第31話 確定申告の裏側
確定申告の一般的な受け付け時期が始まりましたね。
この大量に送られる書類のデーターや書類はどうなるのかというと、確定申告の受け付けをしていない税務署がガンガン入力したり、変更手続きなどをします。
書類に関してはどっかに入力部門でもあるのか、見かけた事はないのですが、私は入力されたデーターを再チェックする場所で働いています。
農機具を買うための一時的なバイトですが。
んで、何をチェックするかというと、何回も確定申告のデーターを送って来た人や人名が日本人ではない方、他にも過去別の場所で確定申告をしている方を見つけては、利用者識別番号を統一するのです。
確定申告をe-taxでやられた方の中にはこの「利用者識別番号」と「パスワード」を設定された方もいるかと思います。
そうじゃなくても、過去確定申告をしているなら、上記の「利用者識別番号」を実は持っている場合があります。
試しに去年出した確定申告の本人保管用の書面を探して下さい。
勝手に発行されていたりしますから。
しかし、本来この「利用者識別番号」は1人1個というルールがあるので、期間中に何回もマイナポータルを利用して確定申告しちゃった人や、家からやった人などが「利用者識別番号」を複数持っている場合があります。
これ、自動で上書きされないんですよ。
手動です。
そんな部分や、過去の住所を見つけては利用者識別番号に紐づけしたり、という地道な作業をするのです。
当然個人情報!!とか言われそうですが、私達が見れるのは識別番号と住所氏名生年月日と職業です。
作業の内容によってはそこまでも見なかったりします。
アフィリエイト、って何年も前だと「Webサイト運営」で通せたけど、今「アフィリエイター」って番号あるんですよ。そっちもびっくりしました。
Youtubver?ってのもあるんです。職業の区分けに。
何故かホストや風俗などの分類もあるけど、正直に書く人おるんかな?
今愛読しているエッセイの執筆者さんが脳外科医さんなのですが、実は脳外科医という分類がありません。医者と書かれると2種類の内どっちか不明(確か片方は内科等総合病院でもいる方々用?もう片方は産婦人科など個人病院の割合が多い感じだったような…)なので、この場合内科等の方のその他の医療従事者として分類させて頂きます。
こっちはひたすら識別番号をチェックしているので、知っている人が居ても気が付かなかったりします。
住所も家から近そうだけど、自分の組以外の集合住宅なんて記憶していませんので当然分かりません。
それより、不思議な事に同じ町内でちまちま引っ越しをされる方や、同じ区内で引っ越しを繰り返す方もいるらしく、そんな方々はベテランのバイトの人が同一人物か確認して紐づけします。
変わったお名前の人を見つけると元々テンションが上がる性格なので、仕事は楽しいです。
納税に関するような部分は別の部署とかじゃないかな?所詮バイトなのでそこまで興味ないし、そもそも申告期間が過ぎたらまた接客が始まる地獄が待っている。
それまでに住宅ローンや事業をしている人の確定申告をマスターしたい。
聞かれて回答できないとか、署員に変わって、と言われると、自分の勉強不足にイラっとするのです。
ただ、あまり知りすぎるとFPの仕事をやる時怖いです。
アドバイスはできるけど、あまり具体的な事を言うと税理士法で罰則あるし。資格失う可能性あるし。
でも、節税できるならしたいし知りたい。
知能の問題だけでなく、2年間の実務経験というのがハイネックなんですよねぇ。
今後農業をしつつか、事務系のバイトでもしながら週に3(土日含む)日は休みを取って働くのも悪くはないとか思っている。
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