第3話 転生:弐 後編
あ、怪物って何〜?って思うでしょう。この世界には、魔法なんて物があるんですが、それは普通では有り得ない事なんですよね、まぁ法則無視って程ではないのですけど……その有り得ない事との均等をとろうと世界が行うのが魔法のような現象の発現なんですよ簡単に言うと魔法1回につき、怪物、異常な気候変動などが起こるみたいなものです。さすがに1:1の割合じゃないけど……その怪物をこの世界では【不浄の獣】なんて呼んでます。強さ順でクラスⅠ、クラスⅡ、クラスⅢ、クラスⅣが存在します、してるんです。基本俺たちのような一般兵(傭兵モドキ)はクラスⅠのみを対応してるんですけど、私たちの上司が阿呆な野郎ばっかでクラスⅢの仕事を取ってきやがって今戦っています、俺アルバイトなんに……
来た時は俺たち含め3500名程いたんですが、もう500にまで減らされています。やっぱクラスⅡは、別格よなとりあえずこれより本格的に、俺も戦闘に参加しようと思います。
「はぁ、アルバイトの昇給制度ってあったっけ。」
「おい、亜門!危ねぇぞ!高校生なんだから下がってろ!!!」「そうだよ、下がりな!私たちが囮になるし!!」
なんか言ってるけどいいや。
俺の持ってるのは妖刀一本にオートマチックの拳銃二丁、残弾は約200発、敵はクラスⅡが2体。サイコーだね、縛りプレイってゲーマーの得意技だよね。
【意識的に】人間のリミッターを外した俺は、走り出し攻撃を開始した。
本来クラスⅡは特殊部隊の隊員が対処するのだが、肉体チートを持ってる俺でも戦えるから本来なら被害は少なく済んだはずなのにな〜まぁチート持ってるなんて信用されんから仕方ないか。
怪物は2足歩行のトカゲで軽く2mはある。
「あんな巨体なら膝とかやられたらキツいやろうな。……膝やってから、頭に入れるか」
まず、一体のトカゲに近づき片膝に26発、計52発打ち込み倒れさせ刀でトカゲの体を回るように、切り裂いていき首を切断。
そのまま、もう一体に接近し胸の辺りに連射しまくる、相手が攻撃してきたので【目視】してから避けて首を切り勝利。
この間30秒、クラスⅡくらいだと、このくらいの速度で攻撃しないと反撃をくらう、マジ化け物やな獣なんにトカゲやし
てか、そもそも俺なんでこの仕事することなったんだっけ?
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