第4話 実験其ノ壱
あれは16歳になってからしばらくした頃、
「新しい護衛?」
「あぁ護衛と言っても対象が刀なんだ。」
「刀一本に父さんレベルの人が駆り出されるのか?不思議やな〜?」
「刀といっても妖刀だ。お前も知ってるだろ?神殺しと呼ばれる妖刀のこと。」
聞いた事はある。傭兵してた時仲間からなんでも自らの命と引き換えに神でさえも切り殺す悪魔の刀があったと。妖刀と呼ばれるだけあって人を選んでるみたいだが
「じゃあ、なんであの刀の護衛なんてするんだよ?」
「聞いてないのか?お前のとこの鳴神探偵事務所に実験の依頼をしたそうでな。」
「あ〜、先輩がなんか言ってたような……」
「……お前ちゃんと仕事してるのか?」
「失敬な、依頼はちゃーんとこなしてるぜ。話はよく忘れるけど」
「忘れるな……」
てな感じで実験着いてきたら俺が妖刀使うことになってクラスⅡと戦うハメになって、逃げようとした3人と戦った2人が死んで俺が倒したんだっけ?まぁ、蘇生能力持ってる月パイセンいるからいっか。
「それにしても、本当にこの刀があの【地獄門:閻魔】なのか?一切反動ないんだけど?」
その辺も父さんとかに聞くか
転生して異世界(現代)SFなロボットの存在する世界を満喫するお話 @hakainokakite
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