多大な影響を内包する概念であることが説明されているわけだ。これをふまえて
以下構文と訳
『人新世は、(最近よく聞く表現だが)、→まとめている→自然の激的な作り変えの過程を→(作り変えというのは)人間による』
Plastics that do not degrade naturally are destroying the ecosystem while greenhouse gases raise sea levels.
じゃあ次の文。構造はどうなってるかな。
花:SはPlasticで関係代名詞that節がそれを修飾したあと、主節のVであるare destroyingが出てきています。目的語Oがecosystemで、接続詞while以下は時間を表す副詞節で、S'がgreenhouse gasesで、V'がraise、O'がsea levelsです。
Great! whileは継続する時間を表す副詞節(~~する間)のほか、譲歩を表す副詞節(~~とはいえ)を導いたり、対照をあらわす副詞節(~~する一方で)を導いたりするね。譲歩、対照のwhileはディスコースマーカーとしても重要だよ。
この文では人間の活動が母なる自然に混沌を作り出していることの具体例を挙げているよ。
以下構文と訳。
『プラスティックは(自然には分解されず)→破壊する→生態系を。→それと同時に温室効果ガスは→上げている→海面の高さを』
人間の出したプラスティックは生態系を破壊して、人間の出した温室効果ガスは海面の高さを上げている。人類が自然に与えている悪影響は数が知れない。
It was French philosopher Blaise Pascal (1623-1662) who wrote, “Man is a reed, the weakest of nature, but he is a thinking reed.”
またもやIt -- wh節~~構文!! どれだけ好きなんだ。
どうせ形式主語構文なのだろうと、読み始めると、「それはFrench philosopher Blaise Pascalだ」ときて、即座に「それ」ってなんだよって思い、who節の中身を読み終えたところで、おや、と思う。さあ、どうかな。
花:who節で文が終わって、Itが受ける名詞節がない?
その通り。明らかにBlaise Pascalが先行詞とみえるwho節を、実は見えないthe manを修飾している関係詞節で、それを形式主語Itが受けているのだ、というのはさすがに苦しい。Pascalの言葉は知っている人も多いと思う。「人間は一本の葦で、自然界で最も弱い存在だ。だがそれは考える葦である」これを書いたのがPascalさんなわけだが、このIt is -- whoはit is -- thatの派生形で、強調構文になっている。
意義的には『「人間は考える葦だ」と書いた人物こそが、Pascalさんである』というふうに、Pascalさんの部分を強調して書いている構文である。
一文読み終えて初めて、これが強調構文であることに気づけるわけだが、形式主語構文だろうと強調構文だろうとやることは一緒。
Itをみて「それはBlaise Pascalである」と読んで、「それってなんだよ」って思い、Itの中身を探す意識があって初めて、Itが受ける内容がないことに気づけるからだ。頭の中でやっていることは一緒で最後の結果で「Itが迷子」というエラーをもって、これが強調構文であると結論付けられる。It was とwhoを取り去った時に、完全な文を作ることが出来るところも、これに矛盾しない。
強調構文であることをふまえて訳をすると
『その人物こそ、フランスの哲学者、ブレーズ・パスカルである。→(どんな人かと言えば)「人間は一本の葦で、自然界で最も弱い存在だ。だがそれは考える葦である」と書いた』
But as long as man continues the violent act of environmental destruction, calling himself a reed may constitute a form of identity fraud.
butは今回は単独で使われており、単に「しかし」という意味を添えて、as long asから始まる、従属節。as long as は比較構文の慣用表現であるが、説明はまたの機会に。「~する限り」という意味。さあ、ここでmanという名詞があるけれど、どういう意味かな?
安:男!
元気よくありがとう。残念ながら違うんだけどね。
安:……なんか、私、男好きみたいな感じになってるんですけど。
いいじゃん、いいじゃん。命短し恋せよ乙女。私は恋に貪欲な女の子は嫌いじゃないよ。
それはそれとして、このmanをみて変に思うところはない?
橘:冠詞がないですね。
そう! そこがポイント。manを冠詞なしで使うときの意味は知ってる?
