第15話 男の半生(反省)
人生80年と言われて久しい、今日この頃。
年金支給は65歳から…とか
定年退職は65歳以上…とか
そんな人生設計の社会で、気がつくと半生を通り越していた男である。
今、こうして物書きの真似事をしているが、そもそも自分は何をしたかったのだろうか?
とふと思い返す男。
秋なのだから?
温泉で友人とヨタ話に耽ったから?
たしかに、それらも要因の一つではあるかもしれないが
男の作品を気に入ってくれるヒトがいる。
ツイッターでじゃれ合ってくれるヒトがいる。
(知らないうちに、娘まで
いろんな人に支えられて、
◇ ◇ ◇
何をやっても、結果は伴わず
また失敗したかと、何となく頑張ってきたことを放り投げ、迷走を始める。
仕事もまた然り
仕事が減って、暇になりましたと追い出されてみたり。
しかし、物書きの真似事だけはまだ続けられそうだ。
時間は限られてくる事が多くなったが、その分モガク術も身についてきた。
時々、読者が居るという事が励みになると同時に、恐ろしく感じる事もある男。
物書きの真似事とは言え、男の人生観であったり、性癖だったり…いわゆる人間の
まぁ、その部分を快感と好意的に取って貰える奇特な読者諸氏が多ければ、
不愉感極まりないという方も居られるかも知れない。
もっとも、そのように感じた方は二度と近づいては来ないだろう…。
せっかくの
せめて、凶暴な部分だけは表に出ないように、
◇ ◇ ◇
読者諸氏の声援を浴び、
先にどんな困難・辛苦・迷走が控えているか解らないが、それらでさえ楽しく受け入れる事が出来れば、男の人生も概ね悪いものではないのかもしれない。
反省が全く感じられないようなので、今回のお話はこれまで!
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