スタンダップ・バードランド

 ハートのエース。俺のことだ。自信がみなぎり夢をぶち抜く。若かりし頃、そして、この瞬間。若返っていく感覚の酩酊の中で。

 オーロラ

 前へ進む。静寂に響き渡るカーテンコール。

 ボスざるのようなキング。クイーン、すなわち、リバーサイド。夢を語るハートのエース、直撃するコモンセンスのバードランド。脳を打ち抜く、電撃激震、造語の四字熟語。それがフロンティア精神、すなわち尖っている。

 まっすぐに、まっすぐに、伸びていく、大空を突き破るタイヨウトウ。シルバードリバー。恐れない。恐れる理由なんてない。

 恋するバードランド、先駆けるハートのエース、次ぐナイト。踊るアルルカン。

 パーティーショータイム。紅茶を飲む時間。そんな余裕もないほど、闘う、闘う。闘って、生き抜く!

 決意の夜空、覚醒の朝焼け。

 スターライトブラスト、ロックンロール。

 おれの歌は、速い速い、どこまで速い。

 そして、声が枯れるまで、歌い続ける、歌姫プリンセスリバー

 重なる感覚、センス。エーステッドリバー。言葉のユニゾン

 起きて、ほら、生きて、ほら、彼方に光りが見えない?

 そして、そして、日はまた昇る……。


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「憧れの歌」詩集 鏑木レイジ @rage80

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