花:人類です。
そうだね。現在は差別的だとして、あまり使われる表現ではないんだけど、Pascalの言葉を引用しているから、その流れで、manを男ではなく、人類や人間という種を表す言葉として使っている。だから人類がcontinues the violent act of environmental destructionをする限り、というのが前半の副詞節。ここでのofは同格のofだね。『環境破壊という暴力的な行動を続ける限り』
その後callingで始まる主節。主節だからSVを探すのだけど、callingを動名詞と取って、これが主語と考える。callingを現在分詞と取り、主語と感じられなくて読み進めても、may constituteのところで述語動詞が出てきてしまうところから、callingが主語と軌道修正できる。ちなみにここでhimselfが使われているのは、従属節で人間をmanと表現しているのに則しているからね。calling himself a reedの句自体はV'ing O Cの形。『人間が自身を葦と呼ぶことは』
constituteは「を構成する」という意味のほかに「とみなされる」という意味も持つ。a form of identity fraudで「身分詐称の一種」
以下構文と訳
{But
『しかし人間が続ける限り→(何を)環境破壊という暴力的行為を→自身を葦と呼ぶことは→とみなされるだろう→身分詐称の一種であると』
What of the “thinking” part? We humans have overstepped nature’s bounds, so to speak, but we cannot merely stop being human.
What of the "thinking" part? は「考える」という部分は何なのか問うている。
Weから始まる文のSはWeで同格のhumansが続く。Vはhave oversteppedで「度を越してしまった」。nature's boundsがVの目的語で、カンマ後にso to speakとある。この表現は挿入とよばれるものだ。挿入にはso to speakをはじめとする、as a result, by the way, in other words, in factのような語句だけではなく、I suppose, as you knowのような節も入りうる。いずれも前後のカンマが目印になる。
so to speakで「言わば」。butの導く節では、主語がwe、述語動詞がcannot merely stop being、補語にhumanが来る。
以下構文と訳
What of the “thinking” part?
『考える、の部分は何か。我々人類は度を越してしまった→(なんの?)自然の境界の(言わば)→しかし我々は→どうしてもやめられないのだ→人間であることを』
Our only alternative is to keep thinking how to be in harmony with nature and what each of us can do.
最後の文だよ。この文の構造は分かる?
安:SがOur only alternativeで、Vがisです。補語がto keep thinking~~.になってます。thinkingの目的語はhow to --とwhat --でandで結ばれています。前者がhow to 不定詞の名詞句で、後者が疑問詞whatの導く名詞節です。
Excellent! andは等位接続詞で文法的に同じもの同士を結ぶといったけれど、今回みたいに句と節を結ぶ例外はたまに見かける。とはいっても、どちらもthinkingの目的語で名詞成分だし、howとwhatで疑問詞同士ではあるので、だいぶ同質な感じはあるよね。what節内のSはeach of usでVはcan doだね。「私達それぞれが出来ることはが何なのか」
以下構文と訳
『我々の唯一の代替手段は→考え続けることだ→(何を考え続けるのかといえば)どういうふうに自然と調和を取るかと、我々それぞれにできることは何かを』
今日はここまで。お疲れ様!
今日のポイント
その一 It -- 名詞節~~ が来たら、Itの内容を考える。その結果として強調構文と形式主語構文が判別できる。名詞節はthat節とは限らない。
その二 ディスコースマーカーを見落とすな。
──────────
抄読会が終わった後、橘が不意に声をかけてきた。
「ねえ、花丸くん。クイズを出してもいい?」
「ダメって言っても、出すでしょ、君は」
俺のそんな言葉は当然の如く無視され、橘は続けた。
「花丸くんの自然、というのは、いったいどういうことを意味するでしょう」
「……自然というのは、閉じた系に生成・変化・消滅のシステムを有するものをさすからな。要するに俺の自然ということは、いかなる外的要因によっても変化しえない永久不滅の俺ってことさ」
「ぶぶー。不正解」
「じゃあ、何が正解っていうんだ」
「花丸くんの自然というのは、つまり、私を嘗め回したいという、本能の叫びのことで、すなわちあなたの行動原理で、あなたのすべてよ。……気持ち悪いわね。そう言うことは結婚してからやってもらえるかしら」
「結婚したらやってもいいと思ってるのが、俺的には驚きなんだが。ていうかなんなん、お前、俺と結婚してくれるんか」
「女の子にプロポーズさせようとする、ヘタレとは結婚したくないです。指輪持って一昨日きやがれ。ちなみに私の自然とあなたの自然が混ざったら何になると思う?」
…………。
「普通にカオスだろ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます