第152話 次の予定は新發田さんとの小規模同人イベントだったな
さて、東雲さんの誕生日パーティも終わったし、
まあだからといってこれで一生食っていけるとは思わないけども、学生のバイトと考えれば十分な収入だ。
そして今後の女の子との行動予定で一番最初なのは7月21日の
というわけで翌日金曜日の午前中の授業が終わったら放課後はパティスリーでのバイトだ。
そして放課後になり、
「秦君、バイト先まで一緒に行きませんか?」
「あ、うん、俺もちょうど同じことを言おうと思ってたところだったよ」
「ウフフ、奇遇ですね」
俺たちは並んで校門を出て、バイト先のパティスリーへ向かう。
「
俺がそう聞くと
「はい、最初は私に接客なんて出来るかなってすごく不安でしたけど、困ったときは
それに私、意外と接客は嫌じゃなかったみたいです」
「うん、それなら良かったよ」
接客業といってもモンスタークレーマーみたいな客じゃなきゃ大体はなんとかなるんだよな。
風俗の受付は酔っ払いも多かったからそれなりに大変だったけど。
まあだからこそクレーム処理をするコールセンターのテレオペとかは大変なんだろうけど。
「それに……お二人共無理しないで少しずつ慣れていってくれればいいって言ってくれてますので」
「そっか、
職場によっては直ぐに仕事を覚えろみたいなところもあるみたいだし」
「はい、本当いい職場で良かったです」
「そういえば最近は銃剣乱舞の方はどんな感じ?」
「銃剣乱舞はやっぱりちょっと飽きてしまったので時間に余裕があれば少しずつやるって感じです。
あ、でもネットの二次創作小説とか漫画はちょくちょく読んでいますけどね」
「なるほど。
ゲームより小説や漫画のほうが面白いっていうのは俺も何となく分かるよ。
けど、こんな感じでクラスの女のことも仲良くできたらいいんだけど」
俺がそう言うと
「男の子と違って女の子はゲームや漫画、アニメが好きって言う人は少ないですからね。
少なくとも表立っては」
「まあ、確かに女の子にはオタク的な趣味については表立っては話しづらいか。
俺はあんまり気にしないけど」
「なので、秦くんが
「ああ、それなら本当良かったよ」
まあ、ゴリゴリのBL好きな腐女子である
そんな話をしている間にバイト先に到着。
「おはようございます」
「おはようございます。
「はい、おはようございます。
おやおや、今日はそちらの二人で一緒に出勤ですか?」
「前も思ったけど二人は仲良しだね」
それに対して
「ええ、秦くんはクラスメイトですし、趣味のお話もできますからね」
前に今感じでからかわれたことがあった気がするけども、その時に比べても
俺は奥に行って
「
「ええ、動画を上げる前と比べれが一日平均で20組20000円ほど一日の売り上げが上がっています。
とてもありがたいですよ」
一日で来客が20組も増えたのか、知名度ってやっぱり大事だよな。
新規客を獲得し、リピーターにしつつ、顧客の購入回数を増やす事ができればこれくらいは行けるのかもしれないが。
風俗の場合は単価が高いので顧客の購入回数を増やすというのは難しいけどな。
「おお、それはよかったです。
やっぱり売上には来客数を増やすのがが一番ですもんね。
業態によっては客単価でなんとかできる場合もありますけど、一日の売上で20000円増えてるなら月で500万ぐらいは増えてますよね」
「ええ、なのでできれば、二人にももう少しシフトに入ってもらえると私は助かります」
「そしたら俺と
「ええ、金曜日の夕方や土曜日もできればお昼すぎまでいていただけると助かりますね」
「わかりました。
ではなるべくそうしますね」
そして
「わたしもお金が必要ですし、いまは授業は午前中だけですからできるだけシフトに入りたいです」
それに対して
「軍資金はいっぱい必要だし私もたくさん働きますよ」
二人は同人誌を買うための金をここのバイトでなんとかするつもりらしい。
俺も今までは土曜日に色々やることが多かったが、今後は減らしていけばなんとかなるだろう
「本当に秦君がうちのお店へ来てくれて、本当に助かっていますよ」
「いえいえ、それほどでもないですよ。
実際そんなに働けてるわけでもないですし」
「でも、掃除や下ごしらえなどの普通はやりたがらないことを率先してやってくれて助かっていますよ」
「そういうのは飲食だと特に大事ですからね」
まあ、なんだかんだで優しい女性のオーナーパティシエや同僚がいるというのはやる気モデルというものだが、男って単純だよな。
結局その後ニ仕事が始まるとなんだかんだとお客さんがひっきりなしに来てバタバタしていたので、そのまま上がりの時間になってしまった。
たしかに会社帰りの夕方だけでなく、平日の午後の時間帯でも結構お客さんが来るようになっているみたいだ。
そして、
「では、秦君と
秦君は明日はまた7時からで、あすはどのくらいまで残れますか?」
「明日は特に予定はないので夕方あでいても大丈夫です」
「では秦君の上りは16時にして、
9時間拘束でそのうち1時間を二人が被っていてなるべく余裕がある時間での休憩に当てる感じでお願いしますね」
「了解です」
俺がそう答えると、
「わかりました」
そして俺たちは着替えてパティスリーを後にした。
「秦君、同人イベント楽しみですね」
笑顔で
「うん、
「はい、私もそう思います」
そういう
予定
7月21日:
7月29日:
8月1・2・3日:文ちゃんと海
8月5・6・7・8日:
8月10日:文ちゃんの誕生日
8月のお盆:
8月20日:
8月23日:
8月26・27日:弥生ちゃんとTDR
7月末と8月末:
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