ある男の一日

第19話 練り直しの夜明け

　何がしかのコンテストに参加すべく、物件（じさくひん）を漁ってみた結果、どうにも使いモノにならないことが分かり、乾いた笑いに打ちひしがれる男です。

「鳴かぬなら、作ってしまえホトトギス」

　という故事もありますので…。

　過去作品の見直し・練り直しも考え始めました。

　まぁ、現在進行形のやつは、そのまま走らせるとしまして…。

　と言っても、現在進行形（こちら）も話の構成を入れ替えて見たり、肉付けを変えてみたりと、試行錯誤が続いているのですが。

　完結済みのものについては、２０万文字を目途にボリュームアップを図ってみよと考えています。

　実際、キャラの描写が薄かったり、話しの進度を深める事で、個々のイベントについても、もう少し印象が変わるのではないかと思っています。

　一年前とは異なり、有能な作家さんたちの小説・エッセイを拝読させていただいたこともあり、表現力や語彙も多少なりとも増えています。

　まぁ、物書きを始めたきっかけがしょぼい理由でもあり、自己満足全開でやっていたのですが、いざ、人様（いっぱんぴーぽー）に呼んでもらう（実際、作家（ゆうのう）の卵（かたまり）様に読んで頂き、たくさんの応援（コメント）も頂いちゃってます　m(_ _)m 。）となると、もう少し体裁を整えた方が…という気になってきました。

　漠然としたものを漠然としたままに放っておくのも良いのかもしれませんが、目標を決めた以上は、中途半端な事にならないよう、努力したいと思う男。

　さて、努力が報われるようにすべく、再び試行錯誤を始めます。

　まぁ、気楽な事と言えば、一旦アウトプットしたものを再咀嚼（さいそしゃく）してアウトプットすればいいので…って、同じ志向パターンに入らないように、別プロットも起こし直さな、アカンじゃないですか？

　と、

　今日も、一人虚しくボケとツッコミをやらかす男でした。