第11話 2~30年前の更に20年前かな?喘息根性論
とある、治安の悪い街で契約社員として働いていた頃。
どんだけ治安が悪いかと言うと、学生がリンチで殺されたり、私の中古で買った原付をほぼ毎日ハンドルロックを壊して盗もうとする阿保と、それにチェーンをかけて諦めさせるという発想ができない輪をかけた阿保の私が住んでいた。
ちなみにここ、契約社員の寮と業者の間でバレてて、しょっちゅうねずみ講の販売や、毛布の販売、印鑑の販売が来ました。
印鑑に関しては少し余談があり、何回も出勤前とかにインターフォンを鳴らされる関係でイライラしてて、玄関に赤ちゃんが寝ていますってステッカー張っていたんですよ。
偶然インターフォンが鳴った時玄関の近くにいたので即開けて、ステッカー見とらんのか、と怒鳴って追い返しました。
この追い返した際、私は左端の方の部屋だったのですが、右端の方の部屋で郵便受けの近くを覗いているような感じでもう1人いたんですよ。
それを忘れた頃、同僚が家に置いてあった現金10万が無くなったとか騒いでいました。
その後、私はかなり遠方の別の契約社員の仕事に転職して離れたのですが、その先で見かけた新聞で、以前住んでいた場所で印鑑の販売を名目に泥棒を繰り返していた犯人が捕まりました。
ばっちり目撃していました。
インターフォン無視してたら勝手に扉開けられそうになっていたんでしょうねぇ。室内用ロック常にしててびっくりするだけですが。
そして、この10万盗まれたひと。
残念な事に田舎の出だからか、喘息持ちだったけど、父親に強引に船で海に連れ出され、喘息が治った。病は気からなんだ、と豪語していました。
彼女があの後で知識を得て、それが大きな間違いであると気が付いて欲しいなぁと思いつつ、友達でも何でもないのでどうでもいいや、とか思ったりもしています。
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