第22話 ネットゲームの前

ネットが活発になる前、ゲーマーの中には手紙型RPGっーのが流行っていました。


最初に設定書が届いて、それに自分のキャラクター設計を作る。

プラス、そこに既に進んでいる小説が入っている。

登場人物は行動が採用された自分と同じ登場人物。


一応お金を取られることもあり、自分だけのシーンの部分も別で貰える。


進めていくと、大体こんな行動をすればメインの小説に登場できるのか、と分かってくるので頑張ってみる。

実際登場できたのは、第一作品の最終話だったけど。


その後また、似たような作品が作られて参加者募集。

その時はどんな作品だったか流石に忘れたわ。

異世界メインのファンタジー系キャラクターとパートナーになった現代人だっけ?

その時はその両方のキャラ設定を作って、自分だけ登場するシーンだけだったな。

その頃に交流できるサークル活動??があり、そこで遊ばせてもらった覚えがある。

冊子を月に1回発行し、その中でイラスト書いたりオリジナルの小説書いたり、四コマ書いたり。

オフ会もあったなぁ。


おかげでその作品は思い入れが多かった…けど忘れているのは仕方ないかぁ~歳だもん。


その作品も終了し、次の作品はファンタジー系。

その時も自分とサブキャラを作るけど、終わり掛けにメインストーリィに登場できたのはラッキーだったのは覚えています。


その辺でロールプレイつーのが面白いと思い、やっと手に入れたネットで始めたのがアイデアファクトリー主催

「キングダム オブ カオス」


今公式本で出ている時代より前に所属していました。


これ、掲示板型RPGとも言われてて?国家が40近くあって、そこの王になったら好きに運営しようとしても、国民になった人たちがクエスト用ボタンをポチポチしないと国力低くなるんだったかな?

もう設定なんて覚えていない。


楽しかったのは今でも覚えている、まったく接点のない「暗黒神父コロサス」様のショートストーリィや、ネタ、替え歌。


実は探せば一部保存してあるはず。


一応RPGなので、24時間掲示板に書き込みはできるけど、国家内で交流しようとするとHPかチャットを借りる必要があって、そんな中でも人間関係の交流ができてて面白かったです。


こちらもオフ会があったので参加してきましたが、やはり余計な者が混じるので、手紙でも掲示板でも個人間トラブルはありましたね。


その後やっとまともにオンラインゲームと呼ばれる、今はMMROPGを始めました。

ネットで調べると、当時の自分のキャラクター名が少し検索できるのは笑える。

そこでのオフ会はなかったけど、何故かコントを披露する楽しみと、非常にレベル上げや強くなるのに無駄な時間を費やする必要もあり、その辺をかなり運の要素でクリアしてたり、周囲の助けで楽しくプレイできたけど、その辺確実に女だから、という部分もあるでしょうねぇ。あの当時はまだ純粋?でしたし。

初めてのMMROPGなので、自分のキャラクターがリアルに動くのは普通のオフラインのゲームでもできるけど、ゲーム画面の向こうには人がいるし、モンスターもいる。

チーム勧誘ってのがあり、そこに所属した後、初心者で全然知らなかった為、説明ついでにゲーム内の世界を皆で旅しよう~となったのは今でも忘れられない思い出です。


なにせ、動物で別に倒しても一応経験値やアイテムは手に入るけど、殺す事に抵抗があった上に泣き出してしまい、体調不良で、と言い訳して違う場所に移動して、その当時リーダーしてくれた人に謝罪の手紙を書いたところ、同行した女性ユーザーがブチキレで、きめぇと罵倒しまくったお手紙をわざわざ貰いましたよ。


今なら笑いながら晒してるわ。


コントのパートナーには悪い事をしたなぁとは思うけど、先にゲームから疎遠になったのは彼の方で、待つ事に辛くなって別のゲームに移動しちゃいました。


そこで本来最初からやる予定だった、今でもスタイルが変わった状態でまだプレイできる、MMORPGを始めました。


これを考える時、たまたま契約していたプロバイダーに問題があって、そのMMROPGに参加するのに数年遅れたのですが、そのおかげで今旦那に出会えている、ってめちゃくちゃ奇跡だったんですよね。


旦那は丁度高校卒業後専門学校に行き、大好きな職場で仕事をしていたけど、事情もあって(そもそもその仕事を続けていたら結婚するのが厳しい低賃金重労働)、実家に帰って次の仕事を決めるまでの半年間廃プレイヤーしている時に出会ったので。


そこでも出会い厨ってのがわさわさ居て面倒だけど、今またプレイするかと聞かれると無理ですねぇ。

年齢のせいか、ちょこっとしたアクションゲームならできるけど、MMORPGなら10年ぐらい前に新しく始めたドラゴンクエストがあるし、そっちやっている方がコンプリート魂に火をつけるので楽しいです。


先日、たまたまファンタジー書くならあの当時の作品にヒントないかなぁと公式本を購入し、自分がプレイしてた後の時代に出た本と知り、残念だけど色々あったなぁ、とか思い出してしみじみしてました。

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