第19話 最悪の相棒

 第一闘技場の対戦場へ到着したポラリスは観客席の学生達から浴びせられる誹謗中傷の内容がいつもと違う事に気付く。


「一人しか来てないぞ⁉ あの平民⁉」

「ついに仲間割れしたか⁉」

「今まで一人で勝てないから袋叩きしていた卑怯者が今更一人で何ができると思ってるの⁉」


 ポラリス一人で現れた途端、観客席の学生達から今までの報いを受ける事を望む声が第一闘技場に巻き起こる。

 その心無い観客の声の渦の中にいるポラリスの向かいには今回の定期試験の対戦相手である二回生のアルフレット・ノルフィンがすでに対戦場フィールドに到着していた。

「今回は一人か? 《苗字なし《ネームレス》》?」

「えぇ。オレ以外は急用で席を外しています」


 身寄りのない平民のポラリスに対して最上級の差別用語である《苗字なし》と呼ぶアルフレットにポラリスは眼光を輝かせるだけで感情を荒げずに落ち着いていた。


「ですので、オレ一人で試験の相手をさせていただきます。アルフレット・ノルフィン殿」

「そうですか。だったら精々観客の見世物になってもらうぞ!」


 ポラリスとアルフレットは互いに魔力を練り出し臨戦状態になる。


『それでは本科二回生アルフレット・ノルフィンと本科一回生ポラリス、ノックス・イングラムの試験を開始します。戦闘準備はできましたか?』

 場内アナウンスが第一闘技場に響き渡るとポラリスは左手を背中に回し、《漆黒の魔剣シリウス》を抜剣した。


『試験開始!』


 場内アナウンスが試験の開始を告げるとポラリスはすぐにアルフレットの懐へ駆け寄る。

 駆け寄るポラリスは右手の漆黒の魔剣に魔力を流して紫色の雷光を纏わせる。

 左手で印を結びポラリスは自身の周囲に大量の水を生成する。


 攻撃準備をするポラリスにアルフレットは鼻で笑う。

 ポラリスはアルフレットが鼻で笑った瞬間、すぐに前進していた足を止めて右へ進行方向を変えた。

 進行方向を変えたポラリスの周囲に漂う水が見えない何かに穿たれて形を変えた。

 アルフレットは進行方向を変えたポラリスに顔をしかめた。


 ポラリスは周囲に漂う水の形状を制御して槍を形成した。

 形成した水の槍は瞬時に凍結して鋭利な氷の槍に状態変化。アルフレットの元へ放たれる。

 ポラリスの魔導のよってアルフレットに向かって放たれた氷の槍はすぐにアルフレットの目の前まで飛んでいく。しかしアルフレットの目の前まで飛んでいった氷の槍は全て目の前で急激に減速してすぐ近くで粉々に砕け散った。


「俺の最初の風の砲撃を避けたのは良い動きだ。魔力が視えない貴様が直感で躱しただけでも称えるべきだろうが、その上、俺の風の三重結界の二つを貫通した事も驚きだ」


 アルフレットはポラリスの放った氷の槍が目の前で粉々に砕けた後、試験開始から今までの自分の魔導の攻防にポラリスの対応を称賛した。

 ポラリスは称賛を送ったアルフレットに何も返事を返さず漆黒の魔剣を振り、紫色の雷光をアルフレットに放つ。


 雷光をアルフレットは自身に風を纏わせて瞬時に空中へ回避した。

 アルフレットが空中に回避すると放たれた雷光は空を進み対戦場フィールドの壁に衝突すると雷鳴を轟かせた。


「称賛している相手に無言で攻撃するのは礼儀がなってないんじゃないか?」

「生憎、オレはあんたら貴族が言うように育ちが良くないんでね。礼儀もクソもないんだ!」


 アルフレットの言葉にポラリスは切羽詰まっている事を顔に出さず強気な言葉を返した。

 ノックスが前に言ったようにノックスとマンゲツがいれば獲得点数が千点越えの戦いができる。しかしそれはノックスとマンゲツがいればの話だ。


 ポラリス単体では魔力が視えないせいで風を操るアルフレットは最悪の対戦相手だ。だからこそポラリスは一切の油断やアルフレットのわずかな仕草を見逃すわけにはいかなかった。


 一瞬の隙が生じた時点で負けに直結する事をポラリスは察しているからだ。

 空中に移動したアルフレットにポラリスはすぐに氷の槍を生成して放った。

 ポラリスが放った氷の槍をアルフレットは空中を自由自在に動き飛んでくる氷の槍を躱す。


 氷の槍を全て躱したアルフレットは周囲に漂う水がなくなったポラリスに再び風の砲撃を放った。

 ポラリスはアルフレットのわずかな仕草の機微に気付き、すぐにその場から離れた。

 ポラリスがすぐに距離を取った場所が見えない何かに穿たれたように対戦場の地面が叩き潰されて土の破片が飛び散った。


「いつまで躱し切れる⁉」


 アルフレットは嘲笑して対戦場を走り回るポラリスに次々を風の砲撃を放っていく。

 ポラリスの走り回る後ろから地面を抉る風の砲撃が襲い掛かる中、ポラリスは一切アルフレットを視界から外さなかった。


 アルフレットはこちらへ視線を変えないポラリスに違和感を覚える。

 それに気付いた時には空中にいるアルフレットの背後から飛んでくる氷の槍が風の結界を一つ貫通していた。


「なぜ氷の槍が背後に⁉」


 驚愕するアルフレットにポラリスは口角を上げた。

 アルフレットがポラリスの放った氷の槍を空中で躱した後、ポラリスは風の砲撃を躱しながら躱された氷の槍の進行方向を変えて風の砲撃に集中して空中で留まった時を狙った。


「だがその攻撃は俺に届かない!」


 風の三重結界の一つを貫通した氷の槍は二つ目の風の結界に突き刺さった途端、急激に進行速度が減速した。

 二つ目の結界を貫いた氷の槍はすでに空中で停止してアルフレットに届かなかった。


 しかしアルフレットに届かなかったはずの氷の槍を見たポラリスは口角を上げた口元をより吊り上げて奥歯を覗かせた。

 ポラリスは背中に隠した左手の印を結び変えるとアルフレットの背後で止まった氷の槍が一瞬で高温の水蒸気に昇華して爆風が生じた。

 氷の槍が昇華した事による水蒸気の爆風によってアルフレットは地面へ墜落していく。


「戦いの最中は口を閉じる事をお勧めするよ」


 地面に墜落するアルフレットにポラリスは静かな声で助言した。

 風に魔導によってゆっくり地面に着地したアルフレットはすぐに立ち上がりポラリスを睨む。


「《苗字なし《ネームレス》》がイキがってんじゃねえ‼」


 アルフレットがポラリスに激昂した瞬間、ポラリスは上から見えない何かに叩きつけられてうつ伏せになって地面に倒れた。


「グハッ!」


 地面に倒れたポラリスを中心に地面を穿つ跡ができていた。

地面に叩きつけられたポラリスはすぐにアルフレットの風の砲撃を真上から放たれた事に気付いた。


 地面に叩きつけられた衝撃で全身打撲による激痛が奔り口の中が鉄臭くなった。

 ポラリスが地面に倒れた直後、観客席は貴族の敵であるポラリスのみすぼらしい姿に歓喜の渦が巻き起こる。


「分かっただろ? 貴様は俺達貴族の前に存在して良い人間じゃないんだ‼」


 巻き起こる歓声とアルフレットの叫び声は全身に奔る激痛に耐えて剣を杖にしながら立ち上がろうとするポラリスには届かなかった。

 剣を支えにして立ち上がるポラリスにアルフレットの含め観客の学生達は憐れみを帯びた視線を向ける。


「そこまで無様な姿を見せて本当に憐れな奴だ」


 アルフレットは立ち上がったポラリスに風の砲撃を放つ。


「ガハッ‼」


 放たれた風の砲撃はポラリスの腹部に直撃してポラリスは悶絶した。

 腹部に叩きつけられた衝撃にポラリスは膝を付いて口から赤黒い液体が垂れた。

 膝を付いたポラリスはすでに意識が朦朧として観客の嘲笑の歓声が聞こえていなかった。


 ポラリスはただ立ち上がる事だけに集中していた。

 しかし朦朧していく意識が体中の感覚を麻痺させて上手く体が動かせずにいた。



『俺がいない状況で、よく試験を一人で受けようと考えたな? 本当にバカな奴だ』



 意識が朦朧としていく中、ポラリスの頭の中に直接声が響くと、霞んだ視界が晴れていく。

 頭の中に響く声が聞こえたポラリスは口角を上げた。


〈本当にオレの癇に障る言い方が上手い奴だよ! しぶとく生きてたか、ノックス!〉


 霞んでいたポラリスの意識が徐々に晴れていき体中の感覚がはっきりする。


『誰かの独断のせいで当初に獲得できるはずだった点数が千点を下回るのは必至だな』


 一切無駄な事をしないと豪語するノックスなだけはある。

 どんな手を使ったかは知らないが背中を刺されて担架に運ばれた状態でノックスはポラリスの頭の中に話しかけてきた。


『まあ。一人で試験に挑んだのは脚本シナリオ通りだからお前の独断も許してやる。今は有事だ。すぐに試験を終わらせて俺の言う通りに動け!』


 ポラリスの頭の中に話しかけるノックスはいつも通りの人を挑発する口調にポラリスは安堵した。


〈本当にお前は人を駒としか考えない最悪さいこうの相棒だ‼〉

『お前からの誉め言葉として受け取っておいてやる』


 再び立ち上がったポラリスは懐に締まっていた魔装二本を取り出した。

 その姿を見た観客全員は一瞬で無言になる。


「まだ無駄な抵抗をするのか?」


 立ち上がって魔装を新しく取り出すポラリスにアルフレットは呆れた声音で言葉を発した。


『俺の伝える言葉を目の前の奴に伝えるんだ。きっと顔を真っ赤にしてキレるぜ?』


 頭の中に直接話しかけるノックスはポラリスに口にして復唱するように指示を出した。


『「その判断をするのはあんたが負けてからの方が殊勝だぜ? もしあんたが負けたらもう貴族社会じゃ顔を出せなくなるぜ?」』


 ノックスの言った通り、ポラリスが声に出して復唱した途端、目の前のアルフレットは額に筋をいくつも浮かび上げて顔を真っ赤にした。


「《苗字なし》《ネームレス》がいい気になってんじゃねえぞ‼ だったらそれを証明して見せろ‼」


 激昂して叫ぶアルフレットは目の前のポラリスに殺気を帯びた眼光で睨む。


「そこまで言うなら証明してやるよ——」


 そう言うとポラリスは手に持っていた二本の柄だけの魔装を自分の頭上に投げ上げた。


「この《疾風の魔剣プロキオン》と《陽光の魔剣ペテルギウス》でな‼」


 ポラリスが投げ上げた二本の柄がポラリスの魔力と連結リンクすると柄から風を纏う透明な大剣と純白の輝きを放つ光の大剣が顕現する。


「これからオレ達の踏み台になってもらうぜ? 負け犬」



 一日前に今月の定期試験を終えたセリアは第一闘技場の観客席に来ていた。

 対戦場に一人で現れたポラリスはアルフレットと序盤は善戦をしていたがアルフレットの風の砲撃を受けてから流れが一変した。


「何してるのよ……! こんなのあんたらしくない……!」


 立ち上がるのすらままならなかったポラリスの姿を見て、いつもの決闘で見せていた『勝利への執念』も『対戦相手への敬意』が感じられない虚空の瞳をしているポラリスにセリアは怒りよりも不安を覚えた。

 無意識にセリアは手を組んで祈るようにしてポラリスを見た。


「こんなところで負けるなんて、許さないわ……」


 周囲の学生はボロボロのポラリスに今までにない歓声を上げる中、セリアは目を瞑りポラリスに立ち上がって今まで通りの姿を見せてほしいと切実に願った。


〈お願い! 神様! あいつを……ポラリスを助けて!〉


 セリアが心の中で願った途端、歓声を上げた観客が一気に静かになった。

 セリアは目を開くと視界にはさっきまで立ち上がる事もままならなかったポラリスが立ち上がっていた。

 セリアの視界に映るポラリスはいつも通りの『勝利への執念』と『対戦相手への敬意』が宿っていた。


「何よ……。立てるならすぐに立ち上がりなさいよ……」


 いつものように勝気な言葉を口にするが、セリアの赤い瞳には涙が溜まっていた。


『感激しているところ悪いが、あんたにやってもらう事がある。セリア・ジオグラン』

「えっ? 何?」


 セリアは耳から聞こえた時の感覚と違う頭の中に直接聞こえてくるような声が響いた。

 周囲はポラリスが再び立ち上がった事で沈黙していて誰かが話したとは考えられない。


『事情は後で説明するから今は俺の指示に従え。妹が事件の濡れ衣で捕まってもいいのか?』

〈アイリスが⁉〉


 頭の中に響く声は急に妹の話題を出して『事件』や『捕まる』という不穏な単語を出す。


『今の状況を簡潔に説明する。時間が惜しいから質問は受け付けない。しっかり聞いて事態を理解しろ』


 頭の中に響く声は今起こっている事件の犯人がアイリスに濡れ衣を着せて自分達が助かろうとしている事を伝えた。


『——という事だ。今から風紀委室に行け。向かう道中で風紀委室へ行く理由を説明する』


 セリアはなぜ自分の頭の中に語り掛けているのか理解できないが、語り掛ける声に嘘を吐いているような支離滅裂な内容ではない事は理解できた。


〈あんたの話を全部信用するわけじゃないけど、あんたの話が信用できるか調べるために一旦話に乗ってやるわ!〉


 セリアは心の中で頭に響く声に返事を返してすぐに走り出して第一闘技場を後にした。



 ポラリスの手元から投げ上げられた魔装である疾風の魔剣プロキオンと陽光の魔剣ペテルギウスは自然落下する事なく宙に浮いていた。


『真上から風の砲撃が飛んでくる! 疾風の魔剣の風で消し飛ばせ!』


 頭の中に響くノックスの指示通り疾風の魔剣が纏う風を操り自分の真上に突風を吹き上げた。

 疾風の魔剣から放った突風がポラリスの真上に吹き上げた瞬間、アルフレットが真上から撃ち落とした風の砲撃と衝突して空中で風の奔流が起きた。


「なっ⁉ なぜ今の攻撃を防げた⁉」


 アルフレットは魔力が視えないはずのポラリスがアルフレットの撃ち落とした風の砲撃を疾風の魔剣から吹き荒れた突風による防御に驚愕した。

 アルフレットは顔を歪めてポラリスへ四方八方に向かって風の砲撃を次々に放った。


『お前の四方八方から風の砲撃が飛んでくる! 前方に突風を放って道をつくれ! そしてすぐに前へ走れ!』


 ノックスの指示通り、疾風の魔剣を制御して風を巻き起こす。

 はたから見れば疾風の魔剣は独りでに廻り出しながら強烈な突風を発生させていた。

 疾風の魔剣から発生した突風はポラリスの前に吹き荒れた前方から飛んでくる風の砲撃と衝突して風の奔流を生み出す。


 風の奔流はすぐに散り去ってポラリスの前方に道をつくり出す。

 ポラリスはつくり出した道を走って前進するとアルフレットが放った風の砲撃は全弾ポラリスが先程までいた場所を集中放火して地面を幾度も抉り続ける。


「そんなオレばかりに気を取られていいのか?」


 ポラリスはアルフレットに聞こえる声で声を発すると氷の槍を生成した。

 ポラリスは生成した氷の槍をアルフレットに放つと、アルフレットは飛んでくる氷の槍に集中する。

 アルフレットは風の結界に集中して先程以上に風の結界を強化する。

 飛んでくる氷の槍はアルフレットの風の結界の一つ目に突き刺さった瞬間、氷の槍の動きが止まって亀裂が入った。


「これでさっきみたいな奇策は通用しない!」


 氷の槍に亀裂が入るとアルフレットは下卑た笑みを浮かべると、ポラリスは不敵な笑みを浮かべていた。

 アルフレットがそれに気付いた時にはもう遅かった。

 光る陽光の魔剣の切っ先からアルフレットに向かって光の槍が放たれた。

 アルフレットに飛んでくる光の槍は強化された風の三重結界をすり抜けてアルフレットの脇腹を掠めた。


「ガッ‼」


 光の槍が脇腹を掠めて地面に突き刺さるとアルフレットは脇腹に奔る激痛に苦悶の表情を浮かべて地面に膝を付いた。

 膝を付いたアルフレットは脇腹から光の槍で貫かれ傷が焼き固められて奔る激痛に身動きが取れなくなっていると、ポラリスはアルフレットの体に魔装の剣三本の切っ先を向けた。


「これで証明されたな? アルフレット・ノルフィン?」


 ポラリスはアルフレットに先程の発言が証明された事を告げるとアルフレットは脇腹の激痛によって意識を失い顔から地面に倒れた。


『試験終了! アルフレット・ノルフィンが意識消失のため、この試験はポラリス、ノックス・イングラムの勝利です。アルフレット・ノルフィンの獲得点数は五百三十三点。ポラリス、ノックス・イングラムの獲得点数は千二点です』


 場内アナウンスがポラリスの勝利と獲得点数を公表した直後、観客の学生達は騒然する。


「嘘だろ⁉ あの平民が一人で勝ちやがった‼」

「しかも千点を超えたぞ‼」

「初の試験で千点を超えた奴は二回生の二人組デュオ以来だ‼」


 観客が騒然とする理由、元々二人組のポラリスが一人で二回生の最強の二人組以来の定期試験で千点越えを叩き出した事に観客は信じられない光景に騒然する以外できなくなっていた。


『まさか千点を超えるとは思わなかったぜ』


 ポラリスの頭に流れてくるノックスの声は告げた言葉は観客と違い平坦なものだった。


〈思ってもない事言うなよ〉


 倒れたアルフレットに向けていた漆黒の魔剣を納剣して宙に浮く疾風の魔剣と陽光の魔剣から刀身が消えて柄のみになってポラリスの手元に戻った。


『試験が終わったが、まだお前にはやってもらう事が残ってる。すぐに俺が言う場所に迎え』


 ポラリスが試験を終えてすぐノックスは新たな指示を出した。


〈今度は事件の事か?〉

『お前にしては察しが良いな? 容疑者のアイリス・ジオグランが真犯人に濡れ衣を着せられた』


 ノックスからアイリスの現状を聞いた瞬間、ポラリスは目を大きく開く。


『第三闘技場近くで取り押さえられている! すぐにそこへ向かえ!』


 ノックスがポラリスの頭の中で指示を出した直後、ポラリスは第一闘技場から出るために走っていく。

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