第143話 一学期の期末テストもまあ大丈夫だろう、そして東雲さんの誕生日はどうするかだな
さて、中間テストの時は割と余裕を持って勉強していたのだが期末テストではだいぶドタバタに成ってしまった。
もう少し計画的に勉強は進めるべきなんだけどな。
火曜日から期末試験が始まったが、朝食を文ちゃんと一緒にとり、途中まで電車で一緒に通学しながら単語帳などで単語を覚えつつ学校へ登校した後、試験を受けて、昼食は
「文ちゃん、自分のテスト勉強も有るのに俺に教えてくれて本当悪いな」
俺がそういうと文ちゃんはニコッとっ微笑みながら言った。
「大丈夫大丈夫。
僕もあっちゃんに教えながら自分の勉強もしてるし、それにあっちゃんに頼られるのは悪い気分じゃないしね」
「結局センター試験に出題される問題を重点的にやっておけば高校の定期試験の出題範囲大体は問題ないってことかな」
「うん、うちの学校はそう言うのまで教えてくれるからね」
「さすが千葉県でも有数の進学校だよな」
「まあ、それがいいことかどうかはまた別の問題だとも思うけどね」
そして(自称)進学校w といわれている俺の学校のテストは千葉県でも偏差値が最上位の県立船橋の問題に比べてそこまで難しいものではなかった。
文ちゃんの適切な助言もあって、周りからもカツカツというペンが机と当たる音が聞こえてくるが、それは時折止まっているのに対して俺はほとんどすらすらと書き込めている。
持つべきはチートな頭の良さを持つ幼馴染だよなぁ。
その調子で基本五教科の数学・国語・英語・理科・社会10科目に加えて実技教科の筆記試験もすべて終わった。
後は採点されて戻ってくるのを待つだけだ。
というわけで放課後なんとはなしに集まったいつものメンバーに俺は聞く。
「そういえば来週の水曜日は
俺がそういうと
「プレゼントについてですが、今回はみんなで一緒に見に行ったほうがいいと思います。
そのほうがプレゼントが被ってしまうこともないと思いますし」
「たしかにそうかもな」
そして
「秦ピッピは結局面倒くさいことに成ってたみたいだしねー」
「まあ、それもたしかになぁ。
んじゃ明日俺のバイトが終わったら、船橋駅前に集まってとりあえず西部デパート別館のロストに行ってプレゼントをみつくろってみようか」
俺がそういうと
「前もはじめからそうしておけばよかったのよ」
「まあ、今から思えばそうだったな。
プレゼントを買いに行くのはいいとして誕生日パーティはどうしようか?」
俺がそういうと
「またカラオケルームを借りるとかしようとするとそれなりにお金もかかるだろうから、今回はあたしんちでパーティをやってもいいよ」
「
「秦ピッピの金銭感覚が異常なだけだよ」
「お、おう、それについてはあんまり否定できないぜ」
「まあ、秦ピッピのバイト先のケーキは美味しいから、ケーキは用意してくれると、うれしいかな」
「了解」
というわけで明日はみんなで買い物で水曜日は東雲さんの家で誕生日パーティだな。
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