第21話 決着
カミラはマンゲツに構えた大剣の刃の切っ先から巨大な鉱物を顕現させてマンゲツに放った。
カミラが放った鉱物が飛んでくる中、マンゲツは鞘から抜剣した短剣を右手に構えた。
マンゲツの構えた短剣は髪の色と同じ淡く輝く水色の刀身をしていた。
抜剣した短剣の魔装にはまだ銘が打たれていない。
マンゲツは自身の魔装をポラリスから渡されてから今まで何も思いつかなった。
霊獣であるマンゲツは自分が魔装の銘を打っていいのかという戸惑いから銘を決められずにいた。
けれどポラリスは言ってくれた。
『最低なオレには『パートナー』のマンゲツの力が必要だ。だからこんなオレに力を貸してくれ!』
人間の乙女の姿である霊獣のマンゲツをポラリスは必要と言ってくれた。
やっとマンゲツはポラリスの『パートナー』として自分自身を肯定できた。
その思いに応えるために、夜空に輝く満天の星のようなポラリスを守る存在になると決めた。
マンゲツは構えた短剣を一瞥した。
「やっとあなたの銘を決めました——」
ポラリスの背中を守る存在として、ポラリスとの約束を守るためにマンゲツはこの銘を打った。
「あなたの銘は『シンゲツ』です!」
マンゲツは短剣の魔装に銘を打つと握っている短剣の柄に古代魔導文字で『シンゲツ』と光輝く軌跡が描かれた。
カミラが放った巨大な鉱物が間近に迫った瞬間、マンゲツは水色の
巨大な鉱物が短剣の切っ先に触れる寸前に飛んできた鉱物の動きが止まり、その場で粉々に砕けて破片が地面に落ちた。
「⁉」
マンゲツに鉱物を放ったカミラは目の前で起きた光景をすぐに理解できなかった。
カミラはマンゲツに駆け寄るとマンゲツも迎え撃つように駆け寄っていく。
カミラの握る大剣の刀身が赤熱して大剣の周囲に熱を発した。
互いに互いの間合いに入るとカミラは赤熱する大剣で斬りかかり、マンゲツは構えた短剣でカミラの受け止めようとする。
カミラは重い斬撃に加え魔装術で大剣が赤熱する程の高熱を纏わせてマンゲツの短剣ごとマンゲツを切り伏せる気でいた。
躊躇いなくカミラが赤熱する大剣の重い斬撃をマンゲツは構えた水色の魔剣で受け止める。
「なっ⁉」
カミラの大剣がマンゲツの水色の魔剣に触れる寸前、赤熱する大剣の重い斬撃が止まり、大剣の赤熱する刃と短剣の刃の間にわずかな隙間が生まれていた。
カミラの大剣が止まるとマンゲツは空いた左手から水を生成した。
カミラはマンゲツに斬りかかって止まってしまいすぐに離れようとするがまるで大剣が固定されているかのように止まって動かせない。
カミラは動かせなくなった赤熱する大剣から炎を発生させてマンゲツに攻撃しようと魔力を注ぐが大剣から熱が溢れるどころか赤熱していた大剣が元の鈍色に戻っていく。
マンゲツはカミラが大剣を持って離れようとしたが動かせず熱の魔装術で攻撃しようとするも魔装術を制御できない魔装に苦戦して隙が埋めれたところに、マンゲツは左手に生成した水の塊をカミラの鳩尾に放った。
「ッ⁉」
マンゲツが放った水の塊が鳩尾に直撃するとカミラは苦悶の表情を浮かべて握っていた大剣を放して地面に膝を付けた。
「……その魔装で……私の魔装を固定したのか?」
「その通りです。この水色の
「⁉」
カミラの問いかけにマンゲツは水色の魔剣の
マンゲツの口から出てきたノックスの力による魔装術の弱体化を聞いてカミラは苦悶に滲む表情に驚愕の色が加わった。
「あなたが殺そうとした人はあなた達の考えなどすでに読んでいた。だからあなたは霊獣である私の前で膝を付いているのです」
マンゲツの言葉にカミラは苦渋の色まで混じって歪み切っていた。
「ポラリス様の方も、もうすぐ決着がつきそうですね」
カミラが鳩尾の激痛で動けなくなって決着がついたマンゲツはポラリスの方を見た。
マンゲツの視界に映るポラリスは水の魔導でフィルラインの金属錬成の魔導を受け流して三本の魔装で追い詰めていく。
フィルラインは金属を練成して砲弾状に形状を変化させる。フィルラインは練成した金属の砲弾をポラリスに放つと、ポラリスは左手で印を結び魔導を発動、水を生成して目の前に飛んでくる金属の砲弾を遮る盾の形状に変化すると一瞬で水が凍結して氷の壁になった。放たれた金属の砲弾が氷の壁に衝突すると金属の砲弾は氷の壁を貫通することなく地面に落ちた。
ポラリスは握っている漆黒の魔剣を振り、フィルラインに向けて紫色の雷光を放つ。放たれた雷光は瞬時にフィルラインの元へ奔る。
フィルラインは眼前へ迫りくる雷光を咄嗟に練成した金属の壁で防ぐが、フィルラインの予想していたよりも壁が薄く、雷光が衝突した金属の壁はすぐに赤熱した。そして空中で廻る疾風の
フィルラインの金属の壁を切り裂くと同時にフィルラインの背後へ移動していた陽光の
放たれた光の砲弾に気付いたフィルラインは咄嗟に自身の背後を守る金属の壁を練成するが今までよりも練成のための時間がかかり、練成された金属の壁は薄く脆かった。光の砲弾と衝突すると金属の壁は光の砲弾が創り出す光の奔流により赤熱してすぐに亀裂が奔った。亀裂の入った金属の壁は瞬く間に地面へ崩れ落ちた。
「くっ⁉ どうして上手く魔導が使えない⁉」
フィルラインは自身の魔導師としての技量に自負はある。ポラリスの水の魔導程度で錬成して射出した金属の砲弾を受け止められるはずがない。
だが実際はポラリスの水の魔導でフィルラインの魔導は容易く受け止められ、ポラリスの操る三本の魔装の魔装術を防ぎ切れず追い詰められている。
「あんたはあの外道が簡単に死ぬと本当に思ってるのか?」
ポラリスの発言でフィルラインはこの事態に理解できた。
「まさか⁉ ノックスの仕業か‼」
フィルラインがようやく事態を理解するとポラリスは不敵に笑う。
フィルラインがノックスによって追い詰められていた理由に気付いた時にはもう遅かった。
ポラリスの疾風の魔剣と陽光の魔剣の魔装術を防ぐのに手一杯なフィルラインの背後に水が生成され弾丸の形に変わりフィルラインに向かって放たれる。
ポラリスが放った水の弾丸はポラリスの魔装術を防ぐので背後に気が回らないフィルラインの背中の近くで水蒸気へ一気に蒸発して爆風が生じた。
「ガッ⁉」
水蒸気の爆風が背中に直撃したフィルラインは爆風の衝撃で地面に倒れた。
「これで終わりだ。フィルライン・ゲルフ」
ポラリスは地面に倒れたフィルラインに漆黒の魔剣の切っ先を向けた。
切っ先を向けられたフィルラインは水蒸気の爆風による痛みが奔る中、地面に倒れながら不気味な笑い声をあげた。
「本当にそう思うなら君達は本当に愚かだ。もうすぐ学生会と風紀委の人間が戻ってくる。そうなれば君達は僕達の邪魔をしたアイリス・ジオグランの共犯者。僕達に牙を剥いた時点で君達の負けは決まっていたんだ!」
「そうなっていたら君の描いた
「⁉」
地面に倒れ痛みを堪えながら語るフィルラインの口を挟むように誰かが声を出した。
フィルラインは地面に倒れたまま声の聞こえた方を見た。
フィルラインの視界にはたくさんの学生が暗闇を照らすライトを背にしていた。
ライトを背にしている学生達の一番前には学生総代の腕章をつけた黒髪の男子学生が立っていた。
「学生総代⁉」
フィルラインに話しかけた学生総代のラインハルトは地面に倒れているフィルラインに憐れみを帯びた視線で見る。
「ここに来る前、君達の謀略の証拠をセリア・ジオグランが風紀委室から見つけ出して俺とエミリーに提示した。まさか事件の書類ごと改竄しているとは思わなかったよ」
「「⁉」」
ラインハルトの発言にフィルラインとカミラは顔をしかめた。
「書類の保管を頼んでいたカミラに
ラインハルトの隣にいる風紀委主幹の腕章を付けたエミリーは残念そうな表情を浮かべてフィルラインとカミラに話した。
「これで事件は終幕だ。大人しく投降してくれ。フィルライン・ゲルフ、カミラ・シューゼイン」
ラインハルトが真犯人のフィルラインとカミラに投降するよう告げた。
その瞬間、カミラは鳩尾の痛みを
カミラが握った大剣の刀身から目を瞑す程の閃光と耳を
この場にいる人間はカミラの握った大剣から発せられた強烈な閃光と轟音に目を閉じて耳を塞いだ。
事件現場にいる人間全員、目と耳を封じられて閃光と轟音が消えた後もしばらく体の自由が利かず動けなかった。
ポラリスは体の自由が利くようになり、ゆっくり瞼を開き、耳を塞いでいた両手を放すと先程まで地面に倒れていたフィルラインと大剣の魔装を握っていたカミラの姿が消えていた。
「犯人が逃走した! 風紀委は逃走犯の確保を! 学生会は犯人の二人を指名手配する手続きを優先するんだ!」
カミラの魔装術の閃光と轟音で奪われた体の自由が利くようになったラインハルトは同じく体の自由が利くようになった学生会と風紀委の学生達に指示を出す。
指示を出された学生たちもラインハルトの指示通り各自の仕事のために動き出す。
「ありがとうございます。ラインハルトさん。おかげで助かりました」
ポラリスはラインハルトの元へ歩きながら感謝を伝えた。
「お礼を言うのはこちらの方だ。それに君がお礼を言うべきなのはこちらの方じゃないかな?」
ラインハルトは自分の後ろにいる人物に手を伸ばして指し示す。
指し示されたのはアイリスの姉のセリアだった。
「ありがとう、ジオグラン。お前のおかげで真犯人の謀略を防げた。アイリスも濡れ衣で捕まらずに済んだ」
ポラリスはセリアに微笑を浮かべて感謝を伝えた。
「わたしはあんたのために事件に関わったわけじゃないわ。成り行きで事件の証拠を見つけただけよ」
セリアは感謝を素直に伝えたポラリスから視線を外して自身に起きた真相を端的に話した。
「どうせ誰かの声が頭の中に聞こえて、その声がジオグランに命令したんだろ?」
「何でそれを知ってるの⁉」
ポラリスが端折ったはずのセリアの話を的確に言い当てた驚きでセリアは外していた視界の中心にポラリスを入れた。
「オレも同じような成り行きでここにいるようなもんだ」
ポラリスはセリアに起きた現象がノックスによって起きたものだと理解するとセリアに事実を端折ってセリアに説明する。
セリアに説明した後、緊張感が途切れて体中に奔っていた痛みが蘇り、ポラリスは地面に膝を付いた。
地面に膝を付いたポラリスにセリアはすぐに近寄って腰を落としポラリスの肩に手を回す。
「無理し過ぎよ‼ ただでさえ試験で怪我してるのにそのまま犯人と戦うなんて‼ あんたは本当にバカよ‼」
ポラリスの近くで罵声を浴びせるセリアは表情にも声音にも怒気が全くなく、心配そうな声だった。
「オレよりまずはあいつと顔を合わせてやれ。ジオグランもあいつが心配だからすぐに動いたんだろ?」
肩を回すセリアにポラリスは視線だけでセリアが事件に関わる要因になった人物を差した。
ポラリスの意図に気付いただろうセリアは立ち上がりポラリスの視線の先にいる人物へ足を進めた。
セリアが進んでいく先には両手両脚を拘束している魔装術を風紀委の一人に外してもらっていたアイリスがいた。
「……セリア」
アイリスはこちらに近づいてくるセリアに気付き陰りの表情を見せた。
「セリア……その……」
アイリスは偶然であるが面と向かってセリアと話せる場ができた事でポラリスから言われたように面と向かって腹を割って話そうとする。しかし事件の濡れ衣を着せられた時にフィルラインとカミラの言葉が脳裏をよぎり上手く言葉が出なくなっていた。
「……その、わたし……」
アイリスが一生懸命言葉を絞り出そうとした時、こちらに近付いたセリアがいきなりアイリスに抱き着いた。
「どんくさいにも程があるわ! 心配かけさせないで! 本当に……無事で……良かった……!」
セリアは大粒の涙を流しながら嗚咽交じりでアイリスを力強く抱きしめた。
今まで嫌われていたと思っていたセリアからの優しい思いと温もりがアイリスに伝わると押さえられない気持ちの奔流が大粒の涙に変わった。
「ごめん……! 心配かけて……本当にごめんなさい!」
アイリスはそれだけ言葉にして伝えると、姉妹二人はそのまましばらく抱擁しながら声を出して泣き続けた。
◇
学院と学院の外に通じている地下水路を歩く二人の人影があった。
「すまない、カミラ。共に逃走犯になってしまうのは想定外だった」
肩を貸しているカミラに運ばれながら逃走しているフィルラインは今回の事件の結果が失敗に終わってしまった事を詫びた。
「今は逃げて僕らの邪魔をしたあいつらに復讐する機会を待つ。今度は油断しない」
ポラリスの魔導で肋骨を数本骨折したフィルラインは自力で歩く余裕はない。
自分が計画した
フィルラインがカミラに肩を借りて進んでいるとカミラが急に足を止めた。
「どうしたんだ、カミラ? まだ休憩を取る必要はない。先へ進もう」
足を止めたカミラにフィルラインは自分の身よりすぐに学院の外に脱出する事を優先するように告げた。
フィルラインの言葉を聞いただろうカミラは依然として動かなかった。
カミラは貸していた肩を離してフィルラインを地面に置いた。
「カミラ。だから今は休憩よりもここから出ることを優先——」
フィルラインが再度学院から脱出する事を優先するように告げる途中、フィルラインの背中に冷たい感触が奔った。
フィルラインの背中にナイフが刺さりフィルラインは地面にうつ伏せに倒れた。
「——何の、……真似だ⁉ カミラ⁉」
誰もいない地下水路にフィルラインと唯一、共に行動したカミラがフィルラインの背中にナイフを突き刺したのだ。
「俺はただやられた事をやり返しただけだぜ? 内臓を傷つけないように刺したから安心してくれ、元学生総代補佐殿?」
カミラはナイフを背中に刺されて地面に倒れているフィルラインに笑い声が混じったような声で話しかけた。
「貴様は誰だ⁉」
フィルラインはいつものカミラの口調でないと気付き先程まで肩を借りていた人物に誰か尋ねた。
「ここにいるのは正真正銘、元風紀委主幹補佐のカミラ・シューゼインだ。体だけはな?」
地面に倒れたフィルラインの視界に映るカミラはいつもなら絶対に見せない不敵な笑みと自分を見下す視線を見せていた。
「これまで人に見せなかった俺の魔導である《
フィルラインは視界に映るカミラの体を借りて邪悪な笑みを浮かべている人物が何を言っているのか理解できなかった。
「そろそろ毒で痺れて舌も回らなくなってるはずだ。だからもうあんたは俺と話す事はない」
カミラの言う通り、フィルラインは先程までの痛みと共に体全体の感覚が麻痺して指一本も動かせないでいた。
「あんたもこの体の女に事件の真相に踏み込み過ぎて俺を殺すように命令するなら、刺すナイフに毒ぐらい塗るよう命令しないから俺に返り討ちに遭うんだぜ?」
カミラの不気味な笑みと心を凍てつかせる冷徹かつ高揚した声音で聞かされる言葉にフィルラインはようやくカミラの正体に気付く
。
「その顔はようやくこの女の中の人物に気付いたって顔だな? そうだよ、俺はあんたがこの体の女に殺すよう命令したノックス・イングラムだ」
カミラの体を操っている中身のノックスは地面に倒れているフィルラインの視線まで腰を落として、いつも通りの人を挑発する視線を向けた。
「あんたらは俺達を利用するために調べた。そしてバレないように隠していた。それなのにいつから俺にバレたのか分かるか?」
全身に回る麻痺毒で話せないフィルラインにカミラの体を使ってノックスは楽しそうに質問した。
「答えは事件解決の報酬の一つである学院の魔装工房の貸し出しを提示した時からだ。俺は協力者に俺達の魔装を鍛えてもらったのを口にしたが、その協力者が学院内にいる事を口にした事は一度もないし直接会った事もない。なのに協力者が学院内にいると踏まえたこの報酬内容を提示した時点で俺は学生会と風紀委を警戒した」
ノックスの言葉を聞いたフィルラインは心の中で驚愕する。
まさか最初から警戒されていたとは思いもしなかったからだ。
「そしてこの体の女にも伝えたが、あんたらは俺達が容疑者に絞ったアイリス・ジオグランを邪魔に思っていた事も最初から知っていた。だから俺はポラリスにアイリス・ジオグランを尾行させた。尾行を失敗させやすくしてやるために。ここまで俺の
カミラの体でフィルラインを見るノックスは掌で思い通りに動いてくれた人形を見る子どものような無垢で嗜虐的な笑みを向けた。
「あんたも最初から警戒するべきだった。こんなメリットの少ない、俺達にとってデメリットがだらけの条件に追加報酬を要求しなかった時点で」
ラインハルトも言っていた追加報酬を要求しなかったノックスの真意がカミラの口から告げられる。
「犯人が学生会と風紀委の誰かだと知られれば学生会や風紀委だけでなく、学院側がこの事件の真実を隠蔽する。特に犯人に殺されそうになった上、犯人を突き止めた俺達が要求する事は受け入れるしかない。これ以上ないメリットが俺達の前に転がってくる。だから報酬の条件を追加しなかった。俺達が解決してしまえば追加せざるを得なくなるのが分かってたからだ」
無邪気な子どもにも邪悪な悪魔にもとれる表情をカミラの顔で浮かべてノックスは追加報酬を要求しなかった真意を話した。
「これであんたと話す内容が尽きた。あんたらは自分達の都合で俺を殺そうとした。だから俺はあんたらが生きてる間、殺されるよりも
カミラの体を借りて話すノックスの姿はまるで地獄に住まう悪魔のようだった。
そう言い残すとカミラの体は立ち上がりフィルライン達が進んできた元の方向へ戻っていく。
フィルラインの視界には薄暗い地下水路の奥へ消えていくカミラの後ろ姿が遠くへ消えていくのだけが映る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます