第7話 女が群れるとマイナスしか見かけない…

私は多数の職場経験、と言えば良い言い方ですが、結局はフリーターです。

実際中々体験できない職場を選んでいたけど、家と言う住処が安住の地ではないため、最終的には契約社員になって色々な地域で暮らすのも面白かろう、何て発想をしていました。安定を求めていない、将来も求めていませんでしたので。


その分色々な経験を見てきましたが、女性に関してどの場所も共通事項に気が付きました。


女性はグループを作りたがるんですよね。職場でも。

そして仕事や家庭の愚痴を言う。愚痴を言うだけで改善案や解決方法を考えない。

この点は私の苦手項目です。愚痴を聞かせるなら解決方法も聞け、と思ってしまうので。


で、めんどくさい変換器を持っているんですよ。


A「Bさんがこうでこうで~困っちゃうのよねぇ」

C「へぇ~、そうなんだぁ」


ここ、肯定も否定もしていません。



しかし、噂話ではいつの間にか

「Cさんも言っていた」


にされるんです。


これが嫌な場合、ハブられようがおかまいなしに「そうなの?Bさんとは関わりないから知らなかったけど、そんな人には見えないなぁ」


否定を入れる。


当然あの人ノリが悪い、等で輪の中から追放してくれますが、気にする方は先手を打つしかないです。


他のDさんやEさんに、「Aさんから、Bさんが~と聞いたけど、そんなに困っているのかな?」


この方法をしても、誰かをいじめの対象にしないと気が済まない人が集まってたら、ハブられる方がましな方向に進みます。


私は当然我が道を行くタイプだったので、もっと面倒な会話に持って行きます。

「Bさんが~で困っちゃうのよねぇ」

「じゃぁ~するとか、~したら?」

解決案をいくつも考える。しかも後からさらに声をかけて解決案を提案する。


これやられると、女性は解決案なんかより、同意か黙って愚痴を聞けよ!って思って話しかけてこなくなります。



この辺、社員や上司がしっかりしている会社だと、即面談という形になって、無駄なうわさ話やいじめに繋がる手前で止めれます。止めれていた会社はしっかり線引きができていました。




さて、とある職場での話です。


そこでは年功序列が男女に適応され、社員はほぼ男性しかおらず、パートで女性を多く雇っています。

この年功序列により、線引きができていませんでした。


当然、高齢の女性が残り、さらに性格が悪い人が残ります。


自分は仕事ができる。だからこの歳ても務めていられるというか、勤めてあげている。後から入った社員より仕事ができる!


と思い込んでいるようです…。


おまけに新人いじめはストレス発散に適しているらしく、なるべく若くて今後も仕事をしてくれそうな人を雇っても、高齢で古株のパートに意地の悪い仕事の教え方等をされて辞めていきます。


ここで会社の上司である社長クラスが、それを重視してくれれば雰囲気も変わるのですが、高齢で自分の所をクビになったら生活ができないから、とクビにする事も注意することもしません。


社長がそんな態度を取ると、下の役員も口を出せず、問題はさらに悪い方向に。


社員が適度に怠ける方法を見つけて、でも既定の仕事時間をこなすだけで給料は貰える。なら仕事をしているふりして苦労は背負わない方が得じゃん!


結局、業績面でかなりマイナスを背負っている事に社長は気づかないまま、会社はなんとか運営されています。


いずれ社長が辞めて代替わりして、改革をうまくやらないと、まじめに働いている人の精神面やられて病気や退職者が出て回らなくなるんでしょうね。

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