第21話 西洋ファンタジー 貴族の生活映える まとめ

所詮なんちゃってファンタジーとはいえ、呼称や爵位の基礎は必須事項だと思われます。

某毛皮のお方のエッセイで多少問題視される重要事項なんかも知りはしましたが、


「所詮自分で考えた西洋風ファンタジーなので、私の世界では存在するのです!」


と言える方はそれでOK!

でもせめて基礎部分はメモした方が良いかも…。

と言っても、私が軽く調べた範囲の、なのでミス、指摘は後に史書を漁るのでそっとしてあげて下さい。


階級制度

1位 国王or皇帝or女王…国王は1つの国の王。皇帝は複数の国の王、女王は女の王様


呼び方は大体「陛下」

最近は帝国の太陽、とかもっと素敵な呼び方も追加するみたいっすね。


2位 王妃or皇后or王后or王配…おうひ、こうごう、おうこう、おうはい。王様の正室、第一番目の妻、王配は夫。

呼び方はこれも「陛下」

王配のみ「殿下」


3位?王太后、皇太后…おうたいこう、おうたいごう。王様の母親。

呼び方は「陛下」


王の兄弟、姉妹は大体貴族として爵位持ちか嫁いでいるけど、そうでない場合「殿下」

爵位があれば爵位の方を参照。嫁いでいる場合も嫁ぎ先の爵位参照。


4位?大公or大公爵…たいこう

呼び方は「閣下」

王族の血を引く公爵なので大公。


5位?公爵…こうしゃく

呼び方はこの辺りから公爵名とか言う謎名詞が出てくるのですが、作品では面倒なので普通に家の名前で公爵と呼ばせています。

身分が下~同の者からは「閣下」にしました。本来国内の実力ある人、家が持つ爵位という事で。


身分が上の方からは~公爵、と呼ばせています。


6位?侯爵=辺境伯…こうしゃく、辺境伯

上位貴族のうちに入れていますので、やはり呼び方は「閣下」

辺境は隣国との境である場合が多く、防衛線を任せられる重要な人物。でも地方になっちゃうので身分高くはするね、って感じで辺境伯は侯爵と同等扱いです。

侯爵は王から与えられた領地を支配する権利があるけど、そこで独裁はしない。自治もNG。あくまで偉いのは王様であり、与えられた領地で利益や人々が幸せに暮らし、いずれ兵力や食料の備蓄などに貢献する必要もあります。


身分の上の方からは~侯爵、~辺境伯と呼ばれます。


7位?伯爵…はくしゃく

中位の貴族で数は多いけど、支配する領地が王都から離れた地方で、辺境ではない。

侯爵との違いとして、規模が小さいけど、領地を持って運営している点だけ同じ。


身分の上の方からは以下略


6位?子爵…ししゃく

一応貴族。でも伯爵のお手伝いをできる身分。

領地を持たないけど、伯爵の領地が潤えば当然お給料も上がって暮らしは豊か。

伯爵家で管理職をしているイメージです。


身分の上の方からは以下略


7位?男爵…だんしゃく

同じく一応貴族だけど、伯爵が治める領地の直接管理をしているイメージ。

平民と接する機会が多いので領主様と言われる立場。


身分の上の方からは以下略


各身分の奥様は

公爵夫人、侯爵夫人、伯爵夫人、子爵夫人、男爵夫人。


子供に関して、特に跡を継ぐ関係か、男子への呼び方が面倒だったので、ほぼ年上や家格が上なら令息、年下は君にしたけど、本当は「卿」が正しいようです。


女性は「令嬢」でまとめました。




「11/20追記

英国貴族の令嬢(株式会社河出書房新社発行:村上リコ著)という本を見てやっと理解できた部分。

仮に。「あいうえお伯爵」の三男で田中 太郎さんがいたとする。

最初は「ミスター・太郎・田中」親しい家族や親せきからは「太郎」

学校などの友達からは「田中」と姓を呼び捨てされるかもしれない。きちんと呼ぶときは不明。

自分の家の使用人からは「マスター・太郎(太郎ぼっちゃま)」と呼ばれるかもしれない。

・ここで謎部分が、父親が存命の間に「ナイトの勲章を貰ったりしたら」

田中 太郎は「サー・太郎」になる。

父親が亡くなって兄が爵位を相続しても本人には影響がない。

が、万が一兄2人が他界して伯爵位を相続したら、「あいうえお伯爵太郎・田中」となり、英国では「ロード・あいうえお(あいうえお卿)」と呼ばれる。


この「あいうえお伯爵」というのは、地名であったり、国王などからの命名かもしれないので今後も調べます。伯爵以下は地名または姓である可能性が高いです。


ただ、ミスター、とかロード、とかなんちゃって西洋ファンタジーでは非常に使いにくく理解されにくい設定かと思います。

公爵も英国ではデュークと呼ぶようですが、作品にいきなりデュークと出ても名前かな?と思いませんか?

その辺完全に理解している読者が少ない。そこまで本格的な物を求めている読者が少ないという私の判断。むしろ私は???となるので無理です。


後、今回は英国でチェックしてみましたが、当然西洋なので現在のスペインとかフランスとかドイツとかも地名や範囲が異なる上に、爵位の呼び方も結構変化していると思います。


指針としては、流行っている作品で自分の作品に取り入れる際に違和感がなく、読みやすい、というのを重視すれば良いんじゃないか、一応理解はしておいて損はないけど、って感じです。


また、どこかのHPかサイトで見かけた上流階級同士の呼び方、下の(略)の一覧表がありましたが、


現在借りている図書館からの本は、上記「英国貴族の令嬢(株式会社河出書房新社発行:村上リコ著)」と、「英国貴族の暮らし(株式会社河出書房新社発行:村上リコ著)」の2冊で、他にも6冊ほど現在取り寄せ中です。

また分かった部分や再編集する可能性があります」













イベント

・学園入学

結構人気がないそうです…貴族生活ってこの下に書く他のイベントだけで話を書けってなってて、謎解き等なにか下地がないと書きにくいので私は今学園を使いつつ、下のイベントを混ぜています。



・お茶会

誰かの家に集まって、交友関係を深めたり、噂話に花を咲かすイメージです。女性に多そう。


他に

・誕生日

・デビタント(社会デビュー)、

・舞踏会

・狩猟大会

・自領のお祭り

・王都のお祭り

・武闘会



・狩猟会の時、女性が婚約者やアピールしたい男性に刺繍をしたハンカチを送る


女性は結婚するか、修道女になる人生設計が普通。貴族の世界せちがらい。

その為に、刺繍(裁縫ではない)、ダンス、お茶会での交友関係を広げる力、宝石やその時代に適した流行りのドレスが着れる肢体の維持必須。





こんなところ?

追加あったらまた編集します。


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