第19話 英語で煽る方法
驚きの宣告を受けた2人は、途方に暮れていた。
「と、とにかく、そこら辺の人にみちびキーの情報を聞いてみよう⁉︎………ね⁉︎⁉︎⁉︎ほら、あそこに誰かいるじゃん!」
ロックは砂浜で寝ている人に話しかけた。
「す、すみません。みちびキーの片割れを見ませんでしたか?」
「Hmm? What is it? Michibi key? I don't know. I'm sleeping. I'm tired because I just came back from another world recently. I was about to be defeated by a hero, but I managed to survive! Demon king is tough~! I don't understand why I have to be defeated even though I just came to travel to another world. Don't you guys think so too?(ん?なんだ?みちびキー?知らん。俺寝てるんだよ。つい最近異世界から帰ってきたから疲れているんだ。勇者とかいう奴に討伐されそうになったんだけど、なんとか生還したぞ!魔王って大変〜!なんで異世界に旅行に来ただけなのに倒されなきゃならんのかわけわからん。お前らもそう思わないか?)」
「え⁉︎英語⁉︎俺英語わからないんだけど」
「Is that so? Thank you for your hard work. I think so too, but isn't the name of the demon king wrong? I think it's discrimination to distinguish by name.( そうでしたか。おつかれ様です。僕も思いますが、魔王という名前がいけないのではないでしょうか?名前で区別するなんて差別だと思いますが)」
「ちょ、あの、無視しないでもらえませんか?」
「What!?︎ This person can't even speak English!?︎ I'm so mad!!!!!!(えぇ⁉︎この人英語もできないの⁉︎頭わっる!!!!!!)」
「That's right. This person can't even speak English! You're stupid, aren't you? As much as the author.(そうなんです。この人英語もできないんです!頭悪いですよね〜。筆者と同じくらい)」
What? I can speak a little English too! Unlike the guy who can only do Tsukkomi there!!!!!!!!!!!!!!!!!!(は?俺だって少しくらいは英語できるわ!そこのツッコミしかできない奴と違って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
「あの、すみません……」
「ロック、知らないうちに煽られているよ?」
「マジ?英語わからなくてよかった〜〜」
「バカだって言われているよwwwww」
「知識って残酷」
「とにかくみちびキーは知らないって」
「そうか……………じゃあ尋ねなきゃよかった」
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