わっこん

@nabukumi

第0話 和紺

2035年世界に激震が走った。


殺人が合法化されたのだ。突如として「和紺」と名乗る宗教団体が世界を乗っ取ったのだ。和紺は、瞬く間に世界の実権を握り「罪」という概念を無くしていった。

警察組織、裁判、刑事施設などはどんどんつぶされていき殺人、窃盗、恐喝などありとあらゆる犯罪が合法化された。今の世界では「むしゃくしゃして無差別殺人」、「店員の接客態度が悪いから射殺」なんてことは日常茶飯事だ。いつもみんながおびえながら暮らしてる。

ある時、「なぜこんなことをするのですか?」と質問したやつがいた。

教団の信者は、「人類に進化を促すためだ」と言い質問したやつを撃ち殺した。

いかれていた。始めのうちは世間から批判され非難轟々だったが、あることが始まってから和紺への非難はピタリとやんだ。信者共は「人類のためだ」とのたまい道行く民間人を殺すのだ。

信者に妻を殺され、その怒りから信者を殺した男がいた。翌日、男は両手両足を根元から切り落とされ、あざだらけの全裸で生きたまま吊るされ射殺された。


見せしめにされたのだ。


和紺に逆らったら「こう」なるのだと。


誰もが今の世の中に疑問を持っている。


そして、誰もがこの地獄から救い出して欲しかった


人々は、願った。


「誰でもいいからここから救い出してくれ」














はい。nabukumiでーす。

えーっと、ここまでがこの話の前置きです。

前置きめちゃ長いんすけど、ここから本編が始まるマス。

ダークファンタジー的なものを作ろうかなーとおもっております。

これは0話みたいな感じに思ってくれたら嬉しいです。

次回から頑張るマス。







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