第104話 本当に女の子の連絡網の伝達速度の速さは怖いよな
さて、
まあ、泊りがけでキャンプをしようという話にもなると、俺や
そして、
そして帰り際に
「秦君、今日はありがとうございました。
お陰様でクラスの女の子ともお話が出来るようになれたと思います」
「ん、それならよかったよ」
今までは
「あ、問題なければ
「あ、はい、私の誕生日は9月7日です」
「ん、了解」
「ちなみに
「私のバースデーは1月の21日デスヨー」
「ふふふむ、1月か。
教えてくれてサンキューな」
「イエイエデース」
3人は先に店を出て、そして俺も上がりの時間になった。
「お疲れ様でした、では、また明日よろしくお願いしますね」
にこにこと笑って
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
俺がそう答えると
「はい、明日も頑張りましょう」
「ちなみに
「私は12月14日だよ」
「なるほど、12月14日とかだとクリスマスイブとかと被り気味ですね」
「そうなんだよね。
完全にかぶってるわけじゃないからパ-ティを一緒にされるとかはないけど」
ん? 誰かからSNSにメッセージが来たか?
メッセージの送り主はふみちゃんだった。
『あっちゃん、夏にクラスの女の子とあちこちお出かけするんだって?』
へ?
なんでふみちゃんがそのこと知ってるんだ?
まあ、女の子の連絡網の広さと速さは半端ないからなぁ。
一見つながりがない女の子の所にも間に何人かはいって情報は伝わったりするもんだし。
まあ、別に隠すつもりはないので素直に答えておこう。
『うん、同人のイベントに行ってみたり、ホタル鑑賞してみたり、山にキャンプしに行ってみたりする予定だね』
『むー、じゃあ僕もあっちゃんと海に行って泳いだりしたいよ』
『ああ、夏なら海で泳ぐのもやりたいよね。
海だとクラゲが出るお盆前にはいかないとやばそうだけど』
『たしかにそうだね。
日帰りとか一泊二日だと忙しないし二泊三日くらいで一日ゆっくりできるようにしようよ』
『そうなると、これも俺とふみちゃんの両親にスケジュール合わせてもらう必要がありそうだね』
『明後日の買い物の前に少し話とかしていけばいいんじゃないかな?』
『確かに早めに相談はしておくべきかもね。
うちの両親とは帰ったら相談してみるよ』
『約束だよー』
そしてふみちゃんとのやり取りが終わったら今度は弥生ちゃんからメッセージが来た。
『あっくん、クラスの女の子やお隣さんと夏休み一緒に出掛けるんでしょ?
私は誘ってくれないの?』
『え?
いや、そんなつもりはないけど……弥生ちゃんだと行きたいところは
『あ、うん、トロピカルスプラッシュみたいな夏限定の水を使うアトラクションとか食事のメニューとかもいっぱいあるし絶対行きたいよね』
『了解、ちょっとスケジュール調整して日時連絡するね』
『うん、楽しみだよー』
『ちなみに弥生ちゃんお誕生日ってひな祭りの3月3日だったよね』
『うん、そうだよ。
ちゃんと覚えててくれたんだ』
『まあね』
確か弥生ちゃん、ひな祭りと誕生日が一緒でちょっと損した気がするといっていた気がするんだよな。
『じゃあ楽しみに待ってるねー』
『ん、なるべく早めに連絡できるようにするよ』
予定
今週末日曜:ふみちゃんと買い物デート
来週土曜:ふみちゃんの学校の文化祭
6月25日:広瀬君の誕生日
7月10日:東雲さん誕生日
8月のお盆:
未定:
未定:
未定:
未定:ふみちゃんと海
未定:弥生ちゃんと
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