女子みたいな体の、ちっちゃな恋のあやめっち

ダンサー

ある日、夢に、ちっちゃな可愛いお人形さん出て来た。

ハワイかタヒチあたりの、黒人の可愛い女の子のお人形さん。

腰蓑を付けたダンサーさんみたい。

頭には赤い花を付けている。

でもなんとなく、泥んこになってる感じした。

翌朝、なぜかボクは裏庭のほうに行ってみたくなった。

裏庭には、物置小屋あって、その横に草むらある。

草むらに入ってみた。

なんとなく、辺りを探してみた。

草をわけつつ探してみた。

そしたら、ちっちゃなお人形さんの横たわってるのを見つけた。

拾い上げてみたら、夢に出て来た女の子のお人形さんだ。

泥んこになって、汚れている。

お湯で優しく洗ってあげた。

なんとなく、笑ってくれてるみたい。

可愛い顔をボクに向けている。

ボクの部屋に持ってあがって、タンスの上にちょこんと置いてあげた。

めっちゃ嬉しそうに見える。

なんとなく動きそうだったから

｢こっち向け～、こっち向け～｣

って念じてみた。

でもたぶんピクリとも動いてないようだ。

その日の晩に、夢の中に、お人形さん出て来た。

タンスの上から、ボクに向かって、笑いながら、飛びついてきた。

夢の中のボクは、そのお人形さんを優しく受けとめていた。

｢ありがとう～｣

ってお人形さんは可愛い声で言っていた。

夢では、部屋中に、色んなお人形さん並んでいる。

みんなボクのことを見て、笑ってくれている。

どのお人形さんも、ボクと目を合わせると、今にも、ボクのところに飛んできそうな感じで、ピクッと動く。

夢から覚めて、タンスの上にちょこんと置いてある女の子のダンサーのお人形さんに向かって

｢こっち向け～、こっち向け～｣

って念じてみた。

ススッて感じで、ボクのほうにほんのちょっと体ごと向けたように思えた。

夏休みに空里といっしょにプールに行った。

プールに着くなり、空里はプールサイドから、プールに向かって、ザブーンと、めっちゃきれいに飛び込んでいる。

そして、プールの中をスイスイと優雅に泳いで、またプールサイドに上がって、すぐまた、きれいにジャンプして飛び込んで、ザブーンとプールに潜って泳いでいる。

ジャンプして飛び込む瞬間に、いつもボクのほうをチラッと見て

｢あやめっちは、こんなふうに、きれいに飛び込みできないでしょ～｣

って言ってるようなドヤ顔を見せている。

空里は本当にお魚さんみたいだなあ。

プールの中で、ほんまにお魚さんみたいに泳いでいる。

お魚さんっていうか、どちらかというと人魚っていうのか...

マーメイドみたい...リトルマーメイド

ボクも女子の可愛い水着を着て泳いでいるから、たぶん2人のことは姉妹のように見えてると思う。

街を空里といっしょに歩いていても、ボクはタンクトップやTシャツに、ショートパンツとサンダルやから、すれ違うお姉さんとかにも、女の子2人で歩いているって思われているように、いつも感じる。

沖縄にいる中2くらいから、ボクの体も、より女子っぽくなってきて、見た目的にも女子のよう。

愛媛にいた小学生や中1くらいの時も、まわらのみんなからは女子のように見られていたけど...空里のお友達からも、いつもお姉ちゃんやって思われていたし。

でも大阪にいる今の中3でも、相変わらず、みんなからも女子やと思われているみたい。

帽子も好きやから、帽子をかぶって電車に乗ってると

｢あっ！可愛い帽子かぶってる！｣

っていうふうに、よく同じ女子中学生や、女子高生のお姉さんたちや、可愛い女子小学生の子たちから思われているのを感じる。

たまに、同じ女子中学生の2人組とかの友達どうしで

｢あっ！普段は、あんな可愛い帽子かぶってるんやっ！｣

｢ほんまやっ！｣

って、ボクのことを見て、しゃべってたりもするから、そういう時は

｢あれ？同じ中学の子たちなんかなあ～？ボクのこと中学で知ってる子たちなんやろか？｣

って思う。

ママも、よく

｢あやめっちは、ちっちゃい頃から、帽子めっちゃ好きやったからなあ！｣

って言っている。

たしかに、ボクは、なぜか帽子めっちゃ好き。

帽子かぶるの大好き。

帽子かぶると、なぜだか、ちょっとハッピーな気持ちにもなっちゃう！

可愛い帽子屋さんになろうかなあ～。

でも可愛い下着も好き。

海やプールなどで着る可愛い水着もめっちゃ好き。

可愛い下着とかも結構集めている。

中2の沖縄くらいから、可愛い下着に目覚めたような感じだ。

沖縄の頃は、家で1人になったら、よく裸になって、えっちな可愛い下着を着けて、えっちな格好をするの好きだった。

中2になった沖縄の頃から、可愛い下着いっぱい欲しいなあ～って思いはじめた。

思春期のはじまりなんやろか？中2の頃って...

そやから、それから、ちょこちょこ、可愛い下着を集めはじめて、中3の今では可愛い下着やえっちな下着、結構集まっている。

街に出る時にも、可愛い下着を着けて出るの好き。

夏も、可愛い下着にショートパンツをはいて出かけてるから、やっぱり、まわりからも女子のように思われてるんやろなあ～。

京都の美術館で絵画の展覧会をやっていたので、四条河原町まで行って、四条大橋を渡っていた。

そしたら、夏で鴨川の川床をやっていて、そこにいる京都のこと好きで観光に来ていたお姉さんたちに

｢いいわね～！京都、地元で～！｣

って、四条大橋を渡っているボクに対して思ってくれてるなっ！っていうのを感じる。

たしかに、ボクみたいな中学生、四条大橋を渡っていても、京都好きで観光に来ている子には見えないやろなあ～。

Tシャツとかタンクトップに、ショートパンツにサンダルで、可愛いリュック姿で四条大橋を渡っていたら、どう見ても、地元の中学生に見えるんやろうな～。

可愛い女子中学生に見えてるのかも。

ボクも京都のこと大好きやから、そういうふうに、ボクのこと地元の中学生に見てもらえて

｢いいな～！地元、京都で！｣

って思われてると、ボクもなんだかめっちゃ嬉しい。

そのお姉さんたちも、京都をめっちゃ好きやから、そう思ってくれてるんやろなって感じて、同じ京都好きどうしとして、やっぱり、なんか、めっちゃ嬉しいのだ。

正確には、住んでいるのは大阪府やけど、もうほとんど京都府寄りやから、地元、京都みたいなもんやから...

京都を愛しているし、また、京都からも愛されている...

京都は、ほんまに、愛してくれるのを感じる。京都は、ほんまに、ボクのことも愛してくれているんやなあ～っていうのを感じられる。

だから、四条大橋を渡っていて、京都好きなお姉さんたちから

｢いいな～！京都、地元で！｣

って思われてるのをなんとなく感じると

｢あっ！お姉さんたちも、京都の人と結婚して、京都に住みたいのかもな～｣

って思ってまう。

ボクと同じ京都好きどうしやから、ボクも将来は、そういう京都好きの女子と結婚したいなあ～って思った...

四条大橋を渡りながら、右手のほうに行くと清水寺で、左手のほうに行くと、八坂神社や平安神宮や、美術館もあるのかな？って考えながら、京都の美術館に向かって歩いている。

京都の夏は暑かったりするけども、鴨川も流れてるし、街に風流な川も流れていると、また歩いていても気持ち良きもんやな～って思う。

こういう、今歩いている四条大橋なんかも、平安時代の頃からあったのかな～？とか、いろいろ京都や京都の街のこと、京都の歴史のことなんかを考えながら、四条大橋を渡って京都の街を歩いている。

京都はボクも愛しているけど、京都にいる人たちみんな、京都を愛しているんやろな～って思った。

平安時代の頃から京都は人々に愛されてきたのかなあ～。

京都って、ほんまに、愛して愛されて、相思相愛の街なんやな～って思た。

まあ、大阪府に住んでるし、大阪も好きやけども...

神戸や奈良や、関西ぜんぶ好きやけど...

琵琶湖も滋賀も、南紀白浜も和歌山も...

南紀白浜で泳ぎたいしサーフィンもやってみたいし、姫路城とかにも、たまには行ってみたいなあ～。

いろいろ行きたいところ、いっぱいある～。

今は夏やけど、京都には山も多そうやから、冬とかにはスノボやスキーもできるんやろなっ！京都の山でスノボやスキーもやってみたい